初めてもの想いに耽って
氣付けば朝になっていた日のことを
あなたは覚えていますか?
それは高1の夏でした。
長い夏休み。
随分と顔を合わせていないけれど、
元氣にしてるかな?
今頃、どんな顔して寝てるのかな?
ウォークマンに入った
カセットテープが
A面とB面を行ったり来たりしてるうちに
いつしか僕の身体は重力を失って
そのコの住む街まで
夜間飛行をしていました。
なんでこんなに氣になるんだろ?
次に会ったら何を話そうかなぁ。
それは友達とは違う
自分の氣持ちに氣付いた日。
小さな部屋の窓から見た
朝焼けのパープルと、
蝉が鳴き始める瞬間の気怠さを
今も昨日のことのように覚えています。
8月の3分の2を
ふせって過ごしている間、
いろんな自分にタイムリープして
その時々の自分の氣持ちと
再会していました。
それで氣付いたんです。
何も失くしてないなぁ…って。
どの自分も今の自分の中で
ちゃんと生きてるんですよね。
僕たちの『好き』という氣持ちには
宇宙のビッグバンと
同じくらいのパワーがあります。
元氣になったら、
また好きな人にたくさん会いに行こう。
想いを言葉に変換するのが
苦手な自分にとって、
心からの感謝って
最早、告白みたいなものなのです。
小さな部屋の窓から見た
朝焼けのパープルと、
蝉が鳴き始める瞬間の気怠さが
時を超えて背中をそっと押してくれました。
渡辺美里 / 跳べ模型ヒコーキ
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