この春に、15年ぶりに故郷へ帰ってきました。
ここでの新しい生活をスタートさせました。
学生時代から一緒にいた主人と離婚をして、子供達と三人での生活が始まりました。
あんなに好きで結婚した人だったのに
思いやりのある人なのに
いざ、生活をしてみると、それまで見えなかったところがどんどん見えるようになり
私は、優しい女ではなくなっていきました。
実家の両親に心配をかけたくなくて、何の相談も出来ないままでしたが、二人で何度も話し合い、お互いのこれからの人生の為に『離婚』という道を選びました。
同級生達は、出来る事ならやり直せと言いました。
子供達にとって、一番いい道を模索しました。
子供達にとって一番いいのは、『ぎくしゃくしない家であること』
そして『距離を保ちながらも、親子でいること』『別々に住んでも居心地のいい家作りが優先』
だろうと考えました。
実家の近くのアパートに引っ越しました。
いろんなお金を彼に出してもらって、新しいスタートです。
離れてみると、戦う相手を失ったかのような平穏がありました。
子供たちは、それぞれにしっかりやっていくぞと思っているのか、以前より元気になりました。
あんなにダラダラしていた息子達が、お風呂掃除と玄関掃除を率先してやっています。
何故か勉強にも意欲を見せて。
私を支えようとしてくれているのか、
力を合わせなければ、生きていけないぞと思っているのでしょうね。
何が人を成長させてくれるか分からないものです。
父親とは自由に会っていいと言っています。
私が頼りない親なので。
泣くくらいならば
下を向いたままならば
イライラした日々ならば
心がおかしくなる前に勇気を出してみるものですね。
周りから優しい合いの手は伸びてくるものです。
私に、一歩踏み出すチカラをくれた友人・同僚・家族に感謝しかありません。
スッキリした毎日を送ります。
もう、クヨクヨしない
下向かない
笑って過ごします。
彼にもそうあってもらいたい。
お互いに、いい夫婦にはなれなかったけど
幸せを見つけて、報告し合えたらいいなと思います。
今までありがとう。
冷たい奥さんだったこと、反省してます。
さて、私の人生
たったひとつの命だから
たったひとつの命なのだから
私は私らしく生きていきたい
いつも笑顔で
福岡県 42才、女性