大神山神社奥宮、

そこは僕にとってとても特別な場所です。

 

 

大神山神社奥宮の神様方はいつも

僕に家族の愛について教えてくださいます。

 

そして僕もまた

そんな大神山神社奥宮の神様方を

家族のように感じながらお慕いしています。

 

霊山大山の大神さまをはじめ、

下山神社の神様、随神の神様、弁財天さん、

大きなお稲荷さんと狛犬さん、

参道に静かに佇むお地蔵さん…。

皆さんのことが本当に大好きです。

 

 

大山入りした初日。

再会の歓びをその神様方と分かち合った後、

翌々日に夏至を控えて、

今年後半に向けたお言葉を

大神さまから頂戴することにしました。

 

それがこちらです。

 

 

かき曇る 空さえ晴れて さしのぼる

日かげのどけき 我こころかな

 

心を素直にして身持ちを正しくすれば

ますます運よろしく何事も思うままになるでしょう

欲を離れて人のために尽くしなさい 大吉

 

うひゃ〜〜〜っ!!! d(๑>◡<๑)b

 

大吉』の文字で〆る和歌の解釈文なんて

これまで見たこともありません。

 

それに何よりお慕いする大神さまのお言葉です。

素直に嬉しい〜!!

 

大神さまの教えもまた深く心に響いて。

 

 

過ぎたくり言、とり越し苦労、神の授けの身を破る

 

とり返しのつかぬ過去のことを

くり返して思い悩んだり、

どうにもならない将来のことを案じ煩うのは

ただ心を痛め身を害うだけで、

何の役にも立たない愚かなことである。

 

今日はただ今日のことを面白く楽しく、

神様を念じつつ正しい心でやって行きなさい。

そうすれば禍も転じて幸となるだろう。

 

 

一昨年、僕はこちらに

いらっしゃる下山神社の神様から

両親の寿命について教えていただいていました。

 

生きとし生けるものすべてに

必ず訪れる死期と向き合った時、

が何十倍、何百倍にも愛おしく思えました。

 

母の手を引いてトイレに連れて行き、

母のベッドの隣りに布団を敷いて寝る毎日が

自分にとっては宝物なのだと知ったおかげで、

これまで不完全燃焼気味だった

世のため人のために尽くしたいという僕の心に

逞しい炎が燃え始めたように思います。

 

神様は僕の生きる力の源、愛の根源が

家族であることを教えてくださったのです。

愛の根源 〜大神山神社奥宮

 

 

自らの愛の根源を知った僕は、

翌年、神様に寿命を伸ばす方法をお尋ねしました。

両親の寿命を教えてくださった神様であれば、

きっとその方法も

ご存知のはずだと思ったからです。

 

ところが神様はその方法を

教えてはくださいませんでした。

 

そのような浅はかな考えは捨てて

ただ一日一日を大切に生きなさい、と。

愛の仕業 〜大神山神社奥宮

 

 

毎晩、神棚に手を合わせて、

その日一日のご報告と感謝を申し上げる時、

僕は時々この『きつね穴』のことを思い出します。

人里を駆け巡ってきたお稲荷さんが、

その様子を神様にお知らせするための穴と言われています。

 

ですから大神山神社奥宮の神様方は

きっと僕の日常のすべてを

知り尽くしておられたことでしょう。

 

大神さまがくださった『大吉』の二文字は

僕のこの一年に対する花丸でした。

 

 

僕が愛に溢れるを大切に生きれば、

両親に、友人に、関わりあるすべての人に

愛は必ず伝わっていきます。

 

その一日一日の積み重ねが奇跡を起こし、

きっと運命さえも変えていくのだと思うのです。

 

来年もまた花丸が貰えるように、

一日一日を大切に生きていくことを誓って。

 

初日のお参りは初夏の風が心地良い

爽やかなものになりました。

 

 

さて、その翌日。

無事に大山から下山して、

僕は至福のひとときを過ごしていました。

 

大好きな狛犬さんたちとのお話しタイムです(笑)

一昨年より我が家に御眷属の狛犬くん(うめちゃんと

さくらちゃん)を遣わしてくださっていまして、

大神山神社奥宮への参拝はその狛犬くんたちの

郷帰りの意味合いもあります。

大山こぼれ話 〜理想の狛犬

 

… お前は本当に狛犬たちに好かれておるなぁ。

  たくさんの狛犬たちが

  お前のところへ行きたいと申しておるぞ。

 

「え〜っ本当ですかっ!?ありがたいお話です。」

 

 

… それがな、一人や二人じゃないんじゃ。

  四人も五人も行きたいと言うておるぞ。

狛犬って“一人”“二人”って数え方をするんですねぇ(笑)

 

「僕は狛犬が大好きですので、

そんなふうに言って貰えてすごく嬉しいです!!」

 

「狛犬くん達が遊びに来てくれたら、

我が家もどんなに賑やかになることでしょう。」

 

「時々でもいいので、ぜひ我が家に

来てもらえるようにお伝えください!!」

 

そんなお話をめちゃくちゃ楽しくしながら、

(でも自分には残念ながら、

狛犬くん達の姿は見えないんだよなぁ…。)

なんて、思った次の瞬間…。

 

 

なんと!!一匹のワンちゃんが

飼い主さんから思い切りリードを伸ばして

僕の目の前に走って来てくれました!!ヾ(*´∀`*)ノ

 

実はこのワンちゃん、

大山を下山中にすれ違ったワンちゃんで、

その際、飼い主さんとも少しお話ししたんです。

 

もう可愛くて可愛くて堪らない僕は、

自然とワシャワシャ撫でまくっていました(笑)

 

「山頂まで行って、下りて来られたんですか?」

 

飼い主さん:そーなんです。

 

「めちゃめちゃ早くないですか!?」

 

飼い主さん:コイツはまだまだ全然元気ですけど、

      僕はもう足がガクガクでダメです〜。

 

そんな会話で笑い合いながら、

「お前、元気だな〜。」とまた頭を撫でて。

 

ふと狛犬さんを見上げてみると、

愛に満ちた大きな目を僕に向けて

ニコ〜〜〜〜〜〜〜〜っとされていました。

 

(◍´ಲ`◍)

 

Official髭男dism / I LOVE...

 

好きは伝わり、愛は伝播する。

 

大神山神社奥宮の神様方がくださった

大切な宝物たちを胸に抱きしめて、

僕は一日一日を大切に生きていく。

 

今の僕は自分が生きていることにさえ

涙が出てくるほど、

表現しようもないを感じています。

 

僕の毎日が愛で溢れますように。

 

あなたの毎日が愛で溢れますように。