(帝国首都ベクタ)
ロック:も、燃えてる...?
マッシュ:なんだこりゃ?...ダメだ帝国がヤバイの見たら顔がニヤけちまう。
エドガー:やめておけ人の不幸を...フハハハッ!
ロック:あ、ジュン。これは?
ジュン:われわれが帝国に着いた時にはもうすでに、このありさまじゃった
バナン:これはいったいどういうことじゃ…? ………!! なんと、幻獣が!? そんな……
(帝国城)
帝国将軍:皇帝がお待ちです。
どうぞこちらへ...
マッシュ:!ガストラ!出会いしなドロップキック!
ガストラ:フギョッ!
エドガー:すまんなガストラ。これに関しては止める気はなかった。
マッシュ:みんな突撃ー!!
(フガフガフガフガフガ)
マッシュ:おいセッツァーこんな時にスロット外すなよー。
ガストラ:よせ、わしはもう戦う気はない
シド:皇帝は心を入れ替えた
ロック:シド!!
シド:幻獣が仲間を取り返しにやってきたんじゃ。
仲間が皆殺しにされた事を知ると町を荒らして去って行った…わしはこの耳でしっかりと聞いた…幻獣達の怒りの声を…
帝国兵:われわれはもう戦う気はない。戦争は終わったのだ
ガストラ:幻獣の力…わしは、あまく見ていたようだ…このまま幻獣達をほっておけば世界は滅びる。
帝国の力など赤子に等しい。なんとか幻獣を説得しその怒りを静めなければならぬ。
シド:人は、その手にあまる力を持ってはならない……
ガストラ:戦士達よ。ともかく、今夜、ゆっくりと食事をしながら話したい
シド:和平を快く思っていない兵士もいる。会食の前に、なるべく多くの兵士と話をしておいてくれ。たのむ
ガストラ:だからこのずっとわしの上に乗ってガブガブしている少年をどかしてくれんか?
マッシュ:...ガウ、俺達行って来るからお前はそのままやってな。
ガウ:わかった!ガブガブガブ
カイエン:拙者ここで見てるでござる。安心して行って来るでござるよ。
ガストラ:どかしてくれ...
ロック:さて話か。なああんたはどう思ってるんだ?
帝国兵:なに?なんて言った?
ロック:だから和平についてあんたは
帝国兵:なんだって?
マッシュ:聞こえないなら兜取れ!!
帝国兵:俺は和平には反対だ!!
マッシュ:やるのか!?
ティナ:サンダラ!
エドガー:ティナ...トランスしてまでやる相手じゃないだろう。
マッシュ:生きてる?ツンツン。なんとか息してるからまあいいか。
ケフカ:けっ!どいつもこいつもなんで俺がこんなところに入れられるんだ!! カーッ!
シンジラレナーイ!!
つまらん。
マッシュ:兄貴すき間からオートボウガン当たんない?
エドガー:やってるんだが当たらなくてな...
マッシュ:ほらティナこういう時にトランスとっとかないとー。
ティナ:そうね。ごめんなさい...
そしてその夜
皇帝との会食が始まった...
シド:わしはリターナーがわにすわらせてもらうよ。
ガストラ:さて、ようやく、こうして同じテーブルにつける時がきた。まずは、乾杯だな。何に、乾杯するかだが…
エドガー:こきょうに
ガストラ:では…故郷に乾杯!! ところで、ケフカのことだが…ドマに毒を流した罪で牢にいれてあるのだが、さてどうしたものか…?
ロック:今のまま牢に入れておくべき……
マッシュ:それでメシはほぼ与えず毎日お尻ペンペンだな!
ガストラ:そうか…まあ、ひとまずは、牢にいれておき後で考えることにしよう。
ガウ:おかわり!
マッシュ:おいみんなの分1人でたいらげるなよー。
ガストラ:ドマ城の件は本当にすまなかった。まさか、ケフカが毒を使うとは誰も思わなかったのだ。
カイエン:それだけは許されないことでござる
マッシュ:どーげーざ!どーげーざ!
ガウ:おーかーわり!おーかーわり!
ガストラ:本当にすまなかった。ケフカには、厳しく罰を与える。
また、すべての毒をこの世界からなくすことを、誓おう。
マッシュ:すべてったってクモとかサソリとかいるしなあー。
エドガー:お前少しうるさいぞ。
ガウ:ウ!!!ウウウ...
マッシュ:ガウ!?まさかおかわりに毒入れたんじゃねぇだろうな!?
ガウ:ウマイ!!!
マッシュ:俺こいつ外出してくるわ。
エドガー:そうしてくれ。
ガストラ:ところで、セリス将軍のことだが…
ロック:セリスは仲間だ
ガストラ:ケフカが嘘をついていたのだ。セリス将軍は、わたしより先にこの戦争の愚かさに気づき、リターナーにくみしたのだよ。
エドガー:元々ケフカの言うことを信じたのはロックだけだ。
ロック:いやあれは信じたっていうかさその...すいません。
ガストラ:さて、何か聞きたいことがあれば答えるが……?
エドガー:なぜ戦争を始めた?
ガストラ:すべてはわしの支配欲のさせたこと…いまは、後悔している……早速だが…幻獣のことについて話し合いたいのだが…
エドガー:待ってくれまだ聞きたいことがある。なぜ、和平を考えた?
ガストラ:おぬし達の力と帝国の力をあわせなければならぬと考えたからだ…
ロック:なぜ、兵士と話をさせた?
ガストラ:まだ、この和平に賛成していない者がいる。直接、会えばその者たちもわかってくえると思ったのだ
ガウ:このにくなんのにくだ?
マッシュ:ええいくせもの!外へ出ろ!
エドガー:...幻獣の話をしよう
ガストラ:封魔壁から飛び出してきた幻獣によって帝国は大きなダメージを受けた。あの力は強大すぎる…ほうっておけば世界を滅ぼすやもしれん…
ロック:確かに、幻獣の力は強すぎると思う…
ガストラ:封魔壁から出てきた幻獣の力によって帝国が破壊された時にわしの支配欲も消えた。
今にして思えばなぜ、すべてが欲しくなったのか自分でもわからないのだ…
だからといって、自分のしてきた事を帳消しにしようとは思わないが…
ところで…さっきの質問だが、いちばん最初に聞かれたのはなんだったかな?
ロック:えっ急になにそのクイズ?
ガウ:このにくなんの...
マッシュ:いい加減にしろガウ!モグみたいになりたいのか!?:
エドガー:...なぜ戦争を始めた?
ガストラ:そうだった。とにかく、わしは和平を望んでいるのだ。それは真実だ。わかってほしい…
シド:少し疲れましたな…休憩にしてはどうですかな?
マッシュ:あーあここで食べるはずだったのになんにもない...休憩なんかやめて進めようぜ。
ガストラ:わしに望む言葉があるかね?
エドガー:「戦いの終わりを誓う」と
ガストラ:わかった。戦いの終わりを誓おう。そして、たのみがある…
幻獣は帝国を攻撃したあと、北の方角、大三角島のほうへ飛び去った。
これをほうっておいては、また、いつ暴れ出すとも限らない。
幻獣を探し出し、和解をはかりたいのだが…今まで帝国が幻獣にしてきたことを考えれば、われわれだけが行っても解決しないだろう…
そこで…ティナの力を借りたい。
ロック:幻獣と人間の、はしわたしができるとすれば…確かに、ティナしかいない…
ガストラ:今すぐにでも、アルブルクからアーマー運搬船で大三角島に向かおうと思うのだが…同行してくれるか?
帝国からも優秀な将軍と兵士を同行させる。レオ将軍!!
レオ:将軍レオでございます。よろしく。
マッシュ:ドマで見かけた…? そうか、あの時の…敵ながらできたヤツ。レオ将軍というのか……
レオ:あなたは!? ドマの戦士カイエンどの。ケフカが毒を使うのを止められなかったこと… ゆるしてほしい。
カイエン:………おぬしのせいではござらんよ。
レオ:それでは、アルブルグで待っております
ガストラ:幻獣を見つけ出し、彼らと和解してくれ。お前達だけが頼りなのだ…たのむぞ。
帝国兵士:あなたたちの会食での態度は完璧でした。
マッシュ:ガウでヤバイ時あったけどな...
帝国兵士:こちらをさしあげます。
「タマのすず」
マッシュ:手紙の時もらったやつ...いらねぇ...
ロック:ティナが行くのなら俺が行く。
ティナ:ロック…ありがとう。
ロック:みんなは帝国に残ってくれ。どうも、クサイにおいがする…
ガウ:アシがか?
マッシュ:お前今日絶好調でめんどくせえな!
エドガー:確かに…皇帝の言ったことをそのまま信用するのは難しいな……
カイエン:我々がここに残って帝国を監視するでござる。
ロック:そうしてくれ。頼んだぜ!
エドガー:ああ。お前も気をつけてな! アルブルグは帝国を出て南に言ったところにある港町だ。
そこから魔導アーマーの運搬船で大三角島へわたる計画だったな…帝国の監視は俺達でやる。幻獣のほうはたのんだぞ。
マッシュ:さて、手に入った。フェニックスのお。
モグ:ハッ!墜落するクポーー!!
マッシュ:あーもうとっくに墜落して色々あったのよ。
ガウ:ウマイものたくさんたべた。
モグ:ボクもたべたかったクポ...
つづく...