「イニシエーション・ラブ」「殉愛」繭子とさくらの類似点 | 人魚姫の泡言葉

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土曜日に、超久々に小説を読んだ感想をタイプ打ちしていた。文字数にしたら、1000文字いってたかも。




もうすぐ映画化される「イニシエーション・ラブ」の原作本。強く勧められたので買うこともなく読めた。


注:読もうとしてる方へ ネタバレ平気でしちゃいますからそこんとこ宜しく。

前田敦子のファンだから(どうして4時間で読めるからと勧めたか、読後に話していて彼女が出演する映画だと知った)、原作を読んだのだろう。



2004年発刊とある。土曜日のブログ投稿作業の時には知らなかった。10年かけて100万部に達した計算になる。それでの映画化なのだろう。丁度、バルブが弾ける寸前の時代。

どんな映画に仕上がるかだが、平成生まれの人は1980年代後半の時代がどうであったか映像で見るのもいいかも。

しかし、小説のイメージからマユと前田敦子がどうしても重ならない。

ブラウザを自分で落としてしまって消滅させたので、あれから「イニシエーション・ラブ」の事を調べていた。

作者の名前だって女性っぽいので、読んでる間中、女と思っていた。

前触れ無し、下調べ無しでいきなり読んだので、『乾くるみ』著者名を見たのは、この本で初めて。

小説から遠のいて1年ぐらいになるだろうか・・・。読み物を止めた訳では無く、雑誌(WiLL)12月超特大号もマガジンラックの中から頭をのぞかせている。

竹田恒泰の「日本人が一生使える勉強法」も早くに買ったものの、4/5まできて栞を挟んだままで、読みかけの本がちらほらある。

以前の私からは考えられない。ネットがより便利になり情報が氾濫している。便利なようで雑音が絶え間なく入ってくる。

それは、実に生るものから生らないものと種々雑多である。私にとって好物でも他人様は嫌いであることと同様、趣味趣向が違う。

で、本と一口に言っても分野も広いので知らない作家も数多くいる。

乾くるみ氏(読後に男と知った)は目にしたことも無い名前だと最初に書いてるが、じゃ最近、売れてる作家を知ってるかと問われればそうでもない。



はやい話がここ数年、小説全般に関してトン!と音沙汰してるってことで。

1900年後半は、サスペンス・ホラーを好んで読んでいたので、貴志祐介、東野圭吾、宮部みゆき、鈴木光司、猪瀬秀明ぐらいの名前などは出てくる。また、彼らの著書も愛読していた。

2000年代は桐野夏生、同じく宮部みゆき、東野圭吾となる。東野圭吾は1900年代より2000年に入って認められ良く読まれてる。



こちらの世界の大御所、江戸川乱歩、松本清張、横溝正史、及び京極夏彦の書物はたいていは読み終えてると思っている。



で、戻るが、この乾くるみが著した「イニシエーション・ラブ」、4時間で簡単に読めるからと、そして最後の2行でアッとすると言われ本まで用意されたのだから、読む訳にはいかない。



4時間で読めたという割にペラペラでもなく260頁ある。読書スピードを早くしょうと思えばいくらだって出来る。斜め読みで読書感想を書き、秀作な出来栄えだということで、3名選ばれて読み上げられたこともある。



自己啓発の本で名前を出すと、あぁ、と誰でも一度は耳にしたことがある本である。

小説はとなると、よそ道が多くなるので(ある文章のところで触発されて追想の世界にたびたび入るから)本の中身にもよるが随分と遅くなる。



最後の2行で驚くと言われて、さてさてとページを繰り出した。午前を回っていた。



最初の方は、自分の青春時代の思い出と重ねて面白かった。中盤になって飽きてきて退屈になってきだした。



読むわ、と言ってしまったので途中で放り投げるのもなんだかで、最後の2行が驚くとのフレーズで途中3回の居眠り(本を持ったままの姿勢で寝ていた)おまけに夢まで見てる、そんなこんなで最後まできた。



ん!で何!どうしたの?何が展開に驚くの?といった状態で何が話題になって騒いでるのか分からない。



合コンで知り合った男女、2股してた話じゃないのとなった。誰もが2度読みしたがる?…。



別段したくない。土曜日の時点で、タイプしたブラウザを落としてなかったら、それからアマゾンのレビュー、メールに入っていた解析したブログを読むことなく酷評していたと思う。




時代設定が1980年の終わり頃だし、「男女7人夏物語」「男女7人秋物語」、流行っていたのは知っていたけど観たことないしで、曲名が出てくると知らない?知らない?で○○○の様にサングラスをはめてとある、この人がどんな人なのかと気になって画像検索をしてみたけどTVで観た記憶もない。



こちとらは、作者がずっと女性と思い込んでるので(知らなかったら女性と思える著者名でしょ)、セックス描写が女性にしてはヤケに巧い。



これは村上春樹をとうに上回ってるじゃないか。(私は村上春樹を巧い列には入れたくないが、世間巷での声でチラホラ入ってくるので)



うーん、でも女性作家でここまでセックスシーンをあからさまに描いた作家いたっけ――。女性でも性経験があれば男のこの生態現象を理解できるかもね、などと思いながら読みすすめていた。



昨日、作者を調べて男だと知った。そうだろ、そうだろと私の中で妙に納得出来た。そう、あの描写は男しか出来ないだろう・・・うん、うん。



賛否両論のこの小説、受賞はしなかったが第58回日本推理作家協会賞長編、連作短編集部門候補まで滑りこんでる。


2005年には本格ミステリベスト10の6位にまで登りつめている。

その道専門の方が選考して候補にまで入ったんだから駄作では無いのでしょう。


でも奇作かも。トリックじゃなく、これは少しずっこい。最後の2行目に名前を違った呼び方して、えーーーーーーーーーーーーーーと思ったって。



何をどう読んでるのかしらと、日曜日、アマゾンレビューを読んでて思ったわけです。



鈴木君を調教していく様は、純粋無垢な天使のようでもないし、鈴木夕樹が一目惚れしたマユはなかなかしたたかで、でも男ってこれが見抜けないんだよね。


それから言うと、この作者は女というものを良く知ってる。だから書けたとも言える。しかし、作家ならこのぐらいの女の本質を知らずして成り立つだろうか・・・。


いや!成り立つ。人形のような感情がはいってない女がぞくぞくと登場してくる小説がある。



トリックに引っ掛かってるのは、至るところに散りばめられたやり取りに気がついて無いだけ。上記にあげた詳しく説明したサイトで指摘してない部分、例えばサイドAの語り主(鈴木夕樹の場合、外交的な面がない、それゆえ、家庭教師をして稼いでるお金を使ってないのか趣味の読書の本代のみで、繭子よりは自分がお金を持っているだろうと算段してる場面がある。これから考えても数十万円単位ではなく数百万円単位のお金があると判断出来る。
サイドBの鈴木は、車は持っているものの電話代にもピリピリするぐらいの懐状況。これから別人物であることも伺える。



そして語り口、小説では一人称とか三人称とか使う。この小説は一人称ですすんでいってる。



小説でも語り人物が変わる場合がある。その場合には作者は○○さんの章とか、読み手にわかるようにしてる。



【謎解き『イニシエーション・ラブ』←このサイトを読めば詳しく説明してくれている。

http://gonza.seesaa.net/article/2124042.html



可也な時間をさいて読み砕きUPしてる。サービス精神に感心。ただ、サイト主は、この小説はたんたんと書かれてるので叙情的なのを求める人には良いと思わないかなんとか書いてあった。←ごめん、厳密に表現してない。



上記のサイトを読んでいただけば、その文章に遭遇出来る。

私の見解で、叙情的要素が無い小説などこの世に存在しない。たんたんとした書き方、手法だけであってすべて心の部分が入る。



全く無しにするのはあらすじで十分。



夕樹をタックンと呼ぶには無理があるでしょ。いくら夕がカタカナの「た」に見えたとしても何もそこでカタカナをもってくるこはない。ここでオカシイと思えた。

おかしいのは最初から出てくる。数ページ読みすすむとマユがシタタカさを持った女だとわかるし、清楚に見える女性が中身まで品性高潔とは限らない。



純粋で責任感があってある意味すれてない鈴木夕樹のタイプだったから天使に見えたと思える。


遊んでない女性を知らない男性の代表的な好みのタイプがマユみたいであるのは認める。だからこそ、作者は女を知ってる、ゆえに男心も知り尽くしてると言える。

夕樹がイメージした女性ならば、2回目にあったとき、わざわざ傍まで来て声をかけるもんだろうか。



マユは夕樹に言ってる。「あなたは女を遊んだりしないタイプ」だと。←多分、このような事を言った。借りた本は返したので手元にないので意味合いだけ組んで欲しい。



ここでマユの方が男を見る目があったと言える。



2人の男がサイドAとサイトBで語り手となっている。



マユが二股かけてる、男が二人いるとわかると最後の2行の名前呼び間違いで「えっ!」とはならない。



で、中盤から退屈で退屈で何が最後に待ってるんだろうって来て、読み終わり、何処が驚くところあるのって、なったと言うお話。



土、日曜日は外出してないので、「殉愛」のアマゾンレビューも読んだし、昨日は「イニシエーション・ラブ」のレビューも読みので、リンクする部分、二股で登場の女性 2人が頭に同時に浮かんだ。



まぁ、マユなど可愛いもので(レビューで酷い言い方されていた)二股でも「殉愛」のそれとは全く次元が違う。



そこここで、ある話。実際に知り合いが学生時代バイトしてて男3人、女1人で、やっと告白して付き合い体の関係もあり~ので、後でヤロウ3人が思い切って「僕は○○さんと付き合ってます」と残る2人が呆気に取られて、俺も俺もと。



結局のところ、○○さんはバイト先のヤロウ3人全部食べてたという話。

こんなの身近で結構見聞きするので、驚く程ではない。



タイプ的にはマユは同性でも好みじゃないけど、読書の趣向が私が読んだ本が次から次へと出てくるので何か読んでた当初を思い出し、そこは楽しんだ。



で、サッサッと読まない人だから寄り道をする。



純文学で思い出し、エミール・ゾラの「居酒屋」(かなりウケたので続編を買った、それが→)「ナナ」(居酒屋の続編で娘が主人公)を調べると、ナナのモチーフの実在人物コーラ・パールがいた事を知る。19世紀フランスきっての最高の高級売春婦であった。←読書は一旦停止して暫しwikiを読んだが、コーラ・パールについては、もっと知りたいと思う。これは良いお土産を貰った。



で、またまた本文にかえるが、小説のマユと二股では同じだが、一緒に並べられるのは同時に一日で2つの本のレビューを読んだから。



地元、大阪なのでたかじんの逸話は入ってきてた。身近なところで友人の友人が歯医者で遭遇したとか。



それも順番待ちしてるのに、入ってきて直ぐに診療室に入ったとかで、友人の友人は憤慨してたと聞いたが、友人と二人して、あんな仕事してるから先に医者とは知り合いでアポイント取ってて診療室に入ったんでしょ、とか何とかで話を結んだ。



友人の友人いわく横柄に見えたとかで、たかじんのタイプならそう見えるだろうとか納得出来た。それが彼のキャラと自覚してるので何とも思わない。



たかじんが嫌い、好きとかではなく彼の性格を理解してるというか、驚いたのは何台もビデオデッキがあって各局の番組全部を録画して、また観てるという。



聞いた時、この世界に生きてるこそなのか勉強家なんだ、と感心したのを覚えている。すさまじく整理整頓するタイプであるのも知っていた。



見かけの豪放磊落とは真逆の一面をもつ。彼が繊細で、しかしながら体裁を人よりも構う性格のであるのはなんとなく感じていた。



本は読んでないが、これからも読むこともない。



「そこまで言って委員会」を観た時、辛抱治郎と竹田恒泰が「殉愛」をベタ褒めしていて、辛抱が「これほどまでに克明な闘病日記を読んだのははじめて」とか心底感動してるようだったので読もうかと思っていた矢先だった。



余命2ヶ月の人妻になった人のブログも読んだ。



https://www.youtube.com/watch?v=iLX0w5_GF1k
  たかじんさんの極秘結婚相手【さくら】さんの正体!


金スマで闘病看護の特番をやってたみたいで、「殉愛」の本も出版でこれだけ世間で公の行動をとると無いところからでも火が出るし、彼女の場合は、隠れていた火種を自分で曝け出した事になるわけだが、優位に動こうとしたのが裏目に出た結果となった。


ブログを読むとSNSに手慣れた感じで、ネットを駆使してる様子が伺える。それだけネットを知ってれば余り表に出るとボロが出るのを知ってる筈なのにね。


大阪の芸能人の話題なら何処となく話が入ってくる。ましてブログで「ハニー」とイタリア夫。


たかじんとの呼び名も「ハニー」。


同時進行と同じ呼び名にした点で「殉愛」と「イニシエーション・ラブ」は類似点がある。


この人物は、小説のマユと違って、そら恐ろしいのでこれ以上あれこれ続けたくない。


色んな人のレビュー(本のレビューというより事の顛末への意見がほとんど)を読んだ。


アマゾンは不思議なオンラインショップだね。書店では十分手に入るし買う事が出来るのに売り切れとなってるらしい。


ある人のレビューが私が言いたい事を全て吐露してるので紹介して〆たい。


――――――


114 人中、111人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。




5つ星のうち 1.0 旬愛ねえ・・・, 2014/11/16




投稿者 夜間飛行 - レビューをすべて見る






レビュー対象商品: 殉愛 (単行本)

この作家さんは2冊目です。

前回のモンスターの印象が悪かったので、ほかの本はどうかと思っていたのですが

よけいに印象が悪化しました。最初の本で感じた違和感はまちがっていなかったと思いました。

まず、取材して文章を書く力はさすがにプロですが、なんというか薄っぺらい・・。

お金のために、TVドラマのようなお涙ちょうだいを書き散らす作家という印象です。


たぶん、この奥さんの女子力にだまされたんでしょうね。

この手の男性は女性のことなんてわかりませんから。

この奥さんは、理研のおじさまたちをだまして手玉にとったオボ氏と同じような、

ぶさかわいい一見純粋にみえる女性なんでしょう。


そして、若い女が、お金抜きに老人にしんそこほれて、最後を看取ってくれるという男性のドリームが入って

真実が見えなかったんだと思います。若い女が老人にほれてお金抜きに結婚することなんてありえませんが、

そこらへんが考えが甘いように思いました。