図書館の二階の学習室

 

小学校の教室より狭い。

 

 

後ろから入ると、学生風の男子が二人、

 

60代くらいのおじさんが一人、

 

部屋の後ろの方に座って

 

無言で勉強している。

 

 

ぼくは、前の方の席に座る。

 

 

 

夕方、

 

学生風の二人が、

 

空調よりも静かな話し声が聞こえてくる。

 

そして荷物をカバンに入れる音などがして、

 

二人は帰っていったようだ。

 

 

後ろをふりかえると、

 

おじさんがいた。おじさんの存在を忘れていた。

 

それほど、静かに勉強していた。

 

 

 

40代の僕と、60代のおじさん二人が

 

学習室にのこった。

 

 

 

午後の四時過ぎ、

 

この二人のおじさんは、

 

西日よりも足早に

 

1日の終わりを伝えているようだ。

太陽の光がふってくる、のは栄養

 

雨がふってくるも、栄養

 

栄養のあるリンゴが落ちてくる

 

口から栄養をとって、下にその残りがでていく

 

上からは栄養がおりてくる。

 

 

 

オクラの芽が下から出てくる

 

小さかった赤ちゃんが上にむかって成長していく

 

川や海の水が上にのぼっていく(りっぱな雨雲になるために)

 

 

 

栄養と成長は上と下を行き来するようだ

 

 

 

 

 

 

ビルが上にのびていくのは?

 

ロケットが空にのぼっていくのは?

 

そこの栄養と成長のバランスはあっているの?

 

 

カニは急いでいます。

 

玄関に座って

 

せっせとクツをはいています。

 

 

 

右に3個、

 

左に3個、

 

ヒモクツをはいています。

 

 

 

ハサミでクツのヒモをむすぶのは

 

至難の業です。

 

 

 

勢いあまって、

 

ときどきクツのヒモを

 

ちょんぎってしまいます。

 

 

 

それでもどうにか

 

全部の足にクツをはきおえました。

 

 

 

カニさん、

 

いってらっしゃい。

久々の夕方のランニング。

 

めずらしく、西日と走ってる。

 

ススキはせっかくの西日に背を向けている。

 

あ、

 

朝日の方が好きなのか。

年末がやってきた。

 

やってくるのを忘れることなく、

 

今年もしっかりとやってきた。

 

クリスマスをともない、

 

やってきた。

 

 

 

「年末ですね〜」と、

 

みんなくちにする。

 

 

 

「今年もはやいですね〜」と、

 

適当なことを言う。

 

 

 

 

年末は多分(いえ、100パー)

 

来年もやってくるだろう。

 

それにともない

 

クリスマスも間違いなくやってくる。

 

 

 

年末は、クリスマスからプレゼント(賄賂?)を

 

もらっているのだろうか。

 

それは

 

 

だろうか。

 

逆に年末が気を使って(クリスマスがあると華やかな年末にみえるから)

 

クリスマスに遅めのお歳暮でもあげているのだろうか。

 

 

 

とにかく、

 

年末だ。

 

すこし忙しい風にしている方が、

 

年末っぽい。

 

年末の感じは

 

きらいではない。

 

 

 

さて、仕事でもするか、

 

あーいそがし、いそがし