昼の連続コント小説「えふろく」#4 | まるごとゴトウまるまる

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声を出せない僕の代わりにネタを演じてくれる方募集中!あっしの頼み聞いてやってくだせえ

主題歌です。毎回貼り付けるので再生もスルーもご自由にどうぞ!





 
      砂漠の城フィガロ

城門の兵士:待て。

ロック:オレだよ。ほらずっと付けてるから臭いバンダナ。これはオレくらいだろ?

兵士:確かに臭い。通ってよし!

ロック:ったく顔も覚えてくれよな...


      王の間

フィガロ城へ来たティナを隅々と見る男

男:この娘が...

ティナ:誰? あなたは

男:おっと失礼。初対面のレディに対してする態度ではなかったな

―― 機械文明の旗手、砂漠の城フィガロを有し、帝国との同盟も結んでいる若き王...。エドガー

エドガー:私はフィガロ国王、エドガーだ

ロック:へへ、俺が王様と知り合いだなんてビックリしたかい?

ティナ:うん。イカれた人じゃなかったのね。

ロック:う、結構スゲェこと言うな...
じゃあ、またな (去る)

エドガー:帝国の兵士だってな。心配はいらない。
フィガロはガストラ帝国と同盟国だ。
しばらくゆっくりとしていくといい。
それに私はレディを傷つけるつもりはない

ティナ:なぜ、私によくしてくれるの?  私のこの力が。

エドガー:いや、まず君の美しさが心をとらえたからさ。
第2に君の好きなタイプが気にかかる…

(立ち去ろうとするが立ち止まって)

エドガー:魔導の力の事はその次かな(ウインク)

ティナ:? どうしたの?

(うな垂れて呟くエドガー)

エドガー:私の口説きのテクニックも錆びついたかな?

((去る)

ティナ:そうなのね...普通の女の人なら、その言葉に何かの感情を持つのね。本当になんっっっっっっにも思わなかったけど。

兵士:うわーそんなに強く言わななくても...ドンマイ王様。


ティナ:でも、私は...なんっっっっっっっっにも感じない...

つづく...