4月の衆院東京15区補選で、つばさの党が他党の選挙妨害をして逮捕された。
結論から言ってしまうと、妨害したつばさの党も、妨害された都民ファーストや維新や立憲民主も、みんなグル。
この騒動の目的は分かりやすい事件をわざと起こして「表現の自由を制限もやむなし」という方向へ世論を誘導することにある。
ほらほら、この事件を口実に、マッチポンプ劇場の役者たちが、待ってましたとばかりに自由の制限に着手したよね↓
音喜多「選挙の自由妨害罪に該当する行為の明確化や、罰則の強化を盛り込んだ、公職選挙法改正案のたたき台をまとめた」
ひとつ前の日記にも書いたけど、自民党の改憲草案では「表現の自由、信教の自由、職業選択の自由、苦役からの自由など、現行憲法で保証されている自由には全て「政府の意向に背かない限り」という但し書きがつく。
何度でも載せます
つまり改憲に備えて、自由の制限をいまから始めようというわけ。
宮澤喜一元総理は生前にこう述べている。
「自由は、ある日突然なくなるものではない。それは目立たない形で徐々に蝕まれ、気がついたときにはすべてが失われているような過程をたどります。わずか数十年前に、このような経験をしたわれわれは、将来にわたって自由の制限につながるかもしれないどんな兆候に対しても、きびしく監視する必要があります」