今回の東京探訪で
どうしても訪れたかった場所が
僕には3つありました。
その内の一つ、
新幹線で東京駅に降りて
真っ先に向かったのが靖国神社でした。
実は僕の母親は双子で
『靖国の英霊』から一文字ずつを授かり
その一文字を自分も
受け継いでいるのですが、
僕が靖国神社を訪れるのは
これが初めてでした。
お侍さんかと思ったら頭に鳩が止まっていました(笑)
さて、靖国神社について書くにあたって
まずは自分の思想信条を
明らかにしておきたいと思います。
大東亜戦争は侵略戦争では
なかったというのが自分の立場です。
同胞であるアジアの人々を
西欧の植民地支配(人民の奴隷化)から
解放するためであったと
理解しています。
そこには和を以って尊しとなす
大和の精神がありました。
それでも通信兵として
ビルマ戦線から帰還した祖父は
現地で出会った人々に向けて
手記の中でこうも語っています。
「どれほどの大義があったとしても
自分たちの暮らす土地で
争いを起こされることには
堪え難い苦痛があっただろう」と。
終戦から78年の歳月が過ぎて。
地球上の大多数の人々が
平和を願って止まないのに
未だ人類が平和を実現できないのは
何故でしょうか。
今や戦争は国と国との争いでは
なくなりました。
物事を善悪や常識で判断すると
本質を大きく見誤ってしまう
難しい時代になったと思います。
ひとつ、大きく深呼吸をして。
拝殿の前に立ち、
二礼二拍手で手を合わせると
肚の底から込み上げてくるものを
抑え切れずにドッと涙が溢れてきました。
そして次の瞬間、
… 君よ、英霊を継げ。
(どうか頼むから継いでくれ!!)
そんな魂の叫びが聞こえてきて。
ねぇ、神様…。
僕は先人たちに恥じない生き方が
出来ているでしょうか。
少なくとも自分には
命(みこと)となってもなお
そこに留まっておられるご英霊に
「どうぞ安らかに
成仏なさってください」
とは、とても言えませんでした。
平和のために。
自分に何ができるかではなく、
自分は何をしているだろうか。
この肩に掛けられた
たすきを重く受け止める
東京探訪の始まりになりました。
The Beatles / Now And Then
神様に会いに行く
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