【機材初心者さんに】ピックアップの取り付けにはお金がかかるのか? | ウクレレ、ギターからウッドベースやハープまで使用可能!アコースティック楽器用ピックアップMSP

ウクレレ、ギターからウッドベースやハープまで使用可能!アコースティック楽器用ピックアップMSP

取付け加工なしで簡単に装着可能。磁石ではさむだけの新方式(国内・国際特許取得済)のアコースティック楽器用ピックアップMSP。お客様の声や使用事例などをアップしていきます。

今回は現実的なお話。
ピックアップを使用するには具体的に
どんなお金がかかってくるのかです。

一番シンプルな使い方は一般的に
楽器+ピックアップ→シールドケーブル→楽器用コンボアンプ


ではないでしょうか。
(ピックアップによってはプリアンプを介す必要がありますが、
それは省いています。)
このセッティングにはどれくらい予算を

考えておけばよいのでしょうか?

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★楽器用コンボアンプ
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バンドマンの会話に出てくる、いわゆる「アンプ」のことです。
音の増幅機能とスピーカーが一つになった機材です。
ライブに使うのか、練習に使うのか、どんな音を出したいか、

他の楽器やマイクと兼用もしくは2ラインで併用するのかなど、

自分が使用する状況を考える必要があります。
それによって、必要な具体的な機能を予算に応じて考えます。
出力(音の大きさ)、エフェクトやシミュレーターなどの機能、

チャンネル数(繋げられるマイクやピックアップの数)、

入力口の物理的な規格、入力信号の規格、

用途によっては出力口の規格、などでしょうか。
こだわりのメーカーがある人は、

メーカーのシリーズから選ぶのも良いかもしれません。
練習だけの使用で、家の中で最適な音量が出ればいい、

ということでしたら、数千円のお値打ちなもので事足りるかと思います。

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★シールドケーブル
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モノラルのフォーン(6.3mm径)のオスジャック(凸型の端子)のついた

楽器用のケーブルのことを一般的に「シールド」と呼びます。
シールドケーブルの値段は長さやメーカーにもよりますが、
最低価格帯のものは避けた方がよいでしょう。
値段が高いものだと耐久性や音の劣化が少なくなる傾向にあります。
短い方がノイズの影響を受けづらいと言われていますので、
使用する状況にちょうどいい長さのものを用意するのがお勧めです。
ライブなどでも使用したいのならば、5~7mあると便利だと思います。
消耗品ですので、どこまでいいものを買うかは、
予算と自身のこだわり次第でしょうか。
楽器店の店員さんに聞いたり、

販売サイトの売れ筋を調べてみるのも手ですね。
ちなみに、モノラルに対してステレオというタイプの

プラグやジャックも存在します。
これはオーディオなどの左右の両スピーカーから出す2種類の音を

受け渡しする時に使用される規格です。
お間違えなく!

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★楽器+ピックアップ
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さて、本題のピックアップについてです。
いろいろな種類のピックアップがあるのは前回の記事

【機材初心者さんに】ピックアップってなに?①

【機材初心者さんに】ピックアップってなに?②

でご紹介いたしましたが、
ピックアップを購入したとしても、

取り付けをプロにお願いするとなると、やはりお金がかかります。
楽器を買った楽器店や楽器工房さんに相談すれば

工賃を教えてくれるはずです。
取り付けるピックアップの持ち込みOKかもしれませんし、
そのお店のラインナップから選ぶなどの
制約があるかもしれません。
ピックアップの種類によって工賃が変わることもあります。
まずは楽器の加工を受け付けしているお店に

相談してみてください。
取り付けを依頼するということは、

プロが加工しなければならないような工程があるということです。
大抵は楽器に穴を開けるなどの

楽器に負担のかかる作業があります。
安い楽器だし面白そうだから自分でやってみたい!という方も

いらっしゃるかと思います。
そんな方のために、内蔵の張り付けタイプの取り付け作業工程

ページリンクを貼り付けておきますね。

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★貼り付けタイプピックアップの取り付け方法

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見ていただくと分かる通り、それなりに道具が必要です。
普段からDIYをしていない人には、

道具をそろえるだけでも結構なお金がかかります。
そして、使い慣れない道具で失敗するリスクもあります。
そういうのが面白いというのもありますが、
音を出すことを目的とするならば、
プロにお願いするのが確実です。
そして、お店に楽器を持ち込み、加工期間を待ち、

また受け取りに行くという手間もかかります。
もしかしたら、ピックアップ内蔵の楽器を買い直した方がいいや、と

思う人もいるかもしれませんね。
それでも愛用の楽器に最低限のコストで

ピックアップをつけたいのならば、
外付けタイプのピックアップを自身でつけるのも、
選択肢の一つではないでしょうか。

例があるとイメージがわきやすいと思いますので、
私の自宅のセッティング(下写真)をご紹介します。


ウクレレ+MSPピックアッププロフェッショナル用オスジャック→ベース用コンボアンプ(12W)
アンプはエレキベース用のIbanez IBZ-Bで、

友人から2,000円で譲ってもらったものです(笑)
このMSPはケーブル長180cmでフォーンのオスジャックタイプなので、
シールドケーブルなしで直接アンプに挿しています。

(MSPのケーブルとジャックの規格はキットにより異なります)
MSPピックアッププロフェッショナル用キットが

定価13,450円(2020円1月現在)なので、
新品でアンプとMSPを買ったとしたら、

2万~2万5,000円程度くらいかと思います。
このオスジャックのMSPだとライブ会場では

アンプには届きづらいので、
その時はDIに挿してミキサーに送るか、

プリアンプに挿してからアンプに送るか、

という感じになるでしょうか。
なので、使いさすいかどうかは、

その人の活動スタイルによりますね。

外付けのピックアップには
コイルピックアップ(マグネティックピックアップ)、

貼り付けタイプやクリップタイプのコンタクトピックアップ、

そして弊社のMSPピックアップなどがあります。
ピックアップではありませんが、

外付けタイプのコンデンサーマイクもあります。
ピックアップやマイクについての特徴は以前に

ブログに書かせていただきましたので、

そちらをご覧ください↓

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【機材初心者さんに】ピックアップってなに?①

【機材初心者さんに】ピックアップってなに?②

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コイルピックアップ(マグネティックピックアップ)は

楽器が限定されてしまいますが、
その他の外付けタイプはアタッチメント次第で

いろんな楽器に取り付けられます。

弊社はMSPピックアップの製造を行ってますので、
ここでMSPピックアップの特徴について書かせていただきます。
●取り付けに工具の準備が必要ないし、楽器加工も必要ない
●粘土のような粘着を使わず強力な磁石で挟んで

 取り付けられるので、汚れず取り付けの安定感もある
●音を拾うパーツ(ピエゾ素子)を押し圧できるため、

 高出力で奥行のある音が拾える
●音が響きやすいサウンドボードの真ん中にも取り付けられる。

 好きな音色のでる場所を選べる
●お手持ちの楽器間で使いまわせる
〇使いまわすには取り付け取り外しの手間がある
〇取り付けられる範囲が広いため、

 取付位置を模索しなければならない
〇一部の貼り付けタイプに比べて値段が高い
〇磁石製品なので、取り扱いに気を遣う

●がメリット、〇がデメリットと感じられる部分ではないでしょうか。
楽器を加工したくない、工賃がかかったり楽器を預ける

手間や期間を避けたい、特殊な楽器で専用のピックアップがない、
そういった思いやお悩みのある方には
ぜひMSPピックアップを検討していただきたいです。

楽器によって取り付けに関するお悩みや疑問は

それぞれ変わってくるかと思います。
私たちが知らない楽器やオリジナル楽器でも、
お写真や構造などをお知らせいただけましたら、
取り付け可能かどうか、どんな音がでそうか、

どんなメリット・デメリットが考えられるかなど、
できる限りご案内させていただきます。
ご検討にあたり、迷ったり悩まれたりすることがありましたら、
お気軽にご相談ください。

また、分からないことや
ブログで取り上げてほしい内容がございましたら、
お気軽にご連絡くださいませ!→music@123sound.jp
どうぞよろしくお願いいたします^^

 

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