(マランダの町)
ロック:うわー帝国兵ばっかりだ。気分悪くなってくるよ。
帝国兵:じゃまだ!あっちへ行け!
帝国兵:ここは帝国のものだ!
マッシュ:ちっ偉そうに。
帝国兵:ここは帝国のものだ!
帝国兵:ここは帝国のものだ!
マッシュ:同じことしか言えねぇのかよ。よーし。
なあここにココアと紅茶があるんだけど帝国のはどっち?
帝国兵:ここは帝国のものだ!
マッシュ:ヒャッヒャッヒャッ
エドガー:くだらない遊びはやめろ。
ロック:ところでセリスは帝国に居たんだよな?なんで兵士達セリスを見てもなにも言わないんだ?
セリス:こいつらは基本人の顔なんて見ていない。私の顔を知っているのはごく一部。
ロック:はあそういうもんか。
セリス:視野も狭いから目の前に立たないと気付かれることはない。
ロック:人間としてダメすぎないか?
マッシュ:あーもうこんなとこいても気分悪くなるだけだ!さっさと乗りこもうぜ。
(帝国首都ベクタ)
ロック:ん?じいさんこんなとこ隠れてなにしてんだ?
老人:しっ!
私はリターナーの同志です。
あなたがたの話は聞いています。
私が帝国兵をひきつけている間に
この箱から鉄塔に飛び乗って魔導研究所に忍び込んでください。
老人:ういー!
よっぱらっちまったー!
帝国兵:えーい!じゃまだ!
(飛び乗って進む一同)
老人:ういー...
は き そ う だ
帝国兵:おいおい...
マッシュ:スゲェ演技力。オペラ劇場に推薦したいくらいだ。
老人:オロロロロロロロロ!
帝国兵:やめてくれよ。俺まで...オロロロロロロロ!
マッシュ:演技でもらわせたぞおい!
スゲェよじいさん!
(ウインクする老人)
マッシュ:ウインクしながらゲロ演技してるぞ!
ロック:ヤベエ、俺まで...ウプッ!
エドガー:おいロック...
ロック:なあ1回宿屋戻っていい?
エドガー:ダメに決まってるだろ!
ロック:じゃあなんでかは聞かずにお前のマント貸してくれない?
エドガー:嫌だよ!お前のバンダナ使えばいいだろ!
ロック:そのあとまた巻くのか?
エドガー:巻かなきゃいいだろ!お前バンダナ巻かなきゃ動けないのか!
ロック:そうだよ!?
エドガー:そうなんだ!!
マッシュ:ていうかこんなに大声出して気付かれないのか?
セリス:あいつらは兜の影響で耳もほとんど聞こえてない。
マッシュ:うわー絶対デザイン変えたほうがいいよな。
ロック:よし。なんとかおさまった。さっさと行こうぜ!
老人:あ、なんか急に酔いがさめた。帰りまーす。
帝国兵:はあ!?なんだったんだあのじいさん!
(魔導研究所)
マッシュ:うし!倒した!なんだよ帝国のモンスターも大したことねぇな!
エドガー:ほぼセリスの使うラムウに頼ってるけどな...
ロック:セリスさん。どうぞエーテルです。
セリス:うむ。(うーお腹もうタプタプだわ...ゲップしたい...)
マッシュ:さーてここからあっち側に渡るには...あのクレーンにつかまっていくしかないか。
よし。まずは俺が行くよ。っておい!なに4人同時につかまってんだよ!!
エドガー:すまない私達は先頭が動くと着いて行ってしまう体質なんだ!
マッシュ:どんな体質だよ!でもひとつのクレーンに4人でつかまるとか楽しいな!ハハハッ!
ロック:ごめんなセリス女子の足につかまって。
セリス:こんな時だから仕方ないわ。(うーお腹が...
マッシュ:よし着いた!
!ケフカだ!突撃ー!!
エドガー:待て!一旦隠れて様子を見るぞ。
ケフカ:俺が神様だよ…ヒーッヒッヒッヒッ…幻獣をもっと集めて…魔導の力を取り出してー…そして………三闘神の復活だー!!!
もう魔導の力を、吸い尽くしたようだね…おまえは、もう用なしだ!!(幻獣をベルトコンベアに捨てる)
ケフカ:お前も、いらない!!(捨てる)
マッシュ:あいかわらず腹立つヤツ。兄貴やっちまえよ。かいてんのこぎりスイッチオ...
エドガー:待て!確かにめちゃくちゃやりたいが、今騒ぎになるのはまずい。我慢だ。これが大人だよ。
ロック:捨てられた幻獣見てみよう。
マッシュ:ツンツン。死んでる?
イフリート:ファイラ!
マッシュ:うわっ!!アチッ!!あれ?でも思ったよりは熱くない。
セリス:ブリザラ!
イフリート:ギャアアアアー!!!寒い寒い寒い寒い寒い寒い!!ガクガクブルブル
マッシュ:セリス容赦ねぇな...
エドガー:かいてんのこぎりスイッチオン!ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハダメだこれ一生楽しい!
ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ
マッシュ:ねぇ近くにケフカいる?
ロック:いやお前の兄貴だよ。
シヴァ:やめて!痛い!痛い痛い痛い痛い!痛い怖い痛い怖い痛い怖い地獄!
エドガー:ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!
マッシュ:やっぱりケフカいるんだろ!!隠れてないで出て来い!
ロック:お前の兄貴だって。
イフリート:さすが…
シヴァ:ラムウが力をたくしただけの事はある…
イフリート:仲間達は、まだガストラによって捕らえられ、
ここで魔導の力を吸い取られるのだ…私も、この研究所のビーカーに入れられ力を吸い取られた……
シヴァ:魔導の力が無くなるとここに捨てられる。あとは死すのみ…私達も、もう命は長くない…
ラムウと私達は3対の力をそれぞれ持つ兄弟。ラムウが力をたくしたのならば私達もお前達に……
ロック:待て!なにをする気だ!
イフリート:お前たちの力になろう。
ロック:それはどういう意味だ!
シヴァ:私たちはもういいのです。
ロック:ちゃんと説明しろ!
イフリート:うるさいな!!いいからやらせろ!俺らだってちょっと怖いんだから!
マッシュ:ごめんねこのくだりラムウともやったのよ?
(魔石になる2人)
イフリート:仲間ももう…命は長くない…お前達に…力を貸すだろう…
エドガー:私もシヴァを持ってみようか...
ロック:俺もイフリート使ってみようかな。マッシュは本当にいいのか?
マッシュ:ああ魔法はいらねぇ。
エドガー:イフリートを持ってるとちからが上がるらしいぞ。
マッシュ:よこせロック!!はいロックにはケットシー
ロック:なんで俺はこれ限定なんだよ...
マッシュ:ふうなんか扉の前に変なの居たけど倒したな。
ロック:余裕だったよな。身長だけ4メートルくらいあるから焦ったけど。
エドガー:さあ着いたぞ。
幻獣:我々を助けようというのか…しかし…我々の命はもう長くない。イフリートと同じように死して、お前達の力となろう…
ロック:待て!なにを
エドガー:もう止めなくていいから!やらせてやれ!
シド:そこで、何をしている!
こ…これは!? 幻獣は死ぬときに力だけを残すことができるのか…この石に秘められている力は幻獣から直接取り出した力の何倍…いや何百倍もある…ふーむ…
セリス:シド博士。
シド:セリス将軍! なんじゃ、このあやしいやつらは? お前さんの部下かい?
セリス:いいえ。そうじゃなくて私は……
シド:何でも反乱を企てておる連中に、スパイとして潜り込んだと聞いたが…?
ロック:!? セリス……?
ケフカ:ファファファファファ!
なるほど!! 魔石か!! でかしたぞシド博士!!
そして……セリス将軍!! さあ、もう芝居はよい。そいつらの魔石を持ってこっちへ来い。
ロック:セリス! 騙していたのか?
セリス:違うわ! 私を信じて!
ケフカ:ヒッヒッヒッ! 裏切り者か…セリスにぴったりだね……
セリス:ロック…信じて……
ロック:俺には… … …
ケフカ:今だ!!
(魔導アーマーが出て来る)
ケフカ:皆殺しにしろ!!!
(魔導アーマーに皆吹っ飛ばされる)
セリス:ロック…今度は私があなたを守る番…そして…これで私を信じて…
ケフカ:セリス! そ…それは! やめろ!!!!
(ケフカと魔導アーマーと共に消え去るセリス)
ロック:セリス…
マッシュ:あ、ラムウの魔石置いてってくれた。ほらセリスは裏切り者なんかじゃなかったんだだよ!俺は分かってたのにさあもう。
エドガー:あんなに必死に信じてと言っているレディを信じないとかまともな人間じゃないな。
ロック:...はい。まともじゃなかったです...
マッシュ:なんだっけなんか言ってたよな
「俺は1度好きになった女をけっして見捨てたりしない!!」だっけ?
エドガー:セリスをめとるのはこのロックさまだあとか言ってたな!
ロック:...もう魔石になりたい...
マッシュ:後さあセリスが消える時に誰かゲップしてなかった?
エドガー:さあ?私は聞いていないが。(黙っておくよ。セリス...)
マッシュ:気のせいかなあ...
シド:ごほ、ごほ…何がおこったんじゃ?
(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ)
シド:こりゃいかん! 今のショックで、カプセルのエネルギーが逆流しだしたんじゃ。ここは危険じゃ! 急げ! こっちじゃ!!
(エレベーター)
シド:いくらケフカにおどされていたとはいえ、わしはなんということをしてきたのか…幻獣の命を力に…
お前達と出会ってわしも決心がついた。皇帝に話をしてみよう。この戦争の愚かさを…
シド:セリス…あの娘は幼い頃から知っておる。娘のように、可愛がってきた。
しかし同時に魔導戦士として教育するという、むごいこともしてきた。だから…もう一度会えるなら、謝りたい…わしのしてきた、あやまちを…
マッシュ:惜しい人なくしたよな...
エドガー:バカ!なくしてない!どこかへ行っただけだ!
マッシュ:マジで!?そりゃ良かった!
(ファファファファファファ!)
シド:いかん! ケフカだっ!! 行け!!!
マッシュ:あの野郎どんだけ声デカイんだ!?
(トロッコに乗る)
マッシュ:おー速い速い速い速い!楽しいなロック!
ロック:そんな気分じゃねぇよ...
マッシュ:なんだよつれねぇな!
エドガー:お前はつれ過ぎだ。
ロック:あと俺乗り物苦手でさ...吐きそう。
マッシュ:はあ!?やめろよ!?やめろよ!?
おいおいこんな時に紫のデカイヤツ来たし!ヤベエよ!
エドガー:動かない?敵もロックの吐きを警戒してるんだ!いまの内に攻撃だ!!
マッシュ:よっしゃ倒したああ!でかしたぜロック!
ロック:じゃあもういっていい?エドガーマント貸して。
エドガー:断る!!
セッツァー:あんまりおそいんで心配したぜ。? セリスはどうした?
ロック:……
マッシュ:それがさあロックがひどくて
ロック:どうもご紹介にあずかりましたダメ人間です。
エドガー:開き直るな!
セッツァー:話はあとだ! 行くぞ!!!
ケフカ:くっそー!! こうなったら!!!
ヒッヒッヒッ! 逃がさないよ!!!
ロック:長居は無用だ。早いとこ脱出しようぜ
セッツァー:うむ…と言いたいところだが、どうやらおいでなすったようだな。
エドガー:何かデカいヤツが向かってくるぞ!!
マッシュ:うわーっ! 何だ、ありゃ!?
セッツァー:俺の力を見せてやろう。スロット!
...よし揃った!
マッシュ:んなんだ?チョコボが空を走ってきて...攻撃してる!倒した!なにこれ!!
セッツァー:これがスロットさ。
マッシュ:スロット!?どういうこと!?どういう意味!?なにが起こってんのどうやってんのなにこれ!?
エドガー:倒したからいいだろう。さすがに疲れた...
ロック:ティナが心配だ。ゾゾに戻ろう。
セッツァー:ティナ? 誰だい、それは?
ロック:ゾゾに行くまでに説明しよう……ティナやリターナーや幻獣のことを……
マッシュ:後なんでセリスが居なくなったのかもな!
ロック:...はい...
マッシュ:後スロットの仕組みも!!
つづく...