0528 黒川博行「色川さんのこと」 | 文学つぶやきアーカイブスPART2

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その日手に取った本の、印象に残った文章を書き留めています

「人間、三十を過ぎたら目上も目下もない。みんな対等の友達です」色川さんはそういい、自然体でつきあってくれた。果して、私が年をとったとき、若い人とそんな器の大きいつきあいができるのか、自問してみるが、自信はない。(黒川博行「色川さんのこと」田畑書店)