ことのはの夏休み5 〜夢を叶える旅

⭕️ 野中温泉に泊まる

❎ シアターイコロでロストカムイを観劇する

雌阿寒岳とカムイヌプリ に登る

④ サマイクルカムイにお詣りする

⑤ 屈斜路湖の龍神にまた逢いに行く

 

夢を大切に取っておくのも素敵だけれど、

いつも頑張ってる自分の夢を

叶えてあげることは

頑張ることと同じくらい素敵なこと。

 

いつも最高の自分で生きていれば

その波動は周りにいる

大切な人達をも

幸せにすることができるから。

 

 

8月29日、野中温泉を後にして

向かうは摩周湖(カムイトー)です。

 

昨年出逢った龍でしょうか。

(『祈りを解き放つ 〜摩周湖』)

車窓から道案内してくれている

氣配を感じてワクワクしてきます。

ありがとう。(◍´ಲ`◍)

 

 

そうして摩周第一展望台に車を停めると、

最っ高!の摩周湖が

僕たちを出迎えてくれました。

 

ひゃ〜〜〜〜〜っ!!!!!ヾ(*´∀`*)ノ

 

霧の多い8月の摩周湖が

これほどまでに晴れ渡るのは

とても珍しいことなのだそうです。

登山の道中でお話ししたおじさん談。

 

 

車内で登山の装備を整えて、

いざ!目指すはカムイヌプリの頂きです。

 

 

コースは摩周湖の外輪山をぐるっと歩く

片道7.2キロの比較的平坦な道のりです。

登山というよりトレッキングかな。

 

 

とはいえアイヌ語で『神の山』。

昨日登った雌阿寒岳よりも

明らかに見えない存在たちの息吹を感じます。

 

はぁ〜風が呼んでる♪(笑)

 

 

このようなRPG感満載の

尾根の草原をひたすら歩く間も

空ではファンタジックな世界が

目まぐるしく展開されていて本当に楽しいです。

 

 

登山道からは終始摩周湖が見えて、

展望台からただ眺めるよりも

じっくりと湖面に心を映すことができます。

 

 

写真中央に道案内をしてくれた龍がいます。

 

カムイヌプリのこの登山には

目には見えない特別な意味があったことを

この時の僕はまだ知りませんでした。

 

 

ところでこの白樺の森を抜けると、

空高くにトンビが2羽飛んでいました。

 

その昔、丹後の浜辺で

唐揚げ弁当を食べていた時のこと。

トンビの大群に急襲されたことがあって、

それ以来、トンビが空を飛んでいると

どうにも落ち着かなくなってしまって、

ふっとそれを思い出して

 

「トンビって嫌いなんだよね。」

 

と、何氣なく言ってしまったんです。

言ってしまったすぐそばから、

自分でも「あっ」と思ったんですけどね。

 

するとトンビは二手に分かれて

サーっと遠くへ飛んで行ってしまいました。

 

 

そこは熊笹の原っぱみたいになっていて

リンドウが自生していました。

自分、リンドウの花がとても好きなんです。

 

しゃがんでファインダーを覗いた次の瞬間、

 

「イテっ!!」

 

首筋をミツバチにチクっと刺されて…

すぐに悟ったんです。σ(・ω・`)

 

誰に対しても

どんな存在に対しても

嫌いとか言っちゃいけないって。

 

いつも“”には真っさらな氣持ちで

心を開いておかなくちゃいけないって。

 

 

空を見上げると

スーパーマリオのクッパのような雲が

「分かれば宜しい!」と言わんばかりに

ジロリと睨んでいました。

 

確かに何年前のことだよ!って話で、

そろそろトンビとも

仲直りする時期のようです。

 

トンビ…、鳶ねぇ…。

この氣付きが後に大きな出逢いとなります。

(また別の機会に詳しくお伝えするつもりです。)

仲直りの機会を作ってくれて

2羽のトンビ君、ありがとう!!そしてごめんなさい。

 

こうして僕は大きな驚きと共に

カムイヌプリの頂きに

ようやく到達することになりました。

 

なんとこの時のクッパこそ

摩周湖の主の龍神だったのです!!

 

 

めちゃめちゃデカ〜〜〜い!!ヾ(o´∀`o)ノ

 

クッパというより

ドラゴンボールの神龍(シェンロン)みたい。

 

それはこの旅のクライマックス!!

 

まさか自分がドラゴンボールを

7つ持ってた訳じゃないだろうけど(笑)、

摩周湖の龍神は最高の登山日和にして

ささやかな愛の氣付きと共に

こうして僕の夢を叶えさせてくださったのです。

 

 

天から降り注ぐ神聖な光の中で、

 

 

僕は登頂の歓びと感動を味わいながら

その光景を心に焼き付けました。

 

 

… よく登ってきたな。

 

龍神から贈られた花束を

ファインダー越しに受け取って。

 

 

リンドウ(竜胆)は龍の花。

 

自分がなぜこの花を好きだったのかを

理解して胸がギュ〜っとなる僕の

目に映る摩周湖の水はやっぱり碧かった!!

 

 

自分の外側の神々との愛の交換、

これぞ!まさしく霊山登山の醍醐味です。

 

摩周湖の龍神さま、ありがとうございます!!

 

こうしてまたひとつ夢が叶ったのでした。

 

藤井風 / きらり

 

カムイヌプリの登山を終えて、

初めて摩周湖と心が通った氣がしました。

 

そしてこの日を境に

行く先々で出逢う龍神たちが

珠を見せてくださるようになりました。

 

 

こうして僕には好きなものが増えていく。

 

 

こうして僕には守りたいものが増えていく。

 

 

だから書く、

というこの循環を大切にしたいな。