… 真っ白なこの世界で

  お前は何を見むとせん。

  (見ようとするだろう)

 

夕暮れ時の山頂、石鎚大神の腕の中で。

 

雨が降りしきり

それまで真っ白に覆われていた世界が

俄かに晴れ渡り始めました。

 

 

… 雨上がりの空は澄んでいる

 (人の心も同じだ)。

 

大神がそのように仰ると、

僕は今の自分の目に映る光景を

心に留めようと思いました。

 

遠雷に目が覚めた23時、

自分の寝言で思わず起きた4時、

そして朝日の昇る頃。

 

移りゆく時の中で感じたことや

その霊妙な光景に

言葉は要らない氣がしたので

ノンキャプションの動画にしてみました。

 

 

この動画の中で

星空が出てくるのですが、

ここで僕は初めてUFOを見ました。

 

いつか沖縄の瀬底島で

 

「ほら、あれがUFOだよ。」

 

と、友人が指をさして

教えてくれたことがありましたが、

本当のところは

よく理解できていませんでした。

 

でもようやく腑に落ちたのです。

 

それはスーッと移動してきて

ピタリと止まると

もはや肉眼では一つの星が放つ

光にしか見えないのですが、

何枚か写真を撮って見てみると

その星の周りに幾つもの光の集団を

確認することができました。

 

奇しくもこの旅に出る当日、

友人に『宇宙人アミ』の三部作を送ると

連絡したところで。(◍´ಲ`◍)

 

神様の眼差し、異星人たちの視線。

 

普段とは違う視点から

物事を俯瞰してみると、

人の営みってなんて愛おしいんだろって

思えてくるから… 不思議ですよね。

 

 

そんな星空にもぜひご注目ください。

 

さて、山頂に泊まると

石鎚神社 頂上社(奥宮)の

夕拝と朝拝に参列することができます。

 

特に朝拝では

石鎚大神の御神像を

拝戴することができるのですが、

これがとても有り難いんです。

 

いつか『北風と太陽』になぞらえて

「優しさを貫く」ことを

僕に教えてくださった大神。

 

 
雨の日も、
曇りの日もあるけれど、
心の岩戸を閉ざしてさえしまわなければ
必ず何かが見えてくるもの。
 

 

来た時と同じように

ふたたび真っ白に覆われる山頂で

最後に大神は

僕に太陽を見せてくださいました。

 

 

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