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3、長男の治療経過
これまでの過程はこちら
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の続きです。
●摘出手術→眼動注へ。
陽子線治療可否の判断に使用するMRI撮影のために入院した2日後、再入院しました。
元々、摘出手術のために3月の入院時点から入れていた予定でした。
完全に腫瘍をなくすことはできずとも、
陽子線照射までに少しでも腫瘍を抑制するため。
主治医と相談し、眼動注の手術に変更。
国がんでは、放射線治療のためのマスクの型取りが終わっていました。
放射線であれば、その後割と期間をおかずに治療が開始できるそうですが、
陽子線はより腫瘍にピンポイントに照射するため、照射範囲の計測や計算に時間がかかるそうです。
それを見越した上での手術でした。
眼動注は、鼠径部を切開し動脈からカテーテルを通し、眼だけの血管に抗がん剤を直接入れる手術です。
回数を重ねると眼の血管は抗がん剤に耐えられずに傷み、
出血したり、そもそも薬が入らなかったりするようになります。
目安10回と説明を受けましたが、数回でダメになるお子さんの話も聞いていました。
生後3ヶ月から行なっているにもかかわらず、
長男の血管は造影剤で見ると比較的しっかりしていたそうで、
8回目の動注にも耐えてくれました。
毎回、動注後もけろっとしていたのでこちらもつい慣れてしまっていましたが、
後に、左眼が再発した時、動注9回目で出血し、視力をほぼ失ったことを考えれば、
綱渡りだったんだなぁと思います。
手術は午後からの予定が、一人体調不良でスキップがあり、11時からでした。
左眼は落ち着いているということで様子見を継続。
そして右眼。
3月17日の前回から、4月10日時点ですこし縮小していたという腫瘍。
4月28日の手術時点では、
「腫瘍は10日時点より大きくなっており、腫瘍から剥がれて浮いている播種もすこしはっきりしてきている」
とのことでした。
術後から、突然鼻水と咳が出だした長男。
小児科の先生が覗きに来てくれて、
人口呼吸器や全身麻酔の後遺症で一時的に症状がでているかも、という見立てでしたが、
念のため、風邪の薬を処方くれました。
通常、手術翌日(土曜)から退院の月曜までは外泊などができるのですが、
今回は、週明けに筑波大の外来受診を入れて頂いたため、
様子をみて特例として土曜退院の予定でした。
ところが、鼠径の傷の表面がパカッと開いたまま。出血はないものの。
前回傷が開いたトラウマもあり、大事を取ってもう1泊入院で様子見することになりました、