素直なだけが取り柄のことのは。

 

山あり谷ありの人生ですが、

いろんな方々に可愛がっていただいて

ご縁にだけは

ほんとに恵まれた毎日を

過ごさせていただいています。

 

そんなある日、

三十三間堂からハガキが届きまして

秋の黙念端坐の会に

参加させていただいて来ました。

 

 

1001躯の千手観音像を通して

宇宙と繋がれることを知った秋分の日。

 

 

三十三間堂の千手観音さまに

必要な「手」を借りるとは

つまりは自由意志の下、

宇宙文明の叡智にあずかることでも

あるのだと知りました。

 

 

「母が転倒しませんように」

 

「父が癇癪を起こしませんように」

 

つい自分のことを後回しにして

両親へのサポートをお願いする根底には

「健康も、豊かさも、ご縁も

もう十二分にいただいています」という

感謝の氣持ちがあって。

 

それでもこうして届いた招待状は

 

… (今このタイミングで)

  自分自身としっかり向き合いなさい。

 

という観音さまからの

プライベートなメッセージであり、

今の自分に足りないものを

しっかり考えて来なさい、

という宿題でもありました。

 

 

ところで時を同じくして

就職活動をしようかと

悶々と考えていたことのは。

 

もはやサラリーマンに

戻れる氣は全くしないのだけど(笑)、

自営だけで生活を成り立たせるほどの

稼ぎが安定してある訳でもなく、

二足の草鞋でやって行こうかなと

考え始めていたところでした。

 

そこで考えに考えた末、

新たな職場でイチから働くにあたって

信用を築き、人心を掴む「手」

お借りすることを心に決めて

意気揚々と閉山後の

三十三間堂にやって来ていました。

 

さて、この黙念端坐の会では

奥から順に並んで座って

最初に参加者全員でお経をあげた後、

各自好きな場所で

黙念端坐をすることができます。

 

廊下の前と後ろとでは

1001躯の千手観音像から

受け取れる波動が全然違うので、

前列確保だけはマスト!!

と意氣込んで御本堂に

上がらせていただいたのですが…。

 

 

最初に僕が座ったのは

中央の大きな千手観音さまの

斜め前の大きな太柱の真ん前でした。

 

「な、なんも見えねぇ…。」( ̄▽ ̄;)

 

それでもそこでお経をあげていると

ただただ有り難い氣持ちになって

もはや「ここで十分だな」と

思っていた、次の瞬間!!

 

なぜか隣りに座っておられた方が

何処かへ移動されて行って…。

 

 

とても有り難いことに

中央の千手観音座像の真ん前で

坐禅を組むことができました。

因みに正座でも崩して座ってもOKです♪

 

ひゃ〜〜〜〜っ!! ( *˃̶͈̀ᗜ˂̶͈́)ง

 

まさかのミラクルな展開に

のっけからハァハァすることのは。

 

黙念端坐の開始を告げる鐘が一つ

ゴォ〜ンと鳴らされてもなお、

冷めやらぬ大興奮を

どうにかこうにか鎮めつつ、

観音さまに感謝を申し上げた上で

用意してきた願い事(宿題の回答)を

お伝えしました。

 

すると、

 

 

… その「手」は

  すでに持っているだろう?

 

はっきりとした男性の声で

観音さまはそう仰います。

 

「………ぇ!?」(  ̄ _  ̄ ;?)

 

しばしの沈黙の後、

 

「その「手」はすでにお借りしている

…ということですか?」

 

と、お尋ねすると、

 

… そうではない。

  お前にはすでにその力が

  備わっているだろうと言っているのだ。

 

( ´゚ェ゚) チ〜〜〜ン。

 

まさか熟慮の末、

用意してきた願い事(宿題の回答)が

観音さまに一蹴されるとは

思いもしませんでした(汗)

 

当然、腹案など

持ち合わせているはずもありません。

 

そこで観音さまに

逆に尋ねてみることにしたのです。

 

「観音さまから見て

自分に足りない力とは

一体何だと思われますか?」と。

 

すると…。

 

 

… お前にはお金を集める力が

  圧倒的に足りない。

  そのことが身に沁みた

  この二年間だったであろう?

 

核心をズバリと突かれて

僕には観音さまが

細木数子さんに見えました(笑)

 

そしてこうも仰いました。

 

… お金を稼ぐ「手」ではない、

  くすねるのでもない。

  熊手のようにお金を正々堂々、

  公明正大に搔き集める「手」だ。

 

いやはや、神仏は

すべてお見通しですね…。(◦ˉ ˘ ˉ◦;)

 

 

こうしてその「手」を

僕に貸し与えてくださった観音さま。

 

心からのお礼を

申し上げたタイミングで

終わりを告げる鐘がまた一つ

ゴォ〜ンと鳴らされて。

 

この黙念端坐のひとときは

観音さまがくださった奇跡のような

時間だったことを知りました。

 


 

不思議なことに

その後、いただいたご縁から

とんとん拍子で話が進みまして、

とある公益社団法人の職員として

新たなスタートを

切ることになりました。

 

とは言え、初出勤日から

インフル感染でいきなり欠勤するという

スロースターターっぷりを

見事に発揮してしまったのですが…。

 

ま、人生、

山あり谷ありですね。(◍´ಲ`◍)

 

Mrs. Green Apple / ANTENNA

 

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