『女帝』 小池百合子 学歴詐称事件 メディアが沈黙 | 人魚姫の泡言葉

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どうも変だ。
メディアが飛びつかない。

それは、数年前にもあったが各メディアは沈黙した。
テレビの力が弱くなったと言われる現在、テレビ局が扱わなければ世論にならない。

ネットでは大騒ぎで「小池、学歴詐称」というタイトルが散見出来る。

学歴詐称の罪としては存在しない。

詐欺罪や私文書偽造罪、公文書偽造罪に該当する可能性がある場合だけに罪が発生する。いわば犯罪性があるとする。

公人については学歴詐称があってはならないとすべき。

一票を投じるのに学歴は一つの目安になってる。これは否定できない事実である。

現に「カイロ大主席卒業」という鳴り物でメディアに登場し現在の彼女がある。大学は諦めて日本航空カイロ支店でアルバイトをする。
ハイジャック事件の時に「日航カイロ支店駐在員」と名乗り新聞記事にのる。
婚姻時代の姓で名乗る。





関西学院大学中退なら甲南女子高校卒となる。

この経歴で、彼女のキュートな顔をもってしてもテレビ局でもてはやされない。

これは歴然とした事実である。

日本のメディアは死んだ。 ジャニーズ問題も知っててとり上げなかった。

忖度である。

イギリスのBBCが大々的にとり上げて日本でも沈黙を通す事が困難になりテレビ局が恐々取り扱うとあとは雪崩をきったように連日の報道になった。


彼女の性格はどこから来たのか、生まれつきなのか、環境がそうさせたのか?

父親が政治色が濃い人で野望に満ちた人生を歩んでる。成功はしてない。
(小池勇二郎の経歴略-終戦後はペニシリンなどを扱う闇市で財を成し、石油を扱う貿易会社を複数経営したほか、関西経済同友会の幹事を歴任した。
その際にエジプト、サウジアラビア、クウェートなどのアラブ諸国の指導者層との人脈を形成
会社倒産後、カイロで日本料理店「なにわ」を新たに経営するなど日本とアラブ首長国連邦の友好に尽力した。)

大言壮語は百合子の父親にぴったりの言葉である。口から出る事は大きな事ばかりで信じる人も出てくる。実際に多くの政治家、企業家などと交友がある。

石油への夢を抱き大資本家になろうとした。まさにロックフェラーを目指した。発想は良いのだが企業家には向いてない。幾度となく事業に失敗してる。

アラビア圏のエジプトに注目したのも父親である。関西学院大学に入学させた娘を中途退学させてもエジプトに呼び寄せ、エジプトの政治家のツテにカイロ大学の門戸をくぐらせた。

後は、部屋をシェアしてた石井妙子氏が著してるようにアラビア語についていけない。喋れない、勉強を必死にした訳ではなく金回りが悪いのでバイトに日々の時間を費やした。
元々、勤勉家でもない。アラビア語はアラビア圏でない人が学ぶには7年ぐらい必死に勉学に励まないと大学の卒業は危ういという。(アラビア表記では一人称、三人称、複数、男性、女性、と文体が違う)

事業で成功しなかった父親だが、父親が成し遂げられなかった政治への欲望は彼女へと脈々と受け継がれハッタリ、巧妙に隠された大きな痣を隠しこぼれんばかりの笑顔を仕草をもって人々を魅了していった。

事業には成功しなかった父親だが、石原慎太郎の政界出馬では、関西経済から応援しテレビ局に入るキッカケ、チャンスを作ったのも父親(サダト大統領の夫人のアテンド)。
彼女は父親が敷いてくれた舞台、レールをきっかり上手に見事に70才超えるまで政治家として生き延びたきた。

それも絶大なる力、東京都知事という権力を持って。政治的センスは微塵もない。
ポピュリズムの怖さ、イメージ、美人を善しとする人間の性をこれみよがしに活用し生き延びてきた彼女である。