インスピレーション。
それは大いなる宇宙と繋がっていて
僕たちをワクワクする明日へと
運んでくれる道しるべです。
そしてそれは時に友人の不意の一言から
やって来ることもあります。
ここからの『綴ることのは日記』では
友人の言葉が届けてくれた
神様からの招待状を
3連続シリーズでお伝えしたいと思います。
第1弾は新潟県の寳德山稲荷大社。
それはある日突然に。
大学教授をしている友人はちみつ君の
こんな一言から届けられました。
11月1日〜3日まで学園祭で
予定が空いてるんだけど、
どこか旅行しない?
その瞬間、僕の脳裏に
寳德山稲荷大社がふと浮かんで、
公式HPを見てみるとちょうど
『神幸祭(よまつり)』と重なっていました。
きっと素敵な夜になるに違いない!!
そんなワクワクを胸に
僕たちは新潟へと飛んだのでした。
さて、まずは御本殿(本宮)で
五色のローソクを立てて
ご挨拶と感謝を申し上げたのですが、
もうその時点で胸キュンが発動し始める自分。
無数に揺れる小さな炎たちが
まるで教会のような厳かさを放っていて、
神様に捧げる人間の祈りって
ほんとに尊いなぁって。
一対の紅ローソクに願いをしたためながら、
これから繰り広げられるであろう光景に
胸を高鳴らせて奥之宮に向かいました。
夕方から時折強い雨が降っていましたが、
そんなの無問題。
この日この場所に集っているのは
神様からの招待状を受け取って
やって来た人たちばかりなのですから、
心のままにこのお祭りを
楽しむことが何よりものご恩返しです。
雨足の強い間は建物の中で
巫女舞を鑑賞させていただきながら
点火の刻を待ちました。
そして午後8時。
紅ローソクに一斉に火が灯されていきます。
紅ローソクの炎ってその見た目から
お寺的な宗教色を帯びた
雰囲氣を放つものかと思っていたら、
まるで違っていました。
なんだろ。
やっぱりカトリックの教会的というか。
神聖な祈りの炎なんですよね。
その光景が想像を遥かに超えて美しくて。
イルミネーション好きの人には
堪らないと思います(笑)
それにとっても暖かくてね。
すでに胸キュンが止まらない僕に
さらなる胸キュンの連続が待っていました。
火の鳥と呼ばれる不思議な鳥です。
その鳥が上空に飛来するたびに
大きなどよめきが境内に響き渡ります。
ひゃ〜〜〜っ!!!
初めて見れた〜〜〜っ!!!ヾ(*´∀`*)ノ
感動する間もなく、
今度は4羽が連なって飛んでいきます。
紅ローソクの炎を見ては胸キュンし、
どよめきが起こるたび
空を見上げてはまた胸キュンし(笑)
忙しくも感動で胸いっぱいの僕が
何羽もの火の鳥を目撃するうち、
次第に神様がこの神幸祭に
招待してくださった意味を悟りました。
火の鳥の正体、
それは金鳶(きんし)です。
画像はネットよりお借りしました。
金鳶とは日本書紀に登場する
神武天皇を日本建国を導いた金色の霊鳶です。
時は来たれり。
弥勒の世の始まりに
このことを正しく世に知らしめるため、
僕はこの神幸祭に招かれたのかもしれません。
神の山・カムイヌプリを登った際、
「トンビが嫌い」と
つい口走ってしまった僕は
すぐさま首筋をミツバチに刺されて
神様から注意を受けていました。
その意図がここにあったんですね。
金鳶は八咫烏と並んで
ご皇室の祭祀でも
大変重要視される導きの霊鳥です。
そんな金鳶が上空を飛び交う
寳德山稲荷大社の神幸祭。
絶対開運間違いなし!!
感謝と感動と胸キュンがいっぱいの
とても縁起の良いお祭りでした。
はちみつ君という神様にも感謝!!(◍´ಲ`◍)
福耳 / 星のかけらを探しに行こう Again
余談を2つ。
ホテルに帰ってビックリしたこと。
紅ローソクの炎に
ずっと見惚れていたせいで
マスクがこんなに煤けていました。 ( ̄▽ ̄;)
午前0時から執り行われた
暁之儀大祭神事にも
参列させていただいたのですが、
お前、楽しみ過ぎだ!!と神様も
笑ってらっしゃったかもしれませんね(笑)
また新潟行きのフライト中には
何氣なく手に取った冊子に
こんなプロジェクトが紹介されていて、
ピンときたのですぐに
クラウドファンディングしました。
潜伏キリシタンの歴史を紐解く
契機になればいいなと思っています。