いつものようにぴーす君のおうちに着いたのですが・・・
玄関先にやってきて、歓迎してくれるはずのぴーす君が
なぜかやって来ませんでした。
どうしたの！？
ぴーす君、おうちに居ないのかと思ったのですが
いました。
オーナーさんのすぐ横にフセをした状態で。
「ぴーちゃん、おはよう！」と言うと
しっぽをブンブン振って挨拶してくれましたが、
いつもとは違って大人しいぴーす君。
その理由・・・すぐ分かりました。
オーナーさんの具合が良くなかったのです。
顔色が悪く、声もいつもとちがったくぐもった声。
おかしいと思い熱を測るとやっぱり微熱が。
８月に入院していたオーナーさん。
無理は禁物です。
今日は、オーナーさん、ぴーす君、私で
出かける予定になっていたのですが、急きょ延期することに。
私達のやりとりを、いつもとは違い
とっても神妙に伺っているぴーす君。
オーナーさんは、驚いて
「ぴーす、まさか具合悪いのかな？」と。
「今日は寺井さんを迎えに行かなかったし・・・。」と心配そう。
「違うと思いますよ。
体調が悪いから心配してるんですよ。」と私。
心配するオーナーさんに、「ちゃんと静養していてくださいね。」と
念を押して、ぴーす君のお散歩に。
まだちょっと心配そうな顔のぴーす君に、
「ぴーす、大丈夫だよ。」とオーナーさん。
「そうだよ。大丈夫だから、お散歩行こう！」と私。
大丈夫なことが分かったのか、いつものぴーす君に。
きっと、オーナーさんが外出をとりやめて
家で休むことがちゃんとわかったようです。
今日も河原で大はりきりのぴーちゃんでした。
「今日は、ソニーの工場まで来たぞ～」
オーナーさんがゆっくりお休みできるように
長～い散歩に行きました。
ソニーの工場近くでキャッチボールをしていたお兄さんたちと
ボールで遊んでもらったりしてゴキゲンのぴーちゃん♪
「花のにおい、いいにおい～」
「楽しいね！」
約３時間の長い散歩から帰ると、
だいぶ顔色の良くなったオーナーさん。
ぴーちゃんも嬉しそうでした。
もともと繊細なぴーちゃんですが、オーナーさんの体調まで分かるとは・・・
と、ちょっと驚きましたが納得もしました。
ワンコはオーナーさんが思っている以上に
いろんなことを感じ取っているんですよね。
オーナーさんが気づいていないだけで。
こんなふうに心配してくれるワンコと過ごせるって
本当に幸せなことですよね。
ワンコってすごい。
ワンコってかわいい！
