昼の連続コント小説「えふろく」#20 | まるごとゴトウまるまる

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カイエン:この前の少年...はらへったと言っていたでござるな。

マッシュ:ああまああれからなん日も経ってるし、さすがになんか食ったと思うけど...そこのほしにく買っておくか。


(モンスターを倒す2人)

ガウ:ガウー!

マッシュ:あっ!出た!こいつだ!

ガウ:うう...はらへった...

マッシュ:あれからなんにも食べてなかったのか!?

ガウ:もういっかげつ

マッシュ:そんなに!?ほしにく、食べる?おー食べてる食べてる。ほぼ丸のみ。

ガウ:ガウ!ガウガウガウガウガウガウ


マッシュ:な、なんだよ

カイエン:妙なやつで、ござる!! 拙者はカイエン。で、こっちがマッシュ

ガウ:マッシュにカイエンか。もっと、くいもの くれ

マッシュ:もう、ねえよ。プロテインくらいしか、あっコラ!俺のプロテイン一気飲みするなよ!

ガウ:まずい。

マッシュ:勝手に飲んどいてまずいって!

ガウ:もっとくれ。

マッシュ:もうねぇって!


ガウ:じゃあ さがしてこい

マッシュ:お前、ちいさいな

ガウ:おまえ こわいんだろ?

マッシュ:やるのか?

ガウ:ついてこれればな!

マッシュ:あまく、みるなよ!

       (マッシュ、ガウを追って飛び回る)

マッシュ:ぜえぜえ! なかなか、やるじゃねえか!

ガウ:はあはあ! おまえ すごい!
(再び飛び回るが途中から止まって笑っているガウ)

ガウ:ひっかかった! ひっかかった!!

マッシュ:うるせえ!!

カイエン:まあ、まあ、まあ、まあ、

マッシュ:うるせえな!!お前戦闘中のスピードが遅過ぎて使いづらいんだよ!!

カイエン:...

マッシュ:わりい本当はそんなこと思ってないんだけど、ひっさつけん結構時間掛かる割にはダメージもうひとつだなって思ってるだけなんだ。

カイエン:......そ、
それはともかく、君は何者でござる?

ガウ:ござる? ござる! ござる! ござる! ござる!
ござる! ござる! ござる! ござる!

カイエン:初めの頃はシュンも不思議そうだったでござるな...

ガウ:おこった? カイエン! おこったのか?
カイエン! おこったのか? カイエン! おこったのか?

マッシュ:実は、かくかく しかじか なんだ……

ガウ:そうだったのか ガウ わるいやつ おいら わるいやつ

カイエン:なに、いつまでもくよくよしてはいられぬ。それにガウ、おぬしとは、なにかうまがあいそうでござる!

マッシュ:えっどこが?

カイエン:一緒にくるか?

マッシュ:マジかよ。

ガウ:あっ!! プレゼントする! ガウ カイエンとマッシュにプレゼントする ほしにくの おれいする

マッシュ:どうせ、くだらないものなんじゃないのか……?

ガウ:ガウの宝だ ピカピカ ピカピカ ピカピカの宝だ!

マッシュ:そんなに、ピカピカしてるのか?

ガウ:ござるは ピカピカすきか?

マッシュ:ござるは、あっちだ!! ピカピカかあ……ロックが聞いたら羨ましがるだろうなあ…

ガウ:ロックって だれだ? わるいやつか おいらの宝 とろうとしてるのか?

マッシュ:ロックっていうのは……

ガウ:ガウぶちのめす!!

マッシュ:人の話を聞けよ!!!ロックはいいドロボー!

カイエン:何か、言いたそうだ!

マッシュ:えっござるはどうした?……しょうがないなあ……で、何なんだよー?

ガウ:ここ ここ! ここに ピカピカ ある マッシュ たっているところ そこ モブリズ!
カイエン たっているところ おまえたち ながれついてたところ
おいら いるあたり みかづき みかづきやま みかづきやま ピカピカ ある

マッシュ:とにかく、ガウの言う、その、三日月山とやらに行ってみるとするか

(歩いて行くカイエンとガウ)

マッシュ:ふう……、やれやれ、やっかいなヤツが仲間になったよな……

ムーンウォークで戻って来るガウ:ござる! はやくこい! おいてくぞ!!

マッシュ:だから、ござるじゃないって言っているだろ、ござるじゃないって……

          (三日月山)

マッシュ:カイエン! ガウの言っていたピカピカがここにあるんだ!

カイエン:で、ガウ殿、どこにあるのでござるか?

ガウ:ガウ、わすれた!!

マッシュ:さがしてみるか?

カイエン:しかたないでござるな

(穴を掘るガウ)

マッシュ:ポーション…

カイエン:こ、これが、ガウ殿の宝でござるか?

マッシュ:グビッうん普通のポーションだ。

カイエン:ふたがあるとはいえよく埋まってたのを飲むでござるな...

ガウ:こっちこっち!がけのした!


マッシュ:なんだよガウ。何かあったのか?(のぞく)

ガウ:ガウ!!

マッシュ:ウワーーー!!あっごっ、500ギル入ったオレのサイフが!!

(大笑いするガウ)

マッシュ:ガウ、てめえ!はいこいつ落とす!仲間が1人減りまーす。

カイエン:まあ、まあ。マッシュ殿、ここは拙者にめんじて。

マッシュ:うが~~~~っ!!

カイエン:(またうるせえなと言われないか怖かったでござる...)

ガウ:ピカピカ!ピカピカ!

カイエン:これが、ピカピカ、でござるか?

ガウ:たから! たから!

カイエン:単なるガラス玉ですのう

マッシュ:頭がスッポリはいるぜ。
は は~ん。これは使えるかな? これをかぶれば、水中でも息ができるかな…って? じゃあ、行くぜ!

           (蛇の道)

カイエン:激しい流れでござるな…

マッシュ:たしかに…しかし、蛇の道を使わねば兄貴達とは合流できないし…
じゃあ、行くぜ!

カイエン:えっまずは試してみないでござるか!?

マッシュ:試す!?ダメダメ人生行きあたりばったりさ!行くぜ!
(飛び込む)

カイエン:拙者マッシュ殿とはウマが合わないでござる...(飛び込む)

ガウ:...ガウもためしたかった...うしがあわない。(飛び込む)

マッシュ:\○△□&#=$(しゃべってもダメか。でも行けるぜ!)      

          (港町ニケア)

マッシュ:着いた着いた!ほら大丈夫だっただろ?

カイエン:生きてる自分が不思議でござるよ...

ガウ:(ブルブルブルブル)


           (酒場)

店員:わっ!ちょっとビチョビチョで入って来ないでくださいよ!

マッシュ:うるさいこと言うなってちゃんとブルブルしたから!

店員:あんた犬か!


老人:レテ川下流の小屋に変なオヤジがいたろう?

マッシュ:あっ!いたいた!

老人:13年前にあの男の子供をとってやったんだよ。
でも出産に立ち会ったのがまずかった。出産場面のすさまじさと母体の死で気が動転しての。赤くそまった赤子を化け物とカン違いしてすててしまったのさ。
もう生きてはいないだろうね。

マッシュ:そうだったのか!あんまり話合わないから仲間の犬に食いちぎらせようとしちまったぜ!

カイエン:どういう状況でござるか!?


踊り子:ねぇ~おにいさん。わたしと一緒に飲まない? うっふ~ん

カイエン:な な な なにをふしだらな! そこになおれ!

踊り子:おかたい事なしよ。楽しもうよ。ほら タニマ。

カイエン:た た たたタニマ~?!

マッシュ:カイエンさんメンエキなさそうだからね。

カイエン:お おぬしは平気なのか?

マッシュ:禁欲生活長かったからねえ。もうなにが男でなにが女かも分かんねぇ。タニマってなに?

カイエン:そ、それは凄い...


マッシュ:これも修行のたまものって事。

踊り子:ごちゃごちゃ言ってないで。ねえ~~

カイエン:こ コラ。おぬし。オナゴと言うのはな。恥じらいとつつしみを持ってじゃな…ウンチク……ウンチク……ウンチク…


     (サウスフィガロ行きの船)

カイエン:ナルシェは目と鼻の先でござるな。

マッシュ:兄貴達は無事着いているだろうか…

カイエン:心配なさるな。

ガウ:ガウ……

マッシュ:なあガウーずっと俺の足のの匂いかいで変な顔しないでー?


――   3者はナルシェに集結。そして決戦の時が始まる……

つづく...


20というキリが良いところでここまで来れたのは良い感じ!まだまだ続きます!
ただいろいろあってちょっとだけ放送お休みです!