連続FFコント小説「えふろく」~帝国~ #30 | まるごとゴトウまるまる

まるごとゴトウまるまる

FFとスパガとお笑いを愛するゴリゴリの障害者!不定期で自作のコント、時に漫才の台本を公開しています!過去ネタめっちゃあるから見てみて!
声を出せない僕の代わりにネタを演じてくれる方募集中!あっしの頼み聞いてやってくだせえ

           (マランダの町)

ロック:うわー帝国兵ばっかりだ。気分悪くなってくるよ。

帝国兵:じゃまだ!あっちへ行け!

帝国兵:ここは帝国のものだ!

マッシュ:ちっ偉そうに。

帝国兵:ここは帝国のものだ!

帝国兵:ここは帝国のものだ!

マッシュ:同じことしか言えねぇのかよ。よーし。
なあここにココアと紅茶があるんだけど帝国のはどっち?

帝国兵:ここは帝国のものだ!

マッシュ:ヒャッヒャッヒャッ

エドガー:くだらない遊びはやめろ。

ロック:ところでセリスは帝国に居たんだよな?なんで兵士達セリスを見てもなにも言わないんだ?

セリス:こいつらは基本人の顔なんて見ていない。私の顔を知っているのはごく一部。

ロック:はあそういうもんか。

セリス:視野も狭いから目の前に立たないと気付かれることはない。

ロック:人間としてダメすぎないか?

マッシュ:あーもうこんなとこいても気分悪くなるだけだ!さっさと乗りこもうぜ。


           (帝国首都ベクタ)

ロック:ん?じいさんこんなとこ隠れてなにしてんだ?

老人:しっ!
私はリターナーの同志です。
あなたがたの話は聞いています。
私が帝国兵をひきつけている間に
この箱から鉄塔に飛び乗って魔導研究所に忍び込んでください。


老人:ういー!
よっぱらっちまったー!
帝国兵:えーい!じゃまだ!

(飛び乗って進む一同)

老人:ういー...
は き そ う だ
帝国兵:おいおい...

マッシュ:スゲェ演技力。オペラ劇場に推薦したいくらいだ。

老人:オロロロロロロロロ!

帝国兵:やめてくれよ。俺まで...オロロロロロロロ!

マッシュ:演技でもらわせたぞおい!
スゲェよじいさん!

(ウインクする老人)

マッシュ:ウインクしながらゲロ演技してるぞ!

ロック:ヤベエ、俺まで...ウプッ!

エドガー:おいロック...

ロック:なあ1回宿屋戻っていい?

エドガー:ダメに決まってるだろ!

ロック:じゃあなんでかは聞かずにお前のマント貸してくれない?

エドガー:嫌だよ!お前のバンダナ使えばいいだろ!

ロック:そのあとまた巻くのか?

エドガー:巻かなきゃいいだろ!お前バンダナ巻かなきゃ動けないのか!

ロック:そうだよ!?

エドガー:そうなんだ!!

マッシュ:ていうかこんなに大声出して気付かれないのか?

セリス:あいつらは兜の影響で耳もほとんど聞こえてない。

マッシュ:うわー絶対デザイン変えたほうがいいよな。

ロック:よし。なんとかおさまった。さっさと行こうぜ!

老人:あ、なんか急に酔いがさめた。帰りまーす。

帝国兵:はあ!?なんだったんだあのじいさん!


つづく...


おや?今回ちょっと短いね。まあいいか次回ちょっと長いし。