自分にしては珍しく、

今回の旅では事前にいくつかの

リクエストを伝えるだけで、

旅の日程やホテルの手配はすべて

現地に詳しいタイ人の友人はちみつ君に

お任せしたのですが、

そのリクエストの一つが

このワットファランポーンでした。

 

 

実はこのお寺、

はちみつ君のお母様が亡くなられた際に

お葬式をされたお寺なのだそうで、

僕の口からこのお寺の名前が出た時、

はちみつ君は大層ビックリしたそうです。

 

偶然ではありましたが、

同時に必然のお導きを感じて、

僕はご本堂の仏様というよりは寧ろ

はちみつ君のお母様に

心を込めてご挨拶をしました。

 

 

母国タイから日本に来て

社会学者として活躍しているはちみつ君。

 

この旅では学者さんを始め、

実に19人もの方々と

歓談する機会を設けてくれました。

 

タイ語で繰り広げられる会話を

僕はただ終始ニコニコと見守って、

時折、英語で参加させていただく時に

氣の利いたジョークを

飛ばすだけで精一杯でしたが、

自分の中にこんなにも人との繋がりを

欲する自分がいたことに驚かされ、

またそれだけに今は

タイに郷愁の念すら覚えています。

 

自分はそばにいてあげられなくて

十分に出来なかったから、と

母の介護をしている僕を

親身になって応援してくれる大切な友人、

はちみつ君にはタイ滞在中も

本当に良くしてもらいました。

 

その感謝を忘れることなく、

日本では僕が助けになりますからね。

ますます活躍するはちみつ君を

見守っていてくださいね。

ことのは、お前も頑張れよ〜(笑)

 

そんなことをお伝えしているだけで

もう胸がいっぱいになりました。

 

仏像男子ではありませんが、

あまりに美しくて

目が釘付けになった仏さま。

 

 

そしてこちらはアイカイという

タイで大人気の神様。

 

その昔、名のあるお坊さまが

タイを巡礼中、とある地方のお寺に

この神様を祀りなさいと仰ったそうです。

 

 

すると願いが叶うと

タイ中で大きな話題となって

その地方が大きく発展したのだとか。

 

そんなこともあって

この神様を祀ることには

非常に厳しい制限があるそうです。

 

ということで、

バンコクでこのアイカイと出会える

ワットファランポーンは

とっても貴重なお寺と言えます。

 

日本で言うと、

座敷童子的な感じですかね〜。(◍´ಲ`◍)

お菓子や子供服のお供えが

たくさんありました。

 

さて、そんなワットファンポーンと

隣接するようにして

義徳堂という中国のお寺があります。

 

 

こちらでは24時間体制で

身寄りのない方々のご遺体を引き取って

ご供養する活動をされているそうです。

 

 

自分はつい介護の視点から

バンコクのバリアフリーの状況が

もの凄く氣になってしまって、

足のご不自由な独り身の方が

さぞご苦労されているだろうなと

胸を痛めていましたので、

タンブン(ご寄付)させていただきました。

 

こういうタンブン(ご寄付)は

あまり口にしないものですが、

友人のはちみつ君から

ぜひ皆さまに知っていただきたい

とのリクエストから

ご紹介させていただくことにしました。

 

 

他人事のように思えることも

本当は全部繋がっていることを

僕たちはこの3年間で学びましたもの。

 

みんながHAPPYな世界でありますように。

 

そんな祈りが尊く思えた

ワットファランポーンと義徳堂でした。

 

Céline Dion / How Do You Keep The Music Playing

 

神様に会いに行く

本当の自分に出会う旅をお届けしています

ことのはリトリート工房

詳細はこちらをご覧ください。

 

ことのは公式LINE

お問い合わせ等はこちらからどうぞ

個人的なメッセージもどうぞお気軽に♪