新年度を目前に控えた、ある春の日。
ぽかぽか陽気に誘われて、
僕は京都・嵯峨野を散策していました。
観光地である嵐山は、
平日のこの日も凄い人出でしたが、
愛宕街道を奥へ奥へと歩くにつれて、
昔懐かしい穏やかな嵯峨野の風情を
感じられるようになりました。
はぁ〜、しあわせ。(*´∀`*)
愛宕神社一の鳥居から、
もう少し先へと歩いたところに、
愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)がありました。
千二百羅漢のお寺として
有名な(らしい)愛宕念仏寺は、
縁あって大正時代に、
東山からこの愛宕山の麓に移築されたそうです。
失礼ながら、僕は初めて訪れたのですが、
癒しの効果がスゴイ!!
と〜っても素敵なお寺なんですよ〜!!
山門をくぐると、早くもたくさんの
お地蔵さんたちが僕を出迎えてくれました。
これだけの数のお地蔵さんが並ぶ光景は、
なかなか目にする機会もないですし、
この日は取り立てて行くあてもなく、
ふらっと立ち寄ったお寺でしたから、
お一人、お一人の表情を
じーっと拝見しながら手を合わせていると、
いつの間にか心が丸〜くなっていくようでした。
写真でわかるでしょうか?
頭の上にちょこんと椿の花を
乗せたお地蔵さんにも癒されます(笑)
境内にはこのようなちょっとした滝もあって、
水そのものはもとより、
その音や匂いにも癒されるんです。
余りにも癒し効果が高いので、
動画を撮ってみました。ぜひご覧ください。
龍神もとても気持ちよさそうです(笑)
こちらは、ふれ愛観音堂。
翼を広げた鳳凰のようなお堂が美しいです。
このおよそ一週間後、明日香野さんが
組んでくださったブレスレットの石の中に
鳳凰の姿を見ることになろうとは、
この時の僕はまだ知る由もありませんでした。
(そのブレスレットについてはこちらに詳細を書いています。)
今、こうしてブログを書きながら、
改めてお堂を見ても、
とても癒されて、前向きな気持ちになります。
お堂の中には、手で触れてお参りする
ことのできる“ふれ愛観音さん”がおられて、
四方を取り囲むようにして
観音様の絵と梵字が描かれていました。
(写真は柱に描かれた絵を合成編集しています。)
こちらのお堂もとっても癒されますよ〜。
所狭しと並ぶお地蔵さんたち。
この光景にもそろそろ見慣れてきて、
たくさんのお地蔵さんたちが、
美味しそうなベビーカステラに見えてきた頃、
本殿に上がらせていただきました。
中には、ご本尊の厄除千手観音さんがおられて、
ちょうどご挨拶を終えたところで、
和尚様による法要が始まりまして、
お堂の隅っこに座らせていただいて、
しばらくお経を聞かせていただきました。
ありがたい、ありがたい…。(。-人-。)
ところで、本殿脇の奥に
なぜか天河大弁財天社がありました。
昨年夏の大祭に参列させていただいて以来、
特別なものを感じる神社の一つでして、
来月には大峰山に登る計画を立てているのですが、
手を合わせていると、
上の方から僕の名前を呼ぶ声が聞こえてきます。
… ことのは、早くこちらへ上がって来なさい。
「っ???」(o・ω・o)
そこで、僕は声がした方へと
階段を登ってみることにしました。
すると…。
境内の一番の高台に、
虚空蔵菩薩さんが、スッと立っておられて、
僕は思わず息を飲みました。
(○'д'人)「う、美しい…。」
黄金色に輝くそのお姿は、
見れば見るほどに美しくて…。
なるほど、この虚空蔵菩薩さんが、
僕をこの愛宕念仏寺へと
導いてくださったのだと気付きました。
そしてそれは、こんな願いを
僕に伝えるためでした。
… お前のブログで、
皆にわたしのことを伝えて欲しい。
僕のブログで紹介したとしても
あまりお力になれないかもしれない、と
正直にお伝えすると、
… お前の言葉で伝えて欲しいのだ。
そうおっしゃってくださいます。
僕は身の引き締まるような想いで
お引き受けすることにしました。
虚空蔵とは、宇宙のような
無限の知恵と慈悲が収まっている蔵、
つまり、宇宙図書館(アカシックレコード)。
そんな宇宙図書館(アカシックレコード)から
無限の知恵と功徳を取り出しては、
人々の願いを叶えてくださるのが、
虚空蔵菩薩という仏様です。
わざわざ僕を奥嵯峨野まで導いて、
僕の言葉で伝えることを望まれる訳ですから、
“世のため人のために尽くしたい”、
そのような熱い志をお持ちだと思うんです。
それに、僕が今年見た初夢は、
まさに虚空蔵菩薩さんのお力をいただいて、
仲間とともに仕事に励むような夢でしたから、
(その時のブログはこちら『初夢と宇宙図書館』です。)
単なる偶然とは思えません。
とは言え、どのような言葉で、
皆さんにお伝えするのが良いのかがわからず、
少しだけ思い悩んでいた、ある日の夜のこと。
誕生日を迎えた僕に、
友人のミキカさんから占術の贈り物を戴きました。
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聖杯であり子宮を表すコップ座。
聖なる容れ物(愛)の中で、
ゆっくりと物事が育ち、
成長していくことを表すコップ座のカード。
それは卑金属が黄金に変容していくように。
ことのはさんのガイドさんが「今」伝えたいこと。
あなたは心の中に
大きな、美しい聖杯をすでに受け取っています。
その中には、善も悪も
受け止めることができるでしょう。
そして、時にはあなた自身の
波打つ感情も収めることができるのです。
その『受け止める』・『受け入れる』
力を信じてください。
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実は最初に『コップ座』と聞いた時、
子供用のプラスチック製コップを想像して、
ズコ〜っ(A゚∇゚;)!となったのですが…(笑)
ミキカさんの解説を元に、何度も読み返しては、
自分の心の中に落とし込んでいると、
(おそらく僕の理解を補うために)
天上からこんな美しいピアノの旋律が、
頭の中に降りてきました…。
宇多田ヒカル / Stay Gold
大好きだから ずっと なんにも心配いらないわ
My darling stay gold
無邪気に笑ってくださいな いつまでも
はぁ〜。これまで、こんなに
幸せな誕生日が他にあったでしょうか。
幸せ過ぎて溶けちゃいそう…。(*´∀`*)
訳もなく涙が溢れてきて、
いつしか僕は大きな愛に包まれていました。
あの日、虚空蔵菩薩さんが仰った
『お前の言葉で伝えて欲しい』という言葉…。
この日、素敵な贈り物を
僕に届けてくださったミキカさんの真心…。
そして、いつも僕を導いてくださる存在の
包み込むような愛…。
僕の心がいつも感謝で溢れているのは、
周りにいるたくさんの人たちや、
神仏や、目にみえない存在が
絶えず愛を注いでくださっているからで…。
僕(ことのは)という聖杯を通して、
ささやかな金色の幸せを
すべての人たち、すべての存在に
お返ししていくことができますように。
これからも、心を込めて、
このブログを書いていきたいと思います。
虚空蔵菩薩さん、ミキカさん、
他にも誕生日を祝ってくださったすべての方に、
心からお礼申し上げます。
最高の誕生日を
どうもありがとうございました!!
最後に今回ご紹介した愛宕念仏寺へは、
嵐山から62系統『清滝行き』の
京都バスに乗って約10分(片道230円)です。
癒し効果抜群!!のお寺ですし、
虚空蔵菩薩さんはきっと皆さんの願いを叶え、
未来を金色に輝かせてくださると信じています。
あの日、僕に金言をくださったように。