昼の連続コント小説「えふろく」#3 | まるごとゴトウまるまる

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FFとスパガとお笑いを愛するゴリゴリの障害者!不定期で自作のコント、時に漫才の台本を公開しています!過去ネタめっちゃあるから見てみて!
声を出せない僕の代わりにネタを演じてくれる方募集中!あっしの頼み聞いてやってくだせえ

主題歌です。毎回貼り付けるので再生もスルーもご自由にどうぞ!






    再び老人の家

(男が家に入って来る)


老人:やっと来おったか。ところで、ドロボウからは足をあらったのか?

(驚く男のアップ)

―― さすらいの旅人
古代の秘宝を求めて世界をまたにかけるトレジャーハンター ロック

ロック:ど・ろ・ぼ・う?
俺を呼ぶならトレジャーハンターと言ってくれ!

老人:ハッハッハ! 同じようなもんじゃろうが!

ロック:ちっちっ大ちがいだぜ!!コーヒーと...あのー...紅茶くらい違う。

老人:そこまで違わなくないか?

ロック:ちっ良い例えが出なかった。

ところで、この俺を呼び出したのは?

老人:フム。実は、例の娘に会った。

ロック:魔導の力を持つという娘のことか?

老人:今は、この都市のガードに追われている...
この都市には、帝国に立ち向かうだけの力がある。だがその自治力の高さゆえにわれわれの地下組織リターナーにも加わろうとしない…
娘は、帝国にあやつられているだけだという、わしの説得も聞こうとしない…

ロック:わかった。その娘を助け出せばいいんだな。

老人:フム。ひとまずはフィガロ国王のところへ。

       裏の炭坑

(ティナのところに降りて来るロック)

ガード:いたぞ!!

ロック:ちっ! おおぜい来やがった!

―― クポー…

ロック:モーグリ...助けてくれるっていうのか?

―― クポー!!!

ロック:モーグリたち...おんにきるぜ!
じゃあ俺の指示通りに動いてくれ!
まずマグ!

モグクポ!

ロック:おうまあなんでもいいんだけど、
それとモグチン!

モグタンクポ!僕の名前下ネタじゃないクポ!

ロック:そのつもりでチン言ったんじゃねぇよ!
そしてモルボル!

モルルクポ!モルボルは怖いモンスタークポ!

ロック:うんなんでもいいんだけどお前たちで左の道をふさいでくれ!
そしてセバスチャン!

どこのだれクポ!いい加減にするクポ!

ロック:ええいうるせうるせうるせえ!もうなんでもいい戦え!
俺はリーダーをやる!よっしゃ倒したああ!!ありがとなみんな!


ロック:よし、たしか、このスイッチで...
ん? 気がついたのか。

ティナ:わたし...助かったの...?

ロック:モーグリたちに感謝するんだな。

ティナ:うっ...はっきりと思い出せない。その前も...ずっと前の事も...

ロック:記憶がないのか?!

ティナ:でも、時間がたてば戻るって…

ロック:記憶が...
安心しろ。俺が必ず守ってやる。必ずだ!!

ティナ:???

ロック:記憶をなくした...
俺は...見すてたりしない...必ず守ってやる!!
必ず!必ずだ!必ず!聞こえてるか!?必ず!かーなーらーず!!

ティナ:うん分かったからうるさい...



つづく...


ロックさんには最初の明るい印象でこれからたくさんボケてもらおうと思っています!