ある春の日曜日、
せっかく宇治までやって来たので
これまで伺ったことのない神社まで
散策してみることにしました。
ところで自分は登山から
神秘の世界に魅せられた一人なので、
神社巡り自体が好きかと聞かれると
ちょっと違うんです。
もっと古神道的と言いますか、
超自然的なものと第八感で繋がって
初めて歓びに包まれると言いますか…。
だから実は地元・京都でも
街中の神社はあまり詳しくないのです。
さて、そんな僕が初めて伺った宇治上神社。
もう鳥居のところで
好きな神社み〜つけたっ!!\(°∀° )/
って思いました(笑)
雨に濡れる拝殿から
そこはかとなく香る古木の匂い。
なんて言うんでしょうか、
すごく京都らしい神社なんです。
拝殿右手には桐原水という
湧き水が湧いていて、
こちらが手水舎になっています。
なんというかこういう雰囲気、
自分は田舎を思い出してキュンときます。
境内には立派な磐座があって、
オガタマの木も花を付けていました。
平安時代に建てられたご本殿は
現存する神社建築で最も古いそうです。
ところでご祭神のうちのお一人、
菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)さんが
とても歓迎してくださいましてね〜。
手を合わせながら思ったんです。
祈りの時間は
神様に愛されるための時間。
たっぷり愛されていいんだ〜って。(*´꒳`*)
そんなふうに
心をフルオープンにしていると
どこからともなく「おいで、おいで」
してくれる場所がありました。
誘われるように奥へと進むと
そこはお稲荷さんエリアでした。
ひっそりとしているけれど、
境内の中でも一際瑞々しくて
木々の緑や精霊を生き生きと感じられます。
なんだか嬉しくて
お礼を申し上げていると…。
「コンっ!!」
(ビクっ!!のお稲荷さんバージョンです、笑。)
なぜか社殿の真下に
一柱のお稲荷さんが隠れんぼしていて、
バッチリ目が合っちゃいました。(。˃ ᵕ ˂。)
本日2回目のみ〜つけたっ!!(笑)
「おいでおいでしてくれたの、
君だったんだね。
みんなが大切に守っている聖地に
僕を招いてくれてどうもありがとう。」
心の中でそう言うと、
狛狐くんたちが身を乗り出して
僕にこう言ってくれました。
… お気に入りの場所に案内してあげるよ!
そうして雨の降る中、
僕は宇治上神社の裏山にあたる山を
登ることになりました。
最初はどこまで行くね〜ん!!
と思っていたのに、
途中から『ガンガンいこうぜ』モードに
切り替わるあたり、
やっぱり山が好きなんだなぁと思います(笑)
そしてちょっとした発見がありました。
なんとこの山。
偶然にも神様になられた
秀吉さんにお供えした日本酒と同じ、
朝日山という山でした。
そして山頂には
菟道稚郎子さんのお墓があって、
眼下には平等院鳳凰堂が見えました。
ここがお稲荷さんのお気に入りの場所。
そう思うとご恩に報いて
やっぱりこの言葉で
締め括るしかないように思えて、
僕は満面の笑みで叫んでみるのでした。
素敵な場所み〜つけたっ!!٩(*´꒳`*)۶
ところでその日の夜、
不思議な夢を見ました。
ウサギに囲まれた菟道稚郎子さんが顕れて
僕にこう仰るのです。
… 卯月のうさぎの夢占い。
すでにその恩恵を信じている
私たちは最強であった。
ん〜、謎ですな!!( ̄▽ ̄;)あはははは
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