邦ドラ VS 韓ドラ 凋落の一途をたどるドラマ 面白くない

昨日、BDプレーヤーに貯まりに貯まったドラマを消化鑑賞した。

最終話まで見終えたのが「逆転の女王」。

中盤が面白いのに最終でいきなり話が急展開してな～～～んだ、って終わり方が多いのに、此方のドラマもそれは同じだがある意味良い終わり方だったと思った。顔では主役のキム・ナムジュよりも恋ライバルのチェ・ジョンアンの方が少し勝るんじゃないの・・・とかなんとか思いながら観ていた。

　　　　　　　　　チェ・ジョンアン

　　　　　　　　　キム・ナムジュ

2枚の画像UPについては、少し手間どった。兎にも角にも俳優の顔に関してアレコレ言う私ですが、芸能人に関して全く興味がなくドラマ、映画は観ても名前すら覚えようとしないのでブログ投稿時には、名前から調べる作業となる・・・ふぅ。
主演のキム・ナムジュのドラマに近い感じの画像が無くて他は実物より遥かに美人すぎるだろうってのがあってチェ・ジョンアンの方が画像では見劣りしてしまい私の主張が通らなくなる。

なんか知らないがヒット作品に出ていて顔は良く見かける。それほど美人とは思わないがなんでなんだろう。演技に関して何方が勝ってるとは言えないんだけど。


韓国ドラマは、日本のドラマと違って話数がダントツに多く長期戦となる。
BSTVでカットされまくったのを日常観てるが、面白いと思ったらレンタルショップに駆け込むか楽天Show Timeで観る。ネット配信は実際DVD発売より少し遅れるので新作扱いモノは全話観る事が出来ない。

邦ドラも視聴率を稼ごうと次週枠が放送されるまで見逃した1話は、各TVサイトで綺麗な画質で観れる。

それ以上になるとオンデマンド視聴となる。show timeの様に1話だけなら無料で観れるし、セットか1話のみ216円とかで視聴できる。

2016年の１クールで録画したドラマは、『わたしを離さないで』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』『ダメな私に恋してください』。

韓ドラも観るので、以前のように邦ドラを観る本数は減っている。

『わたしを離さないで』はイギリス住まいの原作者カズオ・イシグロの著書で映画にもなっていてブッカー賞最終候補作にもなった作品のドラマ化。

初回から一桁台で視聴率が取れなかったという。視聴率が低くても内容の良い作品はある。最初は少し興味をそそった部分もあるが面白く無かった。全体に暗い。暗いから駄目だとは言えないがせめて中身を充実させてくれーーーと言いたい。
が、今のテレビ界ではムリみたい。

エンタメに強い友達に聞いてみた。
「綾瀬はるかって視聴率取れる女優じゃなかった？」

「芸能事務所の力でテレビ出演者が決まってるようなものだから、同じ俳優・タレントがグルグル回って出てるだけ。ホリプロの力。あそこにいれば仕事あぶれないけど、売れててもそう稼げないからね」

そう聞いたので調べてみると、ホリプロタレント年収１位は誰？小島瑠璃子はOL並！ホリプロのタレントの年収は、吉本興業のように1：9というわけではない。
和田アキ子がアミューズ所属の福山雅治の推定年収の約７分の１で、このホリプロで年収NO.１は、綾瀬はるかで和田アキ子の年収の約４倍４億１千万円。
男優では、妻夫木聡さんが、現在34歳で推定年収2億～3億、女優：石原さとみが28歳で推定年収1億4千万。
ホリプロの年収は基本的に年功序列なので一時的なブレイク程度ではたいした収入にならないらしい。

１クールの順位　１位『スペシャリスト』２位『怪盗 山猫』リサーチ不足で知らなかった。キャストで選ぶので・・・
３位　『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』。

韓ドラも当たり外れがあって月～金まで毎日放送するので、予約すると終わり次作ドラマが勝手に録画されていく。
１話観てイマイチだなとおもえば片っ端から消去していく。

一時忙しくてHDDに一杯に溜まったドラマがあって削除しょうと思ったが、つけっぱ状態で他の作業してたら何か良くで最初から観直したドラマがあった。ドラマ名が遊郭っぽくて内容もそれに伴ってるのかなと思い込んでいた為。
あれ１話だけなら観てなかった。無料なので容赦ない。おまけにあふれるほど放送されるのでポイポイと捨てていける。

キャストで観てる時もあるので、中原アヤ原作の漫画「ダメな私に恋してください」同名ドラマは録画しておいた。
途中でヘタりそうになった。いくらマンガと言えども33才でここまでバカはいないだろうって（笑）でも、この年齢でこんなコスプレもあまり居ないだろうとおもいつつ観ている。

一番可愛く見えたのは朝の歯磨きのシーン。
これってね～～～～。なにげに屈託ない慣れたカップルにはあるんだけどね。恋人でもない他人に無意識で歯磨き粉を歯ブラシにつけてやらないわよ。

衰退したTV界と言えども月９の名はまだまだ失墜したとは言いがたいが、今回の長ったらしいドラマ名いつ恋は、放送開始以来の最低視聴率を更新した。
ドラマの途中で投げ出した。
わたし的に高良健吾の顔が受け付けない。ドラマが暗い。
名作と言われてる映画、ドラマには一般的に暗いと称されるのが多いがその部類じゃない。入り込めないワザとらしさの設定。

たしかに現在の日本の若者の日常の将来は決して明るいとは言えないがそれにしても少し酷すぎない？
現実問題としてもっと酷い労働環境も存在するかもしれないが、過酷な条件下に置かれた若者の恋愛の姿を描こうとしているかもしれないが、そもそも二股条件嫌いなので、それも手伝ってOUT。
ドラマの出来栄えは観てないので評価は無いとする。

しかしながら、つくづく思う。どうして日本のドラマ、これだけ秀作がなく、つまんなくなったのか。

演技のヘタな俳優が多すぎ。原作は売れたマンガ、小説からもってくるので素材はいいかも知れないが映像にいかに表現できるか否かに掛かって来る。

原作が良すぎる映画がずっこけると言われてるように。

で、友人が言ってた巨大事務所がテレビ界を仕切ってる弊害が出てるのではと。

エンタメ、芸能に疎い私が想像でモノ言うのもなんだかで色々と調べると――――。
個々様々な意見を挙げてみた

・人気アイドルを起用すれば視聴率がとれると思っている
・何故か恋愛ものを作らない（あったとしても悲劇で終わるパターンが多い）
・刑事ものはアクションなし、銃撃なし（規制？）
・絶対に人を殺さない時代劇（規制？）
・なさけなくて弱々しい男性が主人公の場合が多い（イケメンも何故か三枚目役を演じる）
・俳優が少ない（アイドルやお笑い芸人が俳優の仕事を奪ってしまった？）
・日本のテレビドラマの殆どは役者(主に主役)主体に製作される為に本の良さや、演出の良さ中々がでない。
・制作費が出演料に殆どもっていかれる為に美術費や撮影費が極端に抑えられてしまう。
・面白い企画、良い企画を見つけるプロデューサーがいない
・コミック漫画、有名ベストセラー原作、高視聴率のＴＶ局ドラマに依存して、安易に製作しようとする製作体制
・優秀な脚本家が少ない
・幼稚で稚拙表現しかできない演出家、監督達が多くなっている
・本当の映画スターがいない
・世界、国内の動向、社会、政治に対してあまりにも無知で無関心すぎる

BLOGOSサイト　＜テレビドラマが消える日＞無料のテレビ放送が60年で衰退した理由は「臆病」だった　http://blogos.com/article/124545/
・TVの視聴者は減り、そのくせチャンネル数は増えているから、一番組あたりの制作費もスタッフもスポンサーも薄くなる。

確かにチャンネル数が増えて選択肢が多くなっている。ネットの普及でテレビ離れしている。
なおかつ、男性などはドラマなど観ない人が多い。

この中で指摘されてるドラマへのお金の掛け方、これは外国の映画でも問題になったように多額過ぎて映画がコケると映画会社が倒産するとまで言われた事例もある。

韓ドラと比べると邦ドラのほうがセットは充実していて行き届いてると思ってる。A氏の豪邸に使われてたタイル使用の壁素材が、貧家の階段の立ち上がりに使われていたりして使いまわしがいかに多いかをこの目で見て知ってる。
気づかないのはインテリアに興味ないからだろう。セットに目がいく私から見れば、日本は捨てたものじゃない。
しかし、全体に演技が下手。

脇役はおなじ人が出るのは韓ドラが多いが（ドラマ数がバカほどある）主役は日本みたいに決まったように大手の事務所出とは限らない。

あるドラマ、５話まで撮影したのにどうもドラマのヒロインとイメージが違うと演技下手でもない女優が降板されたという事実が韓国ドラマにはある。

だから観ていて心に響くのが韓ドラにはある。日本のドラマにそれを見出そうとしてもなかなか無いのが現状。

ドラマになりやすいお国柄の事情がある。韓国はやはり上下の関係、貧富、学歴、容姿など諸条件への拘りが強く、それに伴う弊害が日本の現状の想像を超える。
だからこそ、ドラマ的要素が濃くなり題材に困らないのでは思ってる。

ダメだと思ったら、即観ないの全部の韓ドラに関して言えてる訳では無いが双方みてのあくまで私なりの感想だと捉えて欲しい。