北九州高等学園さんでの朗読会の一日 | ワンライフプロジェクトのブログ

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平成18年(2006年)に 福岡県筑後市で 『ワンライフプロジェクト』 という活動を立ち上げました。
『たったひとつの命だから』この一行の言葉にあなたは何とつなげますか?
 

1月30日 北九州高等学園さんにお邪魔してきました




10月に行わせていただいた直方第二中学校さんでの朗読会がきっかけ


北九州支部長・ハナコが心をこめて作った1枚のチラシ


これが、今回の学校の先生に伝わった




心待ちにしていたハナコ


どんな先生に伝わったのだろうと お会い出来る日を楽しみにしていた











そうそう、この日一番の出来事


真ん中のハナコがこのノリで生徒席を見ていたら


一人の女の子が手を振ってくれた


ハナコが手を振り返すと




その女の子が 投げキッスをしてくれた


ハナコがまたお返しを




すると 「ノリがいい~~」 と喜んでくれた


ハナコもノリノリに (ハナコは大阪出身、福岡県民以上にハッスルします)














こんな感じで本番を行っています




今回の朗読会は 『性教育』 の講演としてお招きを受けました


しかし、命の誕生は 『愛』


どんなテーマだろうと 私達が行っている朗読会を観ていただくだけです




中学時代に好きだった男の子との再会を 楽しみにしていた女の子のお話


高校から女の子は遠いところへ引っ越してしまって そのままお付き合いが消滅してしまって




女の子は郷里での成人式に参列して、その男の子に会うことを楽しみにしてた




ところが、男の子は19歳で他界


中学時代 野球バカで誰よりも健康体だった彼が・・・


その日に知って 女の子はただボーゼンと




私達のところに届くメッセージは、悲しみや苦しみと闘う渦中にある人からは届かなかった


渦中にある人は書けないからだと思ってた




ところが この女の子は 好きな男の子の死を知ってわずか10日でメッセージを送ってくれた




『死・生きる・・・』 という事で検索して 私のブログに行き着いてくれた


たくさん読んで書いてくれた




この大切なメッセージを 私は 娘に朗読を託した


音合わせのとき、軽く読み流した朗読を聴いて


『亡くなったんだよ、好きな人が。分かってる?』 と訊いた




これが本番だったら 許さんぜよ!と念を押して


『好きな人が亡くなった経験がない』 と答えた娘


そうなのよね 経験がないから分からないんだよね




でも、好きな人が突然いなくなる苦しみを考えることは出来るやろ?

大切な人がいなくなるなんて想像できないでしょ?



そう、私達は寄り添うことしか出来ないけれど それで朗読させていただくことしか出来ない




当事者の気持ちは当事者でないと分からないけれど


寄り添うチカラを私達はこの活動で教わっている


まだまだですけど・・・


娘 よく頑張ってくれました




朗読会の途中で 人を愛することはどういうことなのか 感じてくれているだろうか


この子供達 大切な人に出会ってくれるだろうか


誰かを好きになるって 人生をとても楽しいものにしてくれる


いい恋愛 して欲しいなぁ~




すてきな時間が流れる中


生徒さんが薄暗い光の中で涙が流れるのを素直に表現する生徒さんたち


もらい泣きしてしまう









終わって、応接室に通される途中


階段でうずくまって泣いている女の子がいて ハナコが対応してくれた




あの投げキッスの女の子だった


そうなんですよね、活発な子ほどラストは涙が止まらなくなったりする


今までもたくさんそのシーンと出会ってきた私達




ハナコの家とその子はご近所さんだった


これから 二人の交流が始まる


楽しみだわ 




最後にこのカワイイシクラメンをみんないただいた


シクラメンの土台は 『エコ鉢』


古紙をリサイクルして子供達が作っているものだそうだ


すっご~~~~~~い




嬉しいお土産をいただき 北九州から帰路についた


娘と柿ちゃんと あれこれ話しながら




楽しい楽しい一日でした