これからアップするメッセージは うちの高校生スタッフが朗読したいと自ら選んだもの。
私は一度もこのメッセージを選んだことはなかった。
どこか生生しすぎて きついなーと感じていたから。。。
こういう場面を想像することから逃げたかった私もいた。
中学生・高校生の女の子のリストカットの多さは半端じゃない
私の学生時代はなかったよ こんなこと
だからわたし達40代世代はついていけない
もっと自分をスキになって欲しい
自分をスキだと言えるわたし達にならなきゃね
◆3年前の今日、7月26日を 忘れることはありません。
家に帰ると 洗面所のガラスが割られて、赤いものが洗面台と、マットについていて、怪我をしたのだとあなたを捜しました。
2階に通じる廊下にも 赤いものはありました。
怖い思いをおさえきれず あなたの名前を呼びながら あなたの部屋のドアを開けました。
ベッドに横たわるあなたを見て 安堵したのもつかの間。
赤いものは あなたの腕から流れていました。
一人娘のあなただけが 私の生きがい。
私の一番大事なものを失う恐怖を忘れることはありません。
止血をして わあわあ泣きました。
時間がたって何があったのか聞いても答えてくれない。
学校に相談しても何一つ原因がわからない。
親という立場は何なんだろうと初めて振り返った私だった。
離婚をして懸命に仕事をしてきて あなたを構ってやれず あなたは寂しかったのね、ひとりぼっちだったのね。
元気がないと感じたこともなかった。
二人で一緒に過ごす時間は極わずか。
どんな高校生活を送っているかも分からなかった。
ずいぶん長いこと ゆっくり話を聞くこともなかった。
いろんな後悔で何も手につかなかった。
娘の命より大事なものはないと知った日でした。
あなたの心は限界を超えていました。
あなたの心は行き場を失っていました。
自分のことで精一杯だった私は 母親失格でした。
今 あなたと一緒に買い物をしたり、お華の先生の所に行く時間がとても有意義です。
あなたの笑顔が見れて幸せ。
あなたのこれからの夢が聞けて幸せ。
たった一つの命だから 大切にしてください
そして こんなお母さんを 許してね