僕のまわりでは

俄かに辨財天さまのお招きに

あずかる方々が続出するという

不思議な現象が起こった昨年の秋。

 

僕の元へは

天河大辨財天社ともう一つ、

写真家のたにがわさんを介して

その招待状を届けていただきまして

10月6日、

竹生島の辨財天さまに会いに行く、

予定だったのですが…。

 

なんと!!こんなに晴れてて

波も凪いでいるのに

強風でフェリーが欠航して

竹生島に渡れなかったんです。

 

そんなんある〜?(๑ °꒳° ๑)

 

 

でもこれ、

辨財天さまが用意された伏線でした。

 

この日、初めてお会いした

まゆさんが比叡山フリーク!!

ということで(笑)

 

11月10日、

日を改めてたにがわさんと三人で

比叡山の無動寺大辨財天社を

訪れることになったのですが、

なんと!!

天河大辨財天社からの

招待状を届けてくださった

さとみさん・ヒロさんご夫妻もまた

同日・同時刻にこのお寺を

ご訪問されることがわかったんです。

 

なんかスゴない!?(笑)

 

 

当日、ちょうどこの辺りで

 

「ことのはちゃ〜ん!!」

 

と呼ぶ声がして

振り返ったらお二人でした。(*’▽’*)

お尻でわかったそうです(苦笑)

 

 

お不動さまのおられる

明王堂での護摩供に参列した後、

無動谷と呼ばれる深い谷を下って

いよいよ大辨財天社へ向かいます。

 

 

この無動寺はケーブル延暦寺駅から

歩いて行ける距離にあるのですが、

比叡山の中でも

有名な東塔、西塔、横川といった

どのエリアにも属さないため

自分のような比叡山初心者の中には

その存在を知らない方も

多いのではないでしょうか。

 

 

まゆさん曰く、

その昔、一人の和尚さんの元に

辨財天さまがお顕れになって

こう仰ったのだそうです。

 

… どのような高い志も

  先立つもの(衣食住)が

  整わなければ叶えることはできない。

  私がその循環の泉となろう。

 

そうして回峰中だった和尚さんは

この場所に大辨財天社を建て、

世のため人のために

ご活躍をされたのだそうです。

 

 

静粛でありながら

どこかミステリアスで。

 

初めて訪れた大辨財天社には

それを事実として

感じられるだけの説得力がありました。

 

変な言い方ですが、

狛犬くん達も生きてるんですよ!

この日はやけに畏まっていましたが、

次に訪れる時には

友達になれそうな氣がします(笑)

 

 

辨財天さまが伏線を用意してまで

僕たちをここに

招いてくださったのは、

僕たちの今向き合っている現実には

すでに循環の泉が

湧き出していることを

明確に伝えてくださるためでした。

 

 

それは誰の元にも

分け隔てなく。

 

だから僕たちは

今、自分の目の前にあることに

ただ一心不乱に

愛を注げばいいのだと思うのです。

 

 

弁天堂では辨財天さまの

お心に触れる親密な時間が流れて。

 

 

神仏と共に。

 

そんな時代を象徴するかのように

僕たちの読経に合わせて

雨が降りました。

 

 

ところでこの弁天堂の軒下には

おみくじ発祥の地である比叡山らしく

昔ながらのおみくじがあったので

引いてみることにしました。

 

 

秦川(しんせん)の舟には

あや錦(にしき)を積む

 

これは人の立身は天の恵みによって

自ずと導かれることの例えですが、

続けてこうもありました。

 

このみくじにあう人は

貴人高位の人の引き立てによって

大いなる幸を得べし

推しとは力を添えられることなり。

 

めちゃくちゃ有り難いことに

これ、ホントそうだなと思うんです。

 

「いいねって

応援の氣持ちでもあるのよ。」

 

たにがわさんの何氣ない一言を

素直に受け取ることから

また何かが始まる氣がした秋の出来事。

 

循環の泉は

今も渾々と湧いています。

 

薬師寺寛邦 / 世尊偈

 

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