昼の連続コント小説「えふろく」#6 | まるごとゴトウまるまる

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FFとスパガとお笑いを愛するゴリゴリの障害者!不定期で自作のコント、時に漫才の台本を公開しています!過去ネタめっちゃあるから見てみて!
声を出せない僕の代わりにネタを演じてくれる方募集中!あっしの頼み聞いてやってくだせえ

主題歌です。再生もスルーもご自由にどうぞ!






(ティナ、王の間に戻ってくる)

エドガー:いかがだったかな? 私の城は?

 (近衛兵がやってくる)

兵士:エドガーさま! 帝国の者が来ました

エドガー:ケフカか!

   (フィガロ城前の砂漠)

ケフカ:ふぅ~
ガストラさまの命令とは言え…。
まったくエドガーめ! こんな場所にチンケな城を建てやがって。
偵察に派遣された私の身にもなってみやがれ!
ほれ、クツの砂!

兵士:はっ!

ケフカ:水!

兵士:はっ!(パシャーン!)

ケフカ:あー気持ちいい、ジャナーイ!!誰がかけろと言った!飲みたかっただけだ!
はいオマエクビでーす。クビクビ

兵士:そんなあ...



ケフカ:ファーファファファファ! つまらん!!

兵士:えっ今笑ってたよね?つまらんってなに?(小声)

兵士:分かんない分かんない分かんない分かんない(小声)


フィガロ兵士:ケフカさま。今日はいったい何の...
ケフカ:どけ!

(エドガー、ケフカの兵士に話しかける)

エドガー:3つの国を滅ぼしたようだな。どういうつもりなんだ?

帝国兵士:お前らの知るところではない 

エドガー:同盟国を結んでいる我が国へも攻め込まんという勢いだな

帝国兵士:同盟? ねぼけるな! こんなちっぽけな国が!

(ケフカに話しかける)

エドガー:ガストラ皇帝直属の魔導士ケフカがわざわざ出向くとは?

ケフカ:帝国から一人の娘が逃げ込んだって話を聞いてな

エドガー:魔導の力を持っているという娘のことか...?

ケフカ:お前達には関係のないことだ。それより、ここにいるのか?

エドガー:さあ...。娘は星の数ほどいるけどなあ...

ケフカ:隠しても、何もいいことはないのにねえ…ヒッヒッヒッ…ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ

兵士:あーあ出たよ爆笑癖。

ケフカ:待って苦しい...

エドガー:バカなのか...?


ケフカ:ま、せいぜいフィガロが潰されないように祈っているんだな!ファーファファファファ!

兵士:おっ止まった。奇跡だ。

    (城内に戻るエドガー)

ロック:気にくわないヤツらだな

エドガー:ティナは?

(ティナが後ろから姿をあらわす。エドガー、ロックに頼む)

エドガー:例の部屋へ...ティナ、君とずっと話をしていたいが大臣達と今後の作戦をたてなければいけない。
王様のつらいところさ。失礼するよ

ロック:俺についてきな

     (到着する)

ロック:窮屈な思いをさせてすまない。俺は...

ティナ:ロックでしょ?
エドガーさんから聞きました。ドロボウなんでしょ?

ロック:トレジャーハンターだよドロボウとトレジャーハンターはカブトムシとあのー...クワガタくらい違うチッ全然出て来ない。

ティナ:そう、全然違うわね。

ロック:うおー行けた...

エドガーは表向きは帝国と同盟を結んでいるが裏では反帝国組織リターナーと手を組みたがっている。
俺はそのパイプ役として動いている。
君がナルシェで会った老人もリターナーの仲間だ

ティナ:帝国...私は帝国の兵士...

ロック:...だった。帝国に操られていたウソの姿。でも今は違う

ティナ:よく...わからない。どうしていいか。頭が...痛いわ

ロック:これからは自分の意志を持てって事さ。今はあまり深く考えない事。道はいずれ見えてくるから

ティナ:自分の意志...わたしは...頭痛薬がほしい...

ロック:...まあそれも自分の意志だよな。俺城の中見てくるよ。

ティナ:盗むの?

ロック:トレジャーハント!!


つづく...