「言葉での理解より、実体験した方が何倍も速い!」 ~8月のもっともっと大賞より
★店メンバーからの声
5,6月は万引き発生によるロスが増える時期。
それを防ぐために商品チェックをしていきませんか?
あるべき場所に商品がないことへの気付きや確認を、習慣にしていくことが大切だと思います。
<提案の背景>
その店舗では昨年5月、万引きが8件も発生していました。
今年はその反省を活かし、件数を減らすために、“なぜ起きてしまったのか?” を皆で考えました。
すると、
・スタッフが、万引きに気がついていない。
・商品がなくなっていても、「売れたからないのかな?」と思ってしまう。
というメンバーの認知状況が浮き彫りになりました。
<提案の実行>
このままでは未然に防げないので、休憩等の後に商品チェックを業務項目として取り入れることにしました。
しかし、「これから商品チェックをして下さい」だけでは、効果が薄いと思い、「なぜ商品チェックが必要なのか?」ということをスタッフに教えるため、万引き状況を体験してもらうゲームを行いました。
以下、ゲームの内容です。
~あなたは万引きに気がつけるか!?
商品チェックゲームのやり方~
① 最初に売り場を見て回る(1分程度)
② 見てもらった後、担当の人が3点ほどの商品を店頭から抜き取る(チェックする人は見えない所で待機)
③ 商品を抜き取った後、3分程で店頭を確認してももらい、何がなくなっているのかチェック。
<実行後の変化>
ゲーム感覚でやることで、皆が参加しやすく、取り組みやすい内容だったようです。
また、このゲームの結果、今までも「商品把握は大切」と何度も言われていたし、「そんな事はわかっている」と思っていることも、案外できていないという事が改めて分かり、各自の意識レベルをチェックすることが出来ました。
「自分が思っていたよりも自分は商品を把握していない」
「なくなったことに気がつけない」
「気がつけても時間がかかっている」
など、メンバーに実感してもらえました。
(店頭ディスプレイ担当のスタッフは気づくのが早かったそうです。)
万引き防止のためにも商品把握は大切だと理解してもらうには、口頭で伝えて言葉で理解を促すよりも、実際の売場で体を使って体験することの方が、何倍も速いと店長は感じました。
また、このゲームを実施することでメンバーの商品把握の意識レベルを上げることが出来、今年の5月度の棚卸しのロス率は、前年の3分の1に減らすことが出来ました。
商品チェックの徹底を今後も継続し、万引きゼロを目指していきます。
<ここがポイント!>
・ゲームとして取り入れることで、商品把握対策が取り組みやすいものになった。
・ゲームの結果を見て、メンバー各人に自分の商品把握レベルを実感してもらえた。
・実際に体感してもらうことで、口頭で伝えるより、何倍も速く商品把握の大切さの理解をしてもらえた。
今月の「もっともっと大賞」は、いかがでしたでしょうか?
「現場を持っている」コンサルタント会社“ワンスアラウンド”の日々の現場の様子を少しでもお伝えできましたでしょうか?
ワンスアラウンドには、各店舗の現場メンバーが日々の業務をもっと良くする為の「改善」や接客時の「気づき」などを積極的に提案&共有し皆で高め合っていく仕組みがあります。
この仕組みは、「もっともっと」と社内で呼ばれ、各店で継続している取り組みを本部含めた全社で共有し、月毎に「もっともっと大賞」としてゴールド、シルバー、ブロンズ賞を選出し、その好事例を毎月発行される社内報「もっともっとタイムス」で発表しています。また、実際の店舗での取り組みを全社で共有しながら、コンサルタントチームや研修講師はクライアント様の悩みを理解し、今必要な「ソリューション」のご提案に活かしています。
このコラムでは選出された賞の中から、当社らしさを感じていただける取り組みやエピソードを月に一度ご紹介しています。
来月も当社らしいエピソードや取り組みをご紹介していきたいと思いますので、是非定期的にHPをチェックしてみてください。
「他店をリサーチしたから気付いたことがある!」~7月のもっともっと大賞より~
★店メンバーからの声
先日、日本最大規模で日本最大の売上を誇るアウトレットに行った。自店もアウトレットなので、日本最大の売上のアウトレットとは、どれだけスゴイところなのだろう!?と期待して行った。
そのアウトレットの敷地面積はとても広く、今後も拡大予定で、平日なのに自店のあるアウトレットの休日以上の客数だった。
しかし、「いらっしゃいませ。」の声出しやお声かけは、ほぼゼロ。
そのかわり、POPがいたるところについていた。フリー客メインでインバウンドの多い そのアウトレットでは、全てのお客様にお声かけするより、POPが効果的なのだと思う。
自店でも客数を稼がなくてはいけない土日やセール中は、誰が見てもわかりやすいPOPをつけることが売上につながると思った。
自店で効果的なPOPを考え、作成していきたいと思った。
<提案の背景>
ワンスアラウンド社では、「寺子屋」と社内で呼んでいる社内講師が指導教育する無償教育が希望者には提供されます。
この「声」を寄せたメンバーは、その「マーケティング寺子屋」に参加する一人。
弊社講師のマーケッターと共に、自店とは別のアウトレットをリサーチに行き、気付いたことがありました。
この店では、今までもアイテム集積ラックには、何のアイテムの集積か一目でわかるようなPOPを掲示していました。しかし、休日やセール期間中等、フリーのお客様が多い時期には、入店してくださったお客様全員にお声かけすることが難しいときもあり、効果的なPOP作成で購買促進につなげたいと考えました。
<提案の実行>
POP活用は2種類考えました。
1つめは、「声」とは別のスタッフから、「店前通行客の入店促進を図る為、遠くからも何をやっているかわかりやすい情報配信をしたいので、A4用紙1枚に1文字の大きなPOPを作成し、ウィンドウに掲出しよう!」という提案があり、昨年度より毎回のセールや個店販促でウィンドウのPOP掲出を行いました。
2つめは、今回の「声」のスタッフの提案。今までのラックでの掲示を目的としたアイテム集積案内、キャンペーン告知、OFF率表示のA4サイズの大きい物のみだった為、新たに小サイズのPOPを作成することになり、アクセサリー什器や小物什器等にもPOPを掲出するようにしました。具体的には、小物のお得なオフ率の商材集積には「アクセサリー○%OFF」などを設置。また、シューズのサイズ表記を、海外サイズと日本サイズの比較表を作ったり、店内に在庫のあるサイズがわかるようにしました。
<実行後の変化>
1つめの大きなPOPは、入店カウントセンサーがない為、POP掲示前後の入店客数比較はできないものの、ウィンドウのPOPを見ながらの入店や、一度店の前を通り過ぎた方がPOPを見て戻って入店することがあるようになりました。このPOPは、入店率UPとして奏功したと言えます。
2つめの小さなPOPは、入店したお客様の買上率UPの為のPOPになります。設置することで、お得な小物のコーナーで足を止めるお客様や、商品を手に取るお客様が増えました。また、土日で来客の多い日でも、セルフでお客様がサイズを見て試着して自分にあったサイズを自分で選べるようになり、その結果、シューズの稼働率が上がってきました。
わかりやすいPOPとはどのようなPOPなのか、また掲出する際もどこにどのように掲出するとわかりやすいのか、今後も店メンバーでアイディアを出し合いながら、入店促進、買上促進のために販促物も効果的に活用していきたいと思っています。
<ここがポイント!>
・同じアウトレットでも、立地が違うと客数も戦術も違うことに気が付いた。
・客数の少ない自店のあるアウトレットでも、全てのお客様に対応することが出来ないことがあると気付き、フリー客の多い別のアウトレットのPOP掲示を参考にしようと思った。
・店で製作できるPOPでは表現に制限がある中でも、出来る範囲内でお客様がセルフで商品情報を得られるように、良くある問い合わせは何かを考え、必要なものを作成した。
今月の「もっともっと大賞」は、いかがでしたでしょうか?
「現場を持っている」コンサルタント会社“ワンスアラウンド”の日々の現場の様子を少しでもお伝えできましたでしょうか?
ワンスアラウンドには、各店舗の現場メンバーが日々の業務をもっと良くする為の「改善」や接客時の「気づき」などを積極的に提案&共有し皆で高め合っていく仕組みがあります。
この仕組みは、「もっともっと」と社内で呼ばれ、各店で継続している取り組みを本部含めた全社で共有し、月毎に「もっともっと大賞」としてゴールド、シルバー、ブロンズ賞を選出し、その好事例を毎月発行される社内報「もっともっとタイムス」で発表しています。また、実際の店舗での取り組みを全社で共有しながら、コンサルタントチームや研修講師はクライアント様の悩みを理解し、今必要な「ソリューション」のご提案に活かしています。
このコラムでは選出された賞の中から、当社らしさを感じていただける取り組みやエピソードを月に一度ご紹介しています。
来月も当社らしいエピソードや取り組みをご紹介していきたいと思いますので、是非定期的にHPをチェックしてみてください。
全ては自分が決めている!
私は大井町線で通勤してますが、その日は天気も良いので、
1両目に乗って、運転席の様子や普段ゆっくり見たことがない沿線の風景を
眺めました。
初夏にふさわしい綺麗な花が咲き誇っています。
各駅では暑い中駅員が電車を迎えてくれています。
レール点検で整備士が道具片手に電車を見送っています。
そして、運転士は暑いのに手袋をはめている左手で指を指して安全確認。
私には運転士の後ろ姿しか見えませんが、「信号よし!」、声を発している
のだと思います。左右を確認しながら電車を進めています。
およそ15分の間でしたが、感謝の気持ちが溢れてきました。
普段のように、2両目、3両目に乗っていたら、まず気づかなかったであろう運転士の動作、レールを整備する人たち、電車そのものの安全を確認する人たち・・・。
私たち乗客から見えないところで実に多くの人たちが安全を支えてくれていることを実感しました。そして、電車から降りた時、とても爽やかな気持ちになっている自分がいました。
さて、同じ私が、例えば、電車に乗り遅れそうで慌てている時や、
ストレスでイライラしている時、同じ1両目から見た同じ風景に、
同じ感謝の心で一杯になったでしょうか?
私たちは、職場や仲間、友だちなど人間同士の様々な場面で人の悪口を聞いたり、言ったり、憤りを感じたり、時には攻撃的になったりします。
しかし、自分が元気で謙虚であれば、笑い飛ばせるかもしれませんよね。
総ては自分が決定しています。
一人ひとりが、元気で謙虚な会社でありたい!
心からそう思っています。
鈴木理善