ラブラドールのレオくん | いつもシニアドッグのそばに

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シニアドッグが大好きで、ドッグヘルパー One by Oneとして
犬の介護士、介護アドバイザーをしています。
「愛犬のアンチエイジング・エクササイズ」セミナーも開催。
介護の担い手を増やすため、ドッグライブリー協会、シニアドッグ介護習得コースを開催中。

今日は、先週に引き続きラブラドールレトリバーのレオくんのところへ。
ついこの間、14才になったレオくん。


何年も前から足に故障を抱えていたレオくんですが
オーナーさんのケアのおかげで、今も歩いてお散歩へ。
お散歩の序盤は、走る事もあるという元気なレオくん。
でも帰り道は疲れてへたばったり、ヨロヨロとしてしまうそう。
とは言え、大型犬の御年14才で、
しかも足が元々良くなかった状態で、これだけ歩くことができているのは
本当にすごいことだと思います。
しかも目はハッキリ見えているよう。

お聞きすると、ずっとグルコサミンなどのサプリメントも飲んでいたと。

最近のオーナーさんは、足腰が弱くなって歩きづらくなってしまったレオくんに
車イスを買うか、カートを買うかで悩んでいらっしゃいました。

私は、独立する前に研修させてもらっていた老犬クリニックで
ラッキーにも犬用の車イスについて色々と勉強させていただきました。
マネージャーと神戸に出張に行かせてもらい、直接、車イスの使い方や特徴なども勉強させてもらったり。。。

ただ、車イスにもメリットとデメリットがあります。
自分の体自体を支えづらくなってきている大型犬のワンちゃんを車イスに乗せるのは
それだけでひと苦労だったりするのです。

犬用の車イスについては、またゆっくり触れるとして・・・


レオくんのオーナーさんは、悩まれた結果、大型犬用のカートを買うことにしたそうです。
「歩けなくなっても、カートに乗せて気分転換をさせてあげたい。」
そうおっしゃるオーナーさん。

本当に素晴らしいな~・・・
レオくん、幸せだな~

つくづくそう思いました。


今日は、お話をお聞きしたりアドバイスをした後、
レオくんの筋力をキープするためのちょっとした運動をアドバイス。

おやつをただあげるのではなく、ぜひエクササイズに使っていただいて
筋力キープに役立てていただきたいのです。

レオくん、いっしょうけんめい立ち上がって
おやつに向かって1歩1歩がんばってくれました。


それと介護用の食器とスプーンをお持ちしてみました。
試しに水を入れてレオくんに。

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レオくん「これなーにー?」

レオくん、食器に興味がなかったため
6才(推定)のジンくんに。

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ジンくん「ん?なに?」

元保護犬のジンくん。今はこのおうちでとても幸せに過ごしています。
見た目はタフな雰囲気ですが、人見知りでちょっとシャイ。
そこがまた可愛いのです(笑)。

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ジンくん「レオ兄さんが使わないなら、ちょっと試してみるよ~」


レオくんと初めて会ってから、もう4年ぐらい経つのかもしれません。
用事で玄関先に行った時に、思いっきりシッポをぶんぶんと振って
やってきてくれました。
今は足が弱くなったけど、レオくんの「人が大好き!」という
素晴らしいパーソナリティーは全く変わっていません。
そして人を見つめる、あったかいまなざし。


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レオ君「運動してちょっとくたびれちゃった~」

こんなレオくんを見ながら「かわいいね~。かわいいね~。」
と、何度も言ってしまいました。


かわいいレオくん、これからも
そのあったか~い まなざしで迎えてね♪

カート、早く届くといいね!
今度はカートに乗って喜んでいるレオくんの顔を見たいな。



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