【自閉症啓発デーと発達障害啓発週間】~7日目 生きる力をつけるには?~ | 発達凸凹応援団ワン・シード

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自閉症スペクトラム支援士×宝物ファイルマスター×コーチング

こんにちは。
後半は亀の歩みで

やっと更新しました。

発達障害啓発週間は

とっくに終わってしまいましたが

私は今日が最終日(笑)

 

 

  生きてゆく力って何だ?

 

最終日にお勧めする本はこちら

 

「15歳までに始めたい!発達障害の子のライフスキルトレーニング」

 

 
 
Amazonの紹介文より
「ライフスキルは、日常生活の基盤となるものです。学力や運動能力、ソーシャルスキルなどをどれだけ身につけても、鍛えても、生活習慣や生活リズムが乱れていては、能力を十分に発揮することができません。本書では家庭生活や地域で活動するために必要なスキルを10種類に分けてトレーンング法を解説します。子どもが責任をもって活動する日をむかえる中学卒業前を目処に、ライフスキルの習得にとりくみましょう。」
 
発達障害のお子さんを
一生懸命育てていると
どうしても近視眼的というのでしょうか
基準が「自分の家の中」
になってしまいがち。
それで大丈夫なことも
多々あるし、
それがダメだという
わけではありません。
 
ただ、
「他の家ではどうなの?
一般的にはどうなの?」
という視点で見た上で、
「それは気付かなかった」
「でも、この子には要らない」
といった判断をしていけば
良いと思うのです。
 
小学校から中学校へ
中学校から高校・高等支援学校へ
と、ステージが上がった後で
「しまった!身についてなかった!」
と気付いたら、
全く手遅れではなくても
焦ったり、困ったり
する事態になります。
 
早めに気付いて、
時間に余裕を持って
身に付けておくと安心ですね。
この本には
10種類のスキル
・身だしなみ
・健康管理
・住まい
・金銭管理
・進路選択
・外出
・対人関係
・余暇
・地域参加
・法的な問題
について、
発達障害があることで
どんな問題が起きやすいか
どんな風に身に付けていけるのか
身に付けるのが難しければ
どんなタイミングで
支援を受けたらいいのか
・・・
などが書かれています。
 
「トレーニング」と言っても
それをやったから
発達障害が治ったり
普通の人と同じことが出来るようになる
わけではありません。
 
けれど、
スモールステップで改善したり
「ある程度わかる」
「自己認知が進み、SOSが出せるようになる」
ということも
何もしないでいるよりも
大きな前進であり
将来、一人暮らしや
グループホーム入居で
「自立・自律」に
近づくのではないかと思います。
 
私の息子も、
そろそろグループホームを探そうか
という話が出ています。
それで、この本を買ってみたのですが、
意外とだいたいのことが
身に付いていて
胸をなでおろしています(笑)
実家暮らしで出来たから
一人になってもできるとは
限りませんが
実家で出来ないことは
一人になったらもっとできません。
 

  最近気になる傾向が…

 

私と同じように
発達障害の子どもを持つ親が
「親支援をしたい」
「経験を役立てたい」
ということで
カウンセラーやコーチとして
活動をしている方が
大変多いようです。
 
皆さん、大変な子育てを乗り越えて
その経験は色んな方の
役に立つと思います。
私も同じ思いで
相談を受けたり
ペアレントトレーニングを
実施したりしています。
 
そんな中に・・・
SNSやブログで
自分の子どもが荒れている話や
忘れ物・失くし物をする…
片付けができない…
金銭管理ができず借金…
そういったことを
愚痴のように書きつらねている方が
少なからずいらっしゃいます。
中には
どう考えても親の対応が
最初から間違っているのでは?
という事例もちらほら。
そこに至るまでに
できることがあったはず。
詳細に書かれた文章から
手に取るように
わかるのですが、
ご本人は子どもに寄り添っていると
思い込んでいるようです。
多くが
「ウチの子はグレーゾーンなので」
という方々ばかり。
 
そういった方たちの投稿からは
グレーなのだから・・・
診断がつかないのだから・・・
「いつかできるだろう」
「これくらいはわかるだろう」
そんな声が聞こえてくるのですが
それは
「グレーは洗えば白になる」
くらいの気持ちではないかと
思います。
 
本田秀夫先生がいつもおっしゃるのは
コレ↓
 
※本田秀夫先生の講義動画より引用させていただきました。
 
グレーだってむしろ
「黒かも知れない」
「いや、黒なのだ。薄いけど」
という前提で対処しなくては
いけないのだと
私は思っています。
 
特に疑問なのは
そのような困り感を抱えながら
「困っている親御さんの力になりたい」
というコーチやカウンセラーさんが
的確なアドバイスや
カウンセリングができるのだろうか?
ということなのです。
 
特性を知っているのか?
グレーの人の内面世界をどう捉えているのか?
「いいよいいよ」で許せばそれでいいのか?
色んな疑問が湧いてきます。
 
少なくとも・・・
クライアントさんの前では
自分の家の困り感は
カミングアウトしない方が
いいんじゃないかな。
するのであれば、
解決してから
「こんな風に解決できるんだよ」
という事例として挙げるのなら
信頼は得られるのかも
知れませんが・・・と、
老婆心ながら思ってしまいます。
 
まずはこの本で
自分の子どもを(成人していても)
チェックすることで
何が足りないのかわかるかも!
 
 
 

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