いらぬ事だが一言。LEDディスプレイに変わってから文字の黒がボヤけてグレーに見えるので、わざわざ黒の色指定してる。
全視聴した訳ではないが、主人公のイ・ドンウクについて思う時に残しておこうと思う。後から書こうと思っていて結局、そのままず~っと置きっぱなし状態で書けないでいた俳優への想い。
そんなのが山ほどあって、頭の片隅に残っている人、中には忘却の彼方へいってしまった人がいる。
今日、話題のイ・ドンウク。
今月12月に入ってBSTBSで「乱暴なロマンス」を見始めたがボデーガード役で登場のイ・シヨンの整形丸出しの顔が受け付けなくて(内容もドタバタ喜劇ロマン)HDDに貯まっていってる。
他に観るドラマがあるのでひとまずストック。内容が底見えして興味がわかない。
イ・シヨンは他のドラマでもお嬢様役とか主役級ではない役でお目にかかっていて、憎くはないが進んで拝みたい顔でもない。ましてロマンス役のシンデレラ役なら登場回数が多いってことで遠のいてる。
「乱暴なロマンス」
「乱暴なロマンス」のずっと前のイ・シウンと思われる。
で、ついでに「乱暴なロマンス」のイ・ドンウクにしっくり来なかった。これはこれで悪くはないんだろうけど、途中で観なくなったドラマ。しっくり来ない理由は「甘い人生」の彼の印象があまりにも脳裏に焼き付いていて、違いすぎるタイプに拒否反応を起こしたから。
「甘い人生」(注:韓国映画で同名の甘い人生はイ・ビョンホ内容も違う)
はメインDVDレンタルついでにチョイスしたドラマで、1話からミステリアスな内容に引き込まれた。
最初のシーンが、若者イ・ドンウクが高級マンションの窓から飛び降りる。道には落下で動かなくなった彼の身体が横たわっていた。流れ出る無数の血液が数分前まで生が存在したかを証明するかのように。(この場面がなんというか私の中で異様なほどのインパクトを占めた。何も飛び降り自殺のシーンだからではなく《投身自殺の場面などドラマで腐るほどみてる》蒼白に近いぐらいの色白のイ・ドンウクの悲壮感に満ちた演技に(彼に?)心引かれた。この時だろうね、脳裏に強烈に焼きついたのは。)
役にぴったりじゃないか.。o○ とか思ったりして何があったの!何があったの!と次が気になる展開。
そこは、半年前の真っ白な銀世界が広がる北海道だった。
オ・ヨンス(ファンドマネージャーの妻ヘジン)が北海道の小樽で見知らぬ若者と遭遇する。
登山で遭難した友人の遺体を探しに行くんだという。自分も春まで生きる自信がないという意味不明な事をいう彼をレンタカーに乗せてやった。
.。o○ 変なの?友人の遺体を一人で探すの? ドラマ進行で不自然さは無いけど興味がそそられる進行。
そんな出会いの中で年上の人妻と若者が恋に落ちる。
自分の中で不倫がメインのドラマじゃないかと決定つけ。(基本的に不倫がメインのドラマは嫌い)ゆゆしくも早合点の故の決断でここから以降観ていない。
投稿にあたって(記憶が曖昧であいも変わらず俳優の名前が分からず検索)「甘い人生」を調べると、万人受けしない内容ながら高視聴率を稼いでいる。ミステリーロマンとして韓国で騒がれたらしく、ドラマ評価もすこぶる良い。
思い出すところ、今年BSで「甘い香り」を放送していた。あらすじが余命少ない女性が若者と知り合い真実の愛にめぐりあう←キャッチコピー
これで最初、観たが直ぐにやめた。主人公がキム・ソナでは・・・でなんか亡くなるという設定が先が見えて不幸そうだから。
この「甘い香り」を観て、なんとも思わなかった女性がイ・ドンウクのファンになったと読んだりもした。
たった数場面だけの登場のイ・ドンウクだったが、5年以上経ても尚、私の頭の中に強烈なインパクトで存在していた。
彼が「Loving You」のパク・ヨンハの弟役で出演してたのは後で知ったのかなぁ~?
人の良い弟役のイ・ドンウクと苦悩に満ちた謎の若者があまりにもかけ離れて重ならなかった。
そしてこの度、観た「ホテルキング」。中国でもイ・ドンウクと「ホテルキング」は爆発的な人気で韓国ドラマでは一位、全体では4位の位置付け。
約2ヶ月で再生回数2億回以上の照会数を記録し、格別な底力を見せ、イ・ドンウクと作品への関心を実感させている。
「星から来たあなた」も爆発的人気を起こし、チョン・ジヒョンがドラマで言ったセリフ「雪の降る日にはチキンにビールなのに…」で中国本土では「チキン・ビール旋風」が巻き起こった。
言われてみれば韓ドラではフライドチキンをよく宅配している。そして中国人全体はこの「星から来たあなた」をとても気に入ったドラマとして受け入れた。
主演のチョン・ジヒョンよりキム・スヒョンが特に人気がある。中国の数十社のCMに出演し10億円以上を稼ぎだしている。
「ホテルキング」の影響でイ・ドンウクも同様に人気が急上昇。人口が多いだけに受けると余録として何かと副収入に繋がる。
DVD一枚しか観なかった「甘い人生」の残りを観ます。
本番の「ホテルキング」レビューはおいておくとして、彼にぴったり。(私の中で)珍しいほど彼のドラマは観ていない。これを入れて2本。主役なら一本しかならない。
このドラマでも判るが女優顔負けの肌の美しさと白さ。あえて女優より色黒に見せる為に首までドーランを塗る場合もあるが、イ・ダヘと並んだ時に嫌というほど違いが判る首元の輝かしいまでの美しさと白さ。
素顔の方がもっと良さが出てる
顔の雰囲気、スタイル(がっちりした長身)から合わせて見ると色黒がマッチしそうなのに、これだけは遺伝で仕方ない抜けるほど白い。それだからこそ「甘い人生」の謎の若者のミステリアスがマッチしたかもしれない。あれが真っ黒だったら銀世界にそぐわなかっただろう。
「ホテルキング」のイ・ドンウクは、不遇の少年時代を過ごした主人公が欲望の塊の男に拾われ犬の様に調教され利用される役柄。
沈着冷静、冷酷、非情さの衣を着て自分の姿を隠してるが、子供の頃の虐待のトラウマをひきずり、男から吹きこまれた必要とされない人間だという暗示に自分の存在を見出だせなかった哀しい男の半生の物語。
愛されて育った事がない、待ってるのは失敗の時の鞭打ちの日々。そんな逆境の中、学を身につけ英知を磨いた。それも全てどん底から救い出してくれた男の為に必要だから。
ネタばれになるので、内容にはあまり細かく触れなかったが、毅然としたスーツスタイルでホテル内を歩くイ・ドンウクもサマになっていたし、孤独で苦悩するイ・ドンウクも陰りがあって、この役どころは彼に本当に合ってると思った。
たった数回しか観ることが無かった男優、イ・ドンウク。それなのに決して彼を忘れてなかった。そして、今回「ホテルキング」というドラマで、イ・ドンウクの魅力をたっぷり堪能させて貰えた縁に喜んでいる。
「ホテルキング」の忙しさで抜けていた「ルームメイト」にも戻るそうな。
先ほどから、熱心に彼のことを書いてるからといって強烈なファンでもなんでもない。俳優として好きなのかな?ドラマの内容が気にいらなかったら観ないのでファンとは言えないでしょ。
男性の好きなスタイルとしては入らない。内容がどうであれ最後まで観るのは誰かな?クォン・サンウ主演ならひとまず観てるかも。それも途中でリタイアしたのもあるしで…。
ようするに私は熱烈なファンにはなれないってタイプ。
それから言い忘れたが、イ・ダヘがまたまた整形して顔が変になってる。鑑賞中、目と鼻が不自然で気になって(出番が多い)仕方無かった。
それゆえ、イ・ダヘとイ・ドンウクのカップルの恋愛に感情移入が出来なかった。残念。
十分に可愛いのに整形して台無しにするなんて、整形前の顔か他の女優ならモット恋愛モードにはいりこめたのは間違い無かっただろ。
後半、久々に泣けた、泣けた、ラブロマンスじゃない方で泣けた。長いドラマだと中盤、なんだかで終盤、見えてきたら気がぬけるドラマが多い中、ドラマの出来栄えは秀逸と言ってもいい。
十分に楽しめた。