さとみさん曰く、
夜の天河大辨財天社は
昼間とはまた違った表情を
見せるのだそうで。
「夜の天河大辨財天社なら
辨財天さまのことが
何かわかるかもしれないよ。」
その言葉にぜひ天川村で
一泊したいと申し出たことのは。
天川温泉にのんびりと浸かり、
さとみさんご夫妻オススメの宿では
心尽くしの家庭料理をいただいて。
静かな天川村に夜の帳が降りる頃。
秋の大祭を終えた天河大辨財天社を
僕たちは再び訪れました。
夜の神社はひっそりとして
誰方もいらっしゃらないかと思いきや、
一組、また一組と
参拝客は途切れることなく。
また辨財天さまと
静かに向き合っておられる方も
何名かいらっしゃって、
拝殿前は確かに昼間とはまた違う
厳粛さに包まれていました。
撫でるように回し鳴らす五十鈴を
代表してヒロさんが鳴らして
みんなで手を合わせると、
辨財天さまがそっと
迎え入れてくださるような
親密な氣配を感じました。
訳もなく僕はちょっと
甘えたな子供みたいな氣持ちになって、
この日、神事能が奉納された
神楽殿の舞台にちょこんと腰を掛けると、
何を語るでもなく
ただ拝殿越しに
その辨財天さまの氣配を眺めていました。
すると不思議なことに
二本の柱で区切られた空間には
まるで電子的な
薄いヴェールが張られていて
それが三面のスクリーンで
あるかのような錯覚を覚え始めると…。
そこに淡いネオングリーンの光の球体が
浮かび上がったり、
螺旋状に昇ったりしていきました。
それはミクロでもあり
マクロでもあって、
現代アートとも
宇宙とも言えるもので。
さとみさんと顔を見合わせては
その不思議な光景を
この目に焼き付けて、
天河に坐す辨財天さまもまた
僕たちの心に
豊かさを与えてくださる
アーティストなのだと知りました。
とは言え、
現代アートの解釈が苦手なことのは。
きっと辨財天さまも
… あら、この子には
全然伝わってないわねぇ…。
と、思われたのだと思います。( ̄▽ ̄;)
天川村から帰宅する途中、
まるでジャンピングカードのように
飛び出してきたこの動画で
そのネオングリーンの光に託された
辨財天さまのメッセージを
僕は受け取ることができました。
それはあらゆる生命が持つ
「生み出す」というエネルギー。
僕には天河大辨財天社の
五十鈴の意味も
少しだけわかったような氣がします。
夜の天河大辨財天社で
辨財天さまが
託してくださったメッセージ。
あなたはどんなふうに感じますか?
Jun Futamata / 胎盤 feat. Salyu
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