昼の連続コント小説「えふろく」#7 | まるごとゴトウまるまる

まるごとゴトウまるまる

FFとスパガとお笑いを愛するゴリゴリの障害者!不定期で自作のコント、時に漫才の台本を公開しています!過去ネタめっちゃあるから見てみて!
声を出せない僕の代わりにネタを演じてくれる方募集中!あっしの頼み聞いてやってくだせえ

主題歌です。再生もスルーもご自由にどうぞ!





  (ケフカが去った後の夜)


(エドガー、ふいに起き上がる)

エドガー:...? もしや?!

(城外へと急ぐ、城の所々は燃え、兵士達が取り乱していた。)

エドガー:何事だ!?

兵士:帝国が!ケフカが!!王様今までありがとうございました。私幸せでした。

エドガー:終わったように言うんじゃない!
ケフカ!何をする!?

ケフカ:娘をだせ!

エドガー:いないと言っているだろう!

ケフカ:なら、ここでみんな焼け死ぬんだな。ヒッヒッヒッ!

兵士:僕ティナさんを連れて来ます!!

エドガー:馬鹿なことを言うな!
あれの用意を...

兵士:はっ!

ケフカ:決心はついたかね?

エドガー:そろそろいいか...

(走ってきたチョコボに飛び乗るエドガー)

ケフカ:おや、王様は一人でお逃げになるようですよ
こりゃあユカイ! ヒッヒッヒッ!

エドガー:乗れ!

ティナ:ここでなにするの?

ロック:チョコボが走ってくるから飛び乗るんだ。

ティナ:チョコボ?

ロック:カワイイんだぜ。黄色くてフワフワでクエーって鳴いて足速いんだ。

エドガー:おい早くしろ!乗って来ないからチョコボがその辺行ったり来たりしてるぞ!

ロック:乗ってる間はモンスターも襲って来ないんだ。

エドガー:早くしろと言われて続けるな!!

ロック:よし行くぞ!
(飛び乗る)

エドガー:いいぞ! しずめろ!

   (ゴォォォォー!) 

   (砂のなかへと潜るフィガロ城)

大臣:さあ! 黄金の大海原のダイブするフィガロの勇姿! とくと見せてやるわ!!

(ケフカ驚きながらも兵士にエドガー達の後を追わせる)

ケフカ:行け!殺せ!

兵士:魔導ビーム!

ケフカ:イターイ!!私をじゃないあいつらを!行け!!

ティナ:来ないで!ファイア!


   (驚くエドガー)

ロック:どうしたんだよ、エドガー。突然驚いたりして?

エドガー:今まままま、ののののの見たよな? なっ?

ロック:ああ、あの子にはすごい能力があるみたいなんだ...

エドガー:何がすごい能力だよ! 魔法だよ! ま ほ う !!

ロック:まままままままほう! あれが魔法!?

(ロック エドガー ひそひそ ひそひそ ひそひそ ひそひそ)

(なんとなくすまなそうなティナ)

エドガー:ティナって、いったよね。今のって、な、なんなのかなあ?

ティナ:...ごめんなさい、私......

ロック:いいんだ、あやまるのはこっちの方だ、あんなに驚いたりして...

エドガー:ほんと、ほんと!
魔法なんて初めて見たんで、つい、驚いてしまった。
でも...君はいったい...?

ティナ: ...

ロック:いいじゃないか、エドガー。ティナは魔法が使える。俺達は使えない。
それだけの事さ。
そして、ティナの魔法は今、必要なんだ!

ティナ:ありがとう! ロック。ありがとう! エドガー

2人:  でれーーーーっ

エドガー:待たせたね。くらえオートボウガン!

ティナ:ファイア!

ロック:シンプルにナイフで刺す!よっしゃ倒したああ!!

兵士:結構待ってやったのに...あんまりだ...


つづく...