認知症の母を氣遣って
知らせないで欲しいと遺言を残して
天に旅立った叔父(母の兄)。
そのため葬儀にも出られなくて
どこかでちゃんと氣持ちを
整理しなきゃなと思っていました。
そんな折、地元の友人が
ドライブに誘ってくれましてね。
行き先はまだ決めてないけど、
予定だけ空けといてねって。
そうして前日に
友人から告げられた行き先が丹後。
偶然にも母と叔父の生まれ故郷でした。
明日、愛が溢れたら、
それはきっと叔父と心が通じた証。
秘かにそんなことを想いながら
でも道中ワイワイはしゃいで(笑)
やって来たのは伊根町です。
はぁ〜。(*´︶`*)
すっかり観光地として
有名になった伊根の舟屋ですが、
子供の頃から慣れ親しんでいる
自分にとってはとても懐かしく、
ほっこりする景観で。(◍´ಲ`◍)
また神様とか神社に
全く興味のない友人であることも
この日の自分には
なんだかありがたく思えました。
自分のDNAは琵琶湖(父)と
この豊かな海(母)から
運ばれて来たんだなぁ、
なんて、ぼんやりと感じながら、
丹後の穏やかに流れる時間の中で
ゆっくりと、でも確かに
行き場のなかった叔父への想いは
次第にほどけていきました。
さて、そんな内なる世界とは別に
すっかり観光氣分で
友人たちと歩く舟屋の街並み。
せっかくだから遊覧船に乗って
海から舟屋を眺めよう!
と話していた僕たちでしたが、
船着場が全然見当たりません…。( ̄▽ ̄;)
酒蔵に立ち寄ってお土産を買う頃には
半ば諦めかけていたのですが、
そんな時、下の写真の右側に写る親子が
「船に乗りませんか?」って
偶然にも声を掛けてくれたんです。
ヒャッホーゥ!!(∗˃̶ ᵕ ˂̶∗)
看板とかチケット売り場とかないのね〜(笑)
しばし船を待つ間、
舟屋の写真を撮っていると
空に大きな虹色の輪が出ています。
それを見た瞬間、
胸いっぱいに愛が溢れてきましてね…。
その虹色の輪の中に
大きな大きな龍神がいて
叔父の本当の想いを伝えに来てくれたように
僕には感じられたのです。
宇宙にも、神界にも、天界にも
自由自在に飛んでゆけるのは
確かに龍神だけですもんね。
「ありがとう」(*˘︶˘人)
心の中でそう呟いたら、
叔父の残した遺言にも
僕たち家族を想う深い愛があったことを
素直に受け止められる自分がいました。
結局のところ
何がわだかまっていたのかって、
お世話になった叔父に
ちゃんとお別れを言いたかったのです。
おっちゃん、
お世話になって本当にありがとう。
父の分も、母の分も、ありがとう。(৹˃ᗝ˂৹)
そんな言葉たちを
空に放って大きな龍神に託した瞬間。
“自分の好きなことを
悔いなく思いきりやるんだよ”
それは紛れもなく叔父と
心が通じ合えた瞬間でもありました。
魂は永遠だから
いつかまた笑顔で逢えますよね。
すると心はみるみる晴れて、
それまで見えていなかった世界が
僕の目に見えてきたのです。
縦横無尽に泳ぐ龍神たちの姿…。
龍神は天国にいる叔父の
想いを伝えてくれただけでなく、
伊根湾の神秘の姿を
ここから僕に教えてくれるのでした。
つづく。
いきものがかり / 帰りたくなったよ
神様に会いに行く
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