三男・友達との別れ | ワンライフプロジェクトのブログ

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平成18年(2006年)に 福岡県筑後市で 『ワンライフプロジェクト』 という活動を立ち上げました。
『たったひとつの命だから』この一行の言葉にあなたは何とつなげますか?
 

三男のスマホが鳴った。
高校時代のクラスメートの女の子から。
久しぶりに飲み会の誘いかな…くらいの気持ちで出たはず。


ところが
悲しい悲しい悲しい知らせが待っていました。

クラスメートだった男の子が亡くなっていたというお知らせだったのです。


は?なんで?なんで?なんで?

何度も何度も繰り返す。


原因は『白血病』


あいつ、戦ってたんだしょぼん
知らなかった…
そう言って、顔がひきつりました。

病気だということを周りに言ってたらしいけど
『冗談やめろや』
くらいにしか受けとめてもらえず
誰も本気にしなかったといいます。

そりゃそうだ。
よくわかる。


21才という若さで旅立った友に
会いに行く‼
会いに行こう‼
お線香あげさせてもらおう❗
そう言いながら、上の空。


何も手につかない。
   【動揺】


初めて、身近な人の死に直面した息子。


ああ……………よみがえる感覚。
そうだった、私もそうだった。
二十歳で親友の死を知った時、『車の中』で一人でワンワン泣きました。

成人式の元気な姿があったから
信じようがなかったのです。
でもそれは紛れもない事実でした。
息子も同じ経験をするなんてしょぼん


その友達は、いつも一番前の席で『いじられキャラ』君だったらしく
いくつかの思い出話を勝手に始めて…


そして、昨夜、仕事が終わって沢山のクラスメートでおまいりさせてもらいました。

『沢山の人数でお邪魔したら迷惑じゃなかろうか』と心配をしていた息子でしたが

お父さんと妹さんが、全員を相手に全容を話してくださったそうです。

友達が、病気と戦った数年間のこと・どんな風に生き抜いてくれたのかを…


言葉少なに私にも話してくれました。

お母さまは
奥の部屋から出てこられなかったそうですしょぼん

そうでしょうね、私もそうなるだろうなしょぼん

それが母親というもの
誰がかわいい我が子を失って
すぐ立ち直れる人がいましょうか

もうすぐ四十九日だそうです。

一緒に机を並べて過ごしていた友人の命の終わりの時を見て
やっぱり、命はひとつしかない事を知ったようで

まだ、言葉にはならない
いや、命を言葉にするのは難しい
そう言っています。

生ききるしかない、生ききるしか
そして
たった一度の人生ならば
 この物語
  楽しい人生だったと締め括りたい


なんだかんだと、私は52年も生かせてもらっています。

今日、仲間と、やってくる5月20日のワンライフの10才の誕生日の迎え方を話していますが、
『今日をありがとう』です。

本当に本当に、今日にありがとう。
そして、明日もよろしくです。