宇宙開発の中枢センターであるJAXA筑波宇宙センターに行ってきました!

 

 

 

宇宙少年の息子からはだいぶ前から

「行きたい!」とリクエストはあったのですが、

JAXA筑波宇宙センターはあまりに本格的で、

子どもが理解できない難しい要素も多いかなと思い

もう少し先にしようと先延ばしにしてきました。

 

 

科学館や美術館などにじゃんじゃん連れていけば

教育的効果があるわけではないと思うし、

その子の成長や特性を見計らって、

よいタイミングで与えれば良いと思っています。

 

 

息子の場合は、幼稚園年中頃から宇宙への興味を持ち始め、

かれこれ4年以上たくさんの宇宙関連の図鑑(日本語&英語)や

本を読みあさり、ネット上で宇宙関連の情報(日本語&英語)をあさったり、

自分でノートに絵や文字でまとめたりしてきたので、

宇宙に関する知識も好奇心もかなり育ってきています。

 

 

1日1回は何かしら宇宙関連の絵やらなにやら書いています。

 

 

特に探査機やロケット制作に興味があるようなので、

その模型がたくさんあるJAXA筑波宇宙センターに行く

ベストタイミングが来たと判断しました。

 

 

JAXA筑波宇宙センターは茨城県の筑波研究学園都市の中にあります。

つくばエクスプレスでつくば駅に到着すると、広々した空間が広がりました。

 

そこからバスで約10分で到着。

 

筑波宇宙センターバーチャルツアー

ざっとどんな感じかみることができます。

 

予約制だったので、入り口はがらがらでした。

 

入口から、大型のロケットが見え、テンションあがります。

中に入ると、コロナ対策がしっかりされていました。

 

 

「展示室スペースドーム」には、解説員さんがいらっしゃって、

展示物のロケットや探査機を丁寧にとてもおもしろく説明してくださいました。

 

 

説明は大人向きの内容になりますが、

基本的な宇宙に関する知識を持っている小学生中学年以上であれば、

十分に理解はできると思います。

 

幼稚園児~小学校低学年には早いかなと思いますので、以前に紹介した。

「はまぎんこども宇宙科学館」の方がお勧めだと思います。

 

 

今回の解説員さんは、1972年に宇宙センターができた時に

第一号で入社されたという、元エンジニアの方でした。

 

おそらく70歳を超えてらっしゃる方だと思いますが、

話がとにかく面白くてよかったです。

お話の内容からロケットのエンジン部分の開発者のようでした。

 

息子は、ぴったりこの方に張り付いました。

 

「どうして探査機の周りの金色のものはくしゃくしゃだと思いますか?」

 

 

「実物のロケットはどれだと思いますか?一つ以外は模型です。」

 

 

などの質問も投げかけてくださって、息子が答える場面もあり。

 

「こんな解説をしていると、ここ数年はどうやったら宇宙飛行士になれるのか?

そのためにはどんな勉強をしたらよいのか?という質問を受ける。」

 

とおっしゃっていました。

 

続けて、

 

「いまの子どもたちが大人になる頃には、いやでも月に出張に行くなんてことになるかもしれないですね(笑)」と

ユーモアを交えてお話くださいました。

 

 

この解説員さんの素晴らしいのは、子ども向けに話を簡単にすることなく、

大人の知的好奇心を満たすレベルでしっかり解説してくれた点です。

 

また、宇宙飛行士になるための勉強法などを伝えるのではなく、

宇宙開発のこれまでの話やこれからの展望、

なぜ開発をするのかなどを淡々とかつユーモア交えて

お話くださったところも素敵でしたラブラブ

 

専門の分野で長く働いてきた方だということがよくわかるし、

過去と今と未来をつなぐ、そんな活動をし続けていることが

素晴らしいなと思いました。

 

 

息子も夫も、この解説員の話が一番面白かったと、

頭も心もパンパンになった様子でした。

 

 

最後にミュージアムショップで、

私は「宇宙たこやき」(4個で650円!味はけっこうおいしい!)、

 

 

息子はNASAのキャップ(JAXAのキャップもあったけどNASAを選ぶ。2,500円くらい。)

 

 

娘はアストロニャーツのぬいぐるみ付ストラップ(小さいのに1500円)を購入。

 

 

 

入館が無料だったので、せめてショップでお買い物して、

リターンしたくなるくらい素晴らしい施設です。

 

他の展示室には、息子が一番尊敬している野口聡一さんが、

仲間の宇宙飛行士と一緒に地球に帰還した後のインタビュー映像が流れていました。

 

もちろん、インタビューは英語。

 

大画面に映し出される野口宇宙飛行士の姿があまりにかっこよくて、

家族4人で、「かっこいい~!」と叫んでしました。ミーハーです(笑)

 

 

野口聡一さんは、国際宇宙ステーション(ISS)で日本人初の船外活動を行った方ですね。

専門の研究の実績はもちろんのこと、明るい笑顔、仲間を思いやるしぐさや言動、

リーダーシップを発揮する日本人のロールモデルでもあるなと私もとても尊敬しています。

 

 

JAXA筑波宇宙センターは基本的に無料で見学ができますが、

5月後半から有料のガイドツアーも再開するようです。

 

コロナが完全の終息したら、たくさんイベントもあるようですよ。

これから、すっかり気に入ったので定期的に訪れたいと思います!

 

 

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