マッシュ:なあゾゾを出る前に歩いてた幽霊に聞いたんだけどさ、
エドガー:幽霊が歩いてた?
ロック:それでよくそんな普通にしてるな...
マッシュ:へ?あー前に幽霊の友達が居たからな。
エドガー:シャドウに幽霊と友達って...どんな交友関係してるんだ?
マッシュ:いいんだってそんなことは!それよりこの魔石、装備すると俺たちでも魔法が使えるんだってさ!
ロック:えっマジで?
マッシュ:だからはい、ロックにはネコの幻獣ケットシー。
ロック:動物好きで勝手に決めるなよ。
エドガー:じゃあ私はキリンを持とう。皆を癒す力が欲しい。
セリス:なら私はラムウを。これで敵を全滅だ。フフフ、フフフ、フフフ、
ロック:こ、これで帝国も終わりだな。
エドガー:マッシュ、お前は?
マッシュ:俺はいらねぇ!魔法なんかには頼らねぇ!
エドガー:そうか。
魔石セイレーン:いや4人居て魔石4つなんだから装備しろや!!
(ジドールの街)
ロック:さて、金持ちといば...1番奥のあそこでしょ。
(ジドール1の金持ちの家)
ダンチョー:マリア…!?
セリス:わ、私のこと?
ダンチョー:すまん、人違いだった。その女性が私の劇団の女優にあまりにもにていたので…あー、困った…
ロック:セリスがマリアに……?
マッシュ::あの人が落としていったぞ。
(ダンチョーが去っていって手紙をみつける)
マスター:オペラ座で芝居をやっている劇団長なんですよ。皆はダンチョーって呼んでますがね。そんな手紙がきたもんだから酔いつぶれて……
マッシュ:なになに
「おたくのマリア。ヨメさんにするから、さらいに行くぜ。
さすらいのギャンブラー」
ロック:だ、ダセエ...
マッシュ:さらってヨメにするとかダメだろ。違うっけ?兄貴?
エドガー:私に聞くまでもないだろう。もちろん大アウトだ。
ロック:誰なんだ? このさすらいとかなんとかは?
マスター:知らないのかい?
正義や悪……そんな物とは関係のない世界に生きギャンブル場の入った飛空艇ブラックジャック号で空をかける男「セッツァー」
マスター:世界に1台しかない飛空艇を持っているセッツァーさ。
セリス:飛空艇があれば空から帝国に乗り込める。
ロック:会いに行こうか……セッツァーに。
(オペラ劇場)
ダンチョー:あ! この間の。
ロック:手紙読んだぜ。セッツァーがさらいに来るんだって?
ダンチョー:劇が盛りあがった時に来るだろう。派手好きのセッツァーだからな。ふゥ……
ロック:よし! その時に出ていって捕まえれば…
ダンチョー:やめてくれ。芝居を台無しにしたら劇場からクビにされる。
マッシュ:だったらその時に出ていってボコボコにすれば...
ダンチョー:同じじゃないか!だったらってなんだだったらって!
セリス:なら、お手上げじゃないの!
ダンチョー:だから悩んでる! 芝居は成功させたいし、かといってマリアはさらわれたくない……うゥゥ
ロック:さらわせればいい
ダンチョー:?
ロック:オトリだよ。わざと女優をさらわせてセッツァーの後を付ける。あわよくば飛空艇を横取りする。
ダンチョー:だめだ! だめだ! マリアにもしものことがあったら……
ロック:だからオトリなんだよ。マリアさんは安全な場所で隠れてもらって……
ダンチョー:へ?
ロック:似てるんだろ? マリアは?
セリス:へ? ……私?
ロック:マリアに化けたセリスをわざとさらわせ、俺達を飛空艇に案内する。
ダンチョー:名案だ!
セリス:そ、そんな! 私は元帝国将軍よ。そんなチャラチャラしたことできるわけがないでしょ!
(慌てて楽屋へ隠れるセリス)
セリス:あー あー ラララー らー あ うん マ ァ リィ アーー
ロック:結構やるきだぜ。セリスは
セリス:あー うん ポッ、ポッ、ポッポッポッ うん
まーめが まーめ まーめ まーめ違うな、まーめが
マッシュ:なんで練習ぽっぽっぽっなんだ?
遠くで見ていたタコのモンスターオルトロス:ふっしっしっしっ、わいもセッツァーをマネして挑戦状送ったるけんね。(手紙を投げる)
ロック:早速準備だ! セリスを大女優にしたてるぞ!
(皆オルトロスの手紙に気付かず楽屋に入っていく)
オルトロス:だーーーーー! 読まんかいっ!!
スタッフ:キャー!!タコ!
スタッフ:なんだお前は!?美味そうだな!足よこせ!
オルトロス:わいを見て美味そうとかどうかしてる!!一旦退却!!
(オペラ公演途中)
(席につく一同)
マッシュ:あれ?俺ら以外の客は?
ダンチョー:ま、まあたまーーーーーにだけどこういう日もある。
マッシュ:なんだよせっかくのセリスの晴れ舞台なのに
劇の語り:西軍と東軍の戦いは
日ましに激しくなっていった。
西軍のガルー城の戦士ドラクゥは
激戦の戦地で母国に残してきた
マリアの事を思う......
ドラクゥ:♪ オー マリア
オーマリア
わたしの こえが とどいているか
おまえの もとへ
ロック:俺ひかえ室の方に行ってみるよ
ダンチョー:大丈夫かな
エドガー:いってやりなよ
マッシュ:お? 何で皆歌ってるんだ?
(控え室)
(着飾ったセリスを見て顔が真っ赤になるロック)
ロック:おまえ…こんなに綺麗だったっけ…
セリス:その顔色...バーサク掛けられたの!?万能薬取ってくる!
ロック:あー違う違う違う違うバーサクの赤じゃなくてあのー照れています!!!!あんまこんな宣言させないで!?
...
セリス:ロック。なぜあの時、私を助けてくれたの?
ロック:好きになった女に何もしてやれずに失ってしまうのは…もうゴメンなだけさ(お!?決まったんじゃない!?このまま去ろう!)
セリス:あの人のかわりなの…私は?
ロック:……似合うぜ。そのリボン。
セリス:そろそろ出番だわ。ドラクゥの安否を気づかうマリアが自分の思いを歌にする大事なシーンよ。
ロック:最後に台本チェックした方がいいんじゃないか?
台本の歌詞
「いとしの あなたは とおいところへ?
いろあせぬ とわのあい ちかったばかりに
かなしいときにも つらいときにも
そらにふる あのほしを あなたとおもい
のぞまぬ ちぎりを かわすのですか? どうすれば?
ねえあなた? ことばをまつ
…ここで花を手に取る。城の最上階のバルコニーまで登り星空に花を投げる。」
(この芝居を間奏の間にこなしてちょ。
2コーラス目までの時間がないので急いでね。ダンチョーより)
(出ていくセリス)
語り:西軍は破れ マリアの城は
東軍の支配下におかれた。
東軍の王子ラルスとの結婚を強いられたマリアはドラクゥへの思いをすてきれず
毎晩夜空を見ては恋人をおもう......
セリス:(う、出てみたら緊張してきた...最初の歌詞は...
ああ ドラクゥさま。
本当は死んで...... ???
(頭を抱えるロック)
(コケるマッシュ)
ダンチョー:ダメダメ!今日は中止ー!
(次の日)
ダンチョー:きのうは失敗でしたね。今度こそ頼みますよ。
マッシュ:いやー昨日のセリス面白かったなあ!
エドガー:レディの失敗を責めるもんじゃないぞ。
マッシュ:ところで今日は客は?
ダンチョー:ま、まあこういうこともあるさ。
ロック:台本チェックしたほうがいいんじゃないか?
セリス:いや、大丈夫。行くわ。
語り:西軍は破れ マリアの城は
東軍の支配下におかれた。
東軍の王子ラルスとの結婚を強いられたマリアはドラクゥへの思いをすてきれず
毎晩夜空を見ては恋人をおもう......
♪ いとしの あなたは とおいところへ?
いろあせぬ とわのあい ちかったばかりに
私も死にたい...... ???
ダンチョー:はい中止中止ー!!
(バンダナを叩きつけるロック)
(転げ回って笑うマッシュ)
(次の日)
ダンチョー:きのうは失敗でしたね。今度こそ頼むよ。
マッシュ:あーもうダメ。俺セリスのファン。面白過ぎる。
エドガー:やめろと言っているだろう。...ただあのミスはないな。
マッシュ:ところで今日は客は?
ダンチョー:珍しいこともあるもんですねー。
マッシュ:おいこの劇場大丈夫か!?
ロック:よしセリス台本チェックしよう。な?
セリス:大丈夫きのう徹夜で見たから!見てこのクマ。
ロック:あっそれで俺顔赤くなってないのか。
セリス:行ってくる。
語り:西軍は破れ マリアの城は
東軍の支配下におかれた。
東軍の王子ラルスとの結婚を強いられたマリアはドラクゥへの思いをすてきれず
毎晩夜空を見ては恋人をおもう......
セリス: ♪ いとしの あなたは とおいところへ?
いろあせぬ とわのあい ちかったばかりに
かなしいときにも つらいときにも
そらにふる あのほしを あなたとおもい
(いつも間違えるここはラルスと結婚しますじゃなくて...)
のぞまぬちぎりを かわすのですか?
どうすれば? ねぇあなた? ことばをまつ
ドラクゥ:さあ...マリアよ
わたしといっしょにステップを......
(ステップをふむ2人)
ドラクゥ:はははは...
マッシュ:お!?ドラクゥが消えたぞ!?どうやってんだろうな兄貴?
エドガー:さあな...
マッシュ:あ、兄貴号泣してる。
セリス: ♪ありがとう わたしの あいするひとよ(最上階のバルコニーから花束を投げるセリス。花束はゆっくり落ちていく)
いちどでも このこころ ゆれたわたしに
しずかに やさしく
こたえてくれて
いつまでも いつまでも
あなたをまつ
大臣:ラルス王子がおさがしです。
ダンスのお相手を。
もうおあきらめください。我が国は東軍の属国になってしまったのですから......
(名残り惜しそうに大臣に付いていくセリス)
エドガー:ブラボー!!
マッシュ:間違えないオペラもいいもんだな!
ロック:よくやった。セリス。
(楽屋で手紙を発見する)
手紙:「お前ら気にくわんからオペラ邪魔してやるけんね。オルトロス」
ロック:まずいぞ! ダンチョーに知らせないと。
ダンチョー:何ですと!!
舞台の兵士:西軍の生き残りが攻めて来た!
ラルス:なにっ!!
兵士:かかれーー!!
待て!!
ドラクゥ:♪ マリア
マリア役セリス:♪ ドラクゥ
このひをしんじてた
ラルス:♪ マリアは このわたしの
きさきになるひとだ
ドラクゥ:♪ いのちつきはてようとも
はなしはしない
2人:♪ けっとうだ
ダンチョー:しかしそいつはどんな恐ろしい方法で芝居を邪魔しようと?
ロック:……あれを!?
セリスの頭上にいるオルトロス:ふっしっしっ。マリアの頭にオモリ落としたるけんね。んが~!予定より重い! こりゃ落とすまで5分かかるゥ!
ロック:せこいまねを!
マッシュ:なんで5分って分かるんだ...
ダンチョー:右の部屋のウラカタさんに声かけてみなさい。舞台上に行けますよ。
ロック:まかせろ!ロック:行くぞ!!
エドガー:見たかったな...
ウラカタ:ダンチョーの命令か。
1番右のスイッチを下へ。他にはさわっちゃだめだよ。
マッシュ:フリかい?
ウラカタ:マジのやつ!!
ロック:よしこれでいい!反対側へ行くぞ!
マッシュ:なあスイッチ押すだけなら1人が行って後は先に行ってれば良かったんじゃねぇ!?
ロック:!本当だ!なんで教えてくれなかったんだよエドガー!
エドガー:だからなんでも私のせいにするな!私はオペラを見たかったんだ!
マッシュ:お、でも着いたぜ!さーてどうしましょうかタコさん?あと2分はありますねぇ?
オルトロス:ギクッ
ロック:捕まえろ!!
(オルトロスと揉み合って全員舞台に落ちる。セリス以外全員倒れる)
ダンチョー:ああ いかん!! あの二人がのびてしまったら話が続かない! 一体誰の妃になったらいいんだい?
......
(起き上がりキョロキョロするロック)
ロック:セリスをめとるのはドラクゥでもラルスでもない!! 世界一の冒険家! このロックさまだァァ~!
ダンチョー:あちゃ~へたクソな演技しおってからにィ!
オルトロス:だまァ~れェ~われとてタコのはしくれ! お前なんかに負けはしないぞ!! お前としょーぶだ!!
ダンチョー:ええい。もうどうにでもなれだ! ミュージックスタート!!
オルトロス:久しぶり...また出たよ。待った?待った?
マッシュ:誰が待つかよ!ほうおうのまい!
オルトロス:あっちっちっー!またゆでダコ?またゆでダコ?
エドガー:フッフッフッ...1度敵にやってみたかったんだ...かいてんのこぎりスイッチオン!
ギャハハハハハハハハハハハハハッ!やっぱり楽しい全然飽きない!さあどの足からいきますー?
マッシュ:や、やっぱり怖過ぎる...
オルトロス:いったあーい!!足が!足が!良かった8本ある!今日もダメだったか......タコですみません。(逃げる)
マッシュ:タコですみません...どういう意味だ?
ロック:よーし俺の活躍で倒したな!
エドガー:凄い綺麗なウソだな。
男:まちな! 素晴らしいショーだったぜ!
ダンチョー:セッツァーだ!!
セッツァー:約束通りマリアはもらっていくぜ!
セリス:あーーれェーーーー
ダンチョー:意外な急展開! ロックの妃になると思われてたマリアはセッツァーによってさらわれてしまった。
さて、彼女の運命はいかに? パート2でこうごきたいィーーー!!
マッシュ:タコですみませんってどういう意味だ!?
(ブラックジャック号。セリスを部屋へいれるセッツァー)
セッツァー:後でゆっくり可愛がってあげるさ。
(付いてきていたロック達を招くセリス)
ロック:立派な女優ぶりだったぜ。
セリス:ひやかさないでよ
エドガー:本当だよ。サインが欲しいくらいだ。
マッシュ:タコですみませんってどういう意味なんだ...?
ロック:でもこれからが本番だぜ。第二幕の始まりだ。セッツァーは?
セリス:来るわ!
(ガチャッ)セッツァー:うわあああああ!!!
ロック:ギャアアアアアア!!!
エドガー:いやロックがそんなに驚くのはおかしいだろ!
セッツァー:き、きさまら!? お、おまえはマリアじゃねえな!!
セリス:ジャーン!大成功ー!
ロック:そんな看板いつの間に作ったんだ?
マッシュ:なんかセリス急に人変わったな?
セリス:お願いセッツァー。私達ベクタに行きたいの。だからあなたの飛空艇が…。
セッツァー:マリアじゃなきゃ用はない。
セリス:待って! あなたの船が世界一と聞いて来たの。
ロック:世界一のギャンブラーともね。
エドガー:私はフィガロの王だ。もし協力してくれたなら褒美はたくさん出すぞ。
マッシュ:体の鍛え方も教えてやるぜ。
セッツァー:来な。
セリス:じゃあ……
セッツァー:カン違いするな。まだ手をかすとは言ってない。
ロック:うわースゲェ部屋。でもこれ1人でやってて楽しいか?
セッツァー:...まあ楽しくはない。ふ……帝国のおかげで商売もあがったりさ。
セリス:あなただけじゃないわ。たくさんの街や村が帝国によって支配されているのよ
ロック:帝国は魔導の力を悪用し、世界を我がものにしようとしているんだ。
エドガー:私の国も今までは帝国と協力関係にあったのだが、もはやこれまでだ
マッシュ:帝国の言いなりなんてぜったいにごめんだね。
セッツァー:…帝国……か
セリス:帝国を嫌っている点では私達と意見は同じね。だから…
セッツァー:よく見ればあんた。マリアよりも綺麗だな
セリス:え??
ロック:だよなー俺もそう思う。
セッツァー:決めた! あんたが……セリスが俺の女になる。だったら手をかそう。それが条件だ
ロック:待て! そんな勝手なこと!
セリス:わかったわ。
ロック:えーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
セッツァー:よし! 決まりだ!
セリス:でも条件があるわ
(エドガーに耳打ちするセリス。笑うエドガー)
セリス:このコインで勝負しましょう。もし表が出たら私達に協力する。裏が出たらあなたの女になるわ。いいでしょ? ね、ギャンブラーさん?
セッツァー:ほほう、いいだろう。うけてたとう。
ロック:いいのか? セリス…もしヤツの女なんかになったら…
やめたほうがいいと思うなあこいつロクなやつじゃないと思うぜ
女性をさらうなんてひどいし若そうなのに白髪だし顔になんか傷あるし目つき悪くて人相がわる
セリス:うるさい!!いいから見ていなさい!!
マッシュ:お、セリスが戻った。
セリス:いいわね?
(コインを投げるセリス)
(めちゃくちゃ祈るロック)
...
セリス:私の勝ちね。約束通り手をかしてもらうわ
セッツァー:貴重な品だな、これは。両表のコインなんて初めて見たぜ。
マッシュ:そのコインは…!? 兄貴!
兄貴...好きーーー今日夜プロテインで乾杯しような!
エドガー:1回くらい酒飲めよ。
セリス:いかさまもギャンブルのうちよね? ギャンブラーさん
ロック:えっなんか知らなかったの俺だけ?
セッツァー:はっ! こんなせこい手を使うとはな…見上げたもんだぜ。ますます気に入った!! いいだろう、
手を貸してやる。帝国相手に死のギャンブルなんて久々にワクワクするぜ。
俺の命そっくりチップにしてお前らに賭けるぜ!
ロック:こんなオンボロの船がよく飛べるなあ…落ちないのか?
セッツァー:落ちる時は落ちるもんだ…人生とは運命を切り開く賭けの連続…
ロック:このデカイ船で帝国上空を飛ぶのは目立ちすぎる。やつらに気付かれないよう少し離れた場所に降りよう
セッツァー:そうしよう。俺は飛空艇に残っていつでも飛び立てるようにしておく
エドガー:とはいえ到着にはもう少し掛かりそうだ。ブラックジャックでもしてようぜ。
マッシュ:俺こういう遊びしてこなかったから分かんないんだよねぇー。教えてくれよ。
エドガー:ブラックジャックは手札のカードの合計を21に近づけるゲームだ。
マッシュ:ふむふむ。22だな?
エドガー:違う
セリス:20よね?
エドガー:違う間だ。えっセリスも知らないのか?
セリス:帝国では遊びということは1度もしたことがない。
ロック:ヤベエ俺泣きそう。
エドガー:そして10から13までのカードは10点。
マッシュ:えっなんでなんでなんでなんでなんで13が10なの?
エドガー:なんでかは知らん。そして1は1点か11か選べる。
マッシュ:はあ!?13が10で1が11ってなんだよ!
セリス:エドガーちゃんと分かってるの!?適当に言ってるでしょう!?
エドガー:違うそういうルールなんだ!
マッシュ:じゃあなんで1が11なんだよ!
エドガー:なんでかは知らない!もうやってみよう。
まず私がカードを配るぞ。
...
私のカードだけ2枚目だけ裏にして置く。
マッシュ:はあ?なんで?
エドガー:言われると思ったけどそういうもんなんだ!
裏にしていたカードを開いて21なら私の勝ちだ。そらっ。
1と12だから私の勝ちだ。
マッシュ:はあ!?なんだよ俺なんにもやってねぇよ!ドローフォー!
エドガー:いやなんだそれ!
マッシュ:なんか聞いたことあるの言ってみた!
セリス:スキップ!リバース!
エドガー:それも知らないな!
マッシュ:あーもうやめた!ずっと大人しいけどロック!なんなんだよこのゲーム!
ロック:ん?実は俺も知らねぇんだ。ばあちゃんが教えてくれた花札くらいしかさ。
マッシュ:お?なんだよそれ?それを教えてくれよ。
ロック:あーいいぜ今度な?
エドガー:やめたほうがいいぞ。ブラックジャックが分からないならな。
セリス:私もそれ教えてほしい。ブラックジャックよりつまらないゲームはこの世にないと思うから。
エドガー:私が一発で勝ってしまったばっかりにひどい言われようだな...
マッシュ:こんなゲームを船の名前にするなんてどうかしてるぜ。
エドガー:すまないセッツァー...
セッツァー:おーい着いたぜー。
つづく...