発達凸凹に必要な力とは? | 発達凸凹応援団ワン・シード

発達凸凹応援団ワン・シード

自閉症スペクトラム支援士×宝物ファイルマスター×コーチング

こんにちはニコニコ

発達凸凹に関心のある方も

そうでない方も

ご訪問ありがとうございます!

 

2024年4月21日(日)

北海道盲導犬協会主催の

「ガイドドッグオープンデー」

行ってきました!

 

 

以前にも書きましたが、
我が家では
「トライ号」という黒のラブラドール・レトリバーを
パピー(仔犬)として預かり
繁殖犬として預かり
引退繁殖犬(老犬)として預かり
合計17年ちょっと、
飼育ボランティアとしてお世話させて
いただきました
 
 
「ワタクシがトライです。盲導犬協会でオフロに入ってます」
 
盲導犬協会の預かり犬は
医療費全額負担してくださるし
用事があれば預かっていただけるし
犬のことなら
何でも相談に乗っていただけるし
こうして、立派なお風呂も
使わせてくださるので
(洗うのは、基本飼育ボランティア)
大変ありがたいのです。
 
トライは昨年8月1日に
虹の橋を渡りましたが
今年もガイドドッグオープンデーの
ご招待ハガキをいただいたので
参加することにしました。

 

  盲導犬歩行体験!

「絶対参加しよう!!」

と思って行ったわけではありませんでしたが…

入り口の所で受付していたので

私と息子、それぞれで応募してみました。

受付番号をもらって

30分後に結果発表がありました。

 

すると・・・

 

 

 

・・・私だけ当選びっくり

 

嬉しかったのですが

色んな体験をさせてあげたかったので、

急遽、息子に権利を譲ることにしました。

 

最初夫は

「律儀な息子のことだから、

当たったのは自分じゃないと

拒否されるかも知れないね」

と心配していましたが。

・・・杞憂でした。

 

息子に

「お母さんだけ当たったんだけど、

ISSAに譲るよ。体験しておいでよ」

と言ったら

「え?いいの?

当たったのはお母さんだけど…」

「うん、番号札と引き換えだから大丈夫」

「そっか、ありがとう!」

そう言って、無事に歩行体験へGO

 

 

最初に、盲導犬のお仕事について

レクチャーをいただきました。

①まっすぐ歩く

②交差点で止まる

③障害物をよける

④目的物を探す

⑤危険なときは指示に従わない

もちろん、左右を覚えたり

他にも細かい指示はありますが…

盲導犬に教え込むことって

意外と少ないんです。

 

外に出て「コンビニ行って」

というわけにはいきません。

人間が道順を覚えておいて、

曲がる時に指示したりします。

臨機応変に指示を出すのが

大事なんですね。

 

 

 

そして、実際に盲導犬協会の周辺を
歩いてみました。

 

 
「●●(犬の名前)、進め!(だったかな?)」
と言うと歩き出し
交差点ではスッと止まり
リズミカルに歩いて行きます。
息子も、満足そうでした。
 
あっという間の時間。
トライと同じ黒ラブの犬と
歩行体験できて
いい経験になったと思います。
 

 

人の好意を受け入れること 

 

盲導犬のお仕事に
「⑤危険なときは指示に従わない」
というのがありました。
これは、例えば「進め」と言われても
車が来ていたり、危険な状態があれば
頑として動かない判断をするのです。
 
発達凸凹の方々も
臨機応変が苦手。
今回、夫が杞憂したことも
「当たったのはお母さんなのに
自分が参加するのはズルじゃないのか」
という考えをするのではないか、
ということだったのですが
・申し込みの時番号だけもらった
・名前を書いたわけじゃない
と、簡単に伝えただけで
受け入れました。
そして息子はすかさず私に
「ありがとうね!」
と言ったのです。
これは、
「お母さんの好意」
として受け取ってくれたようです。
 
息子は、落選ならそれで
気持ちをすぐに切り替えます。
「ダメなものは仕方ない。
決まりなんだから」
という割り切りの良さも
ある意味、特性なのかも知れません。
でも、そこで特性のある人は
「誰かの意思で、決まったことを翻す」
ということに葛藤するのではないかと
思うのです。
そこに「好意」が入ってくると
優先順位やら
規範意識やら
後ろめたさやら
申し訳なさやら
・・・いわゆる
「落としどころを決めることへの苦手さ」
みたいなもので
混乱することが
あるのではないかと
思います。
なので
「人の気持ちを受け取らない」
「頑固である」
などと言われてしまいますが
決して悪気があるわけではなく、
判断する経験が少ないと
周囲の反感を買うような
決断をしてしまうことが
多いのではないでしょうか。
 
でも、発達凸凹の方々だって
良い経験を重ねることで
その判断が出来るように
なります。
 
それは、失敗経験からは
なかなか学べない。
(不可能ではありませんが、キツイ)
だからこそ、成功体験を積むことが
何より大事。
そこに伴走するのが
親や支援者の役目ではないかと
思っています。
 
そういったことを
教えてくれる人は
あまりいないと思います。
私の長年の経験と勘ではありますが、
悩める親御さんに
アドバイスする機会も多く、
大変喜ばれています。
 
 

ただいま、公式LINE登録で

無料相談30分

プレゼントしております!

(子育てに役立つ

PDFファイルも

無料配布中です)

 

↓  ↓  ↓

 

友だち追加

わざわざブログを

開かなくても

発達凸凹応援団ワン・シード

公式LINEにご登録

いただければ

様々な情報が

お手元に届きます!

 

 

友だち追加

 

 

発達凸凹応援団ワン・シードの

公式ホームページはこちら