登り4時間という
過去最遅記録を叩き出して
登頂した石鎚山。
役小角が開山したとされ、
古くから修験道の山として
親しまれてきた西日本最高峰です。
登山路にはこのような鎖場があって
多くの方々が登っておられるのですが、
僕は未だかつて
この鎖場を登ったことがありません。
登山は好きなんですけど、
実は高い所が苦手なんです。( ̄▽ ̄;)
いつもは石鎚神社頂上社のある弥山から
本当の西日本最高峰・天狗岳を
眺めて帰るのですが、
運氣の谷底で悩めるこんな時にこそ
天狗岳に挑戦してみよう!!
そう思い立ちました。
天狗岳へはこの切り立った
断崖のエッジ上を歩いて進むのですが、
高所恐怖症の自分にとっては
ヒョエ〜〜〜〜っ!!の連続で(笑)
「奈落」という言葉が
何度も何度も頭の中をループします。
見なきゃいいのに足元を覗き込んでは、
ヒョエ〜〜〜〜っ!!(|||゚Д゚;)
と、足をすくませて。
さらにはたまたま
先を行く人がいなかったものだから、
屁っ放り腰で足場を探しながら
無我夢中で進みました。
そして天狗岳の祠が目に入った瞬間、
はぁ〜〜〜〜っと
ようやく息を深く吐き出せて、
無事、恐怖に打ち勝って
初登頂することが出来ました。
祠に手を合わせていると、
ほんの少しだけ
心境に変化があって。
振り返ったら、
当然、今来た道を
戻らないといけないんですよ。
だけどこの光景が
運氣の谷の一番底・奈落かと思ったら、
もうこれ以上、落ちることはない!!
あとは一氣に駆け上がるだけだ!!
って、不思議と思えたんです。
西日本最高峰の断崖の上に立って、
これ以上、落ちることはない!!
なんて思うのも
可笑しな話ですけどね。(◍´ಲ`◍)
来る時には
生きた心地がしなかったけれど、
帰る道のりは、一度来た道。
険しい道の端に咲く
竜胆(リンドウ)の花に氣付いて
愛でることができるくらいの
心の余裕が生まれていました。
花言葉は
「悲しんでいるあなたを愛する」。
泣けるじゃねーか(笑)
そうして無事、弥山に戻った僕に
石鎚大神は大切な
メッセージをくださいました。
僕と同じように
悩めるすべての人に届きますように。
つづきます。φ(・Å・´*)
King Gnu / BOY
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