憲法を変えてはいけない | Dearわがままポメラニアン

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一応国際恋愛ブログのつもり。犬は出てきません。

5月3日は憲法記念日だった。

 

憲法って空気のよう。ほとんどの国民がその存在を意識していなくても、私たちの自由と権利を確実に守ってくれている無くてはならない存在。

 

でもこの空気が毒ガスに変えられようとしていることをご存知だろうか?

 

ほとんどの国民は、自民党が憲法を変えようとしていることには気付いていても、「憲法改正って自衛隊を明記するだけでしょ?」程度の認識しかないと思う。「それくらいなら、いいかな」と思っている人も多いのでは。

 

でもそうじゃない。自民党は憲法を前文から丸ごと作り変えて、憲法の三原則(国民主権、基本的人権の尊重、平和主義)をすべて廃止して、全く違うものに書き換えようとしている。

 

自民党の改憲草案は自民党HP上に掲載され誰でも読めるようになっているから絶対に読んでみるべき↓。自民党の悪行の集大成がここにある。

 

 

 

自民党改憲草案では、新たに創設される「緊急事態条項」により、国民は政府に命令されたらイヤと言う人権は無くなる。

 

徴兵、財産の没収、ワクチンの強制接種など、政府に命じられたことには何でも従う義務が生じる。表現の自由、信教の自由、職業選択の自由、苦役からの自由など、現行憲法で保証されている自由には全て「政府の意向に背かない限り」という但し書きがつく。

 

改憲されてしまったら、増税反対デモなどやろうものなら、これまた改憲により国内秩序を保つ役割を与えられた自衛隊改め国防軍により、武力をもって鎮圧されることだってあり得る。

 

もちろん自民党はこのような改憲の本当の目的はおくびにも出さない。

 

グラサン 今の憲法は古いから時代に合わせて変えちゃわない?

とか

 

ニヤニヤ アメリカに押し付けられた憲法を捨てて自分たちの憲法を作ろうよぉ〜

とか

 

こんな詭弁を耳にしたことがある人も多いと思うけど、騙されてはいけない。

 

そもそも国会議員には憲法99条によって憲法尊重擁護義務が課せられている。自民党がこのような現行憲法の精神を踏みにじるような憲法草案を作ること自体が明らかな憲法違反である。

 

憲法改正の発議などさせてはならないし、国民投票などもっての外のなのだ。

 

つづく