これはさっき見た夢だ。
大学生ぐらいの世界での話し。
ぐらいと書いたのは過去の大学時代の夢でもなかったし、どうも大学ぐらいのゆるい人間関係、ゆるい拘束（一応学校には通わないといけない）、ゆるいたまり場みたいなのがあったりする感じだった。
そこに同年代（といってもみんな20歳前後っぽかった）の男女が居た。俺は今現在30代後半のオッサンなので夢の中では若返っていることになる。
どうも今冷静になって振り返るとみんな現実的に知っている人というより、実際に俺の知っている人の要素を持った人達みたいだった。
この夢のヒロインである女の子は中学時代の一個上のヤンキーと付き合っていた、やたらと肝の据わった落ち着いた少し怖い女にそっくりだ。
でも、彼女じゃない。そんな奴らばっかりだった。
設定の説明はこれまで。夢の話なので唐突に始まって、唐突に終わる。
ヒロインにはどうも彼氏が居た。それにヒロインは俺の好きなタイプではなかった。
上にも書いたように落ち着いていて度胸がある感じの静かな女。それなのでみんなが下には置かない対応をしていて、みんなの中心、一目置かれる姉さんのような感じ。
俺がそんな女に惚れるわけがないし、しかも胸もあまりないスレンダータイプだ。俺はふっくら巨乳派だ。
土曜の午後みたいな感じのたまり場。
陽は高いが、たまり場に人は少ない。みんな帰ろうとしている。
そうするとヒロインがたまたまこっちに来た。
そういう言葉を交わしたわけではないが、彼氏とは遠距離っぽい感じのようだった。
ヒロインは上述のように肝の据わったタイプなので俺のパーソナルスペースまでどうどうと入ってくるし、どうもちょっかいを掛けてきているようだ。それも遊びで。
俺はヒロインは別に好きになるタイプじゃないしと思い、相手のちょっかいに乗って、密着し、軽いキスをした。
そこで世界に一瞬で色が灯り、好きなるタイプではないヒロインは気になる存在になった。遊びでキスしたらドキドキしてしまった感じだ。
周りに人の気配を感じて結局その場は離れる。
その後、学校でよくある手洗い場のような場所。
ヒロインに「バイトは何してんの？」と聞くと、これと指差す。
見ると汚れた真鍮製の鍵やケースがある。
これが面白いんだけど、俺の夢の中での楽天アフィリエイトのシステムなの。
ヒロインが何かモノを紹介する。そして誰が紹介したものを買うとヒロインに紹介料としてお金が入る。
これは現実のアフィリエイトの仕組みなんだけど、夢の中ではどういうシステムなのかわかんないが、購入者への送付が真鍮製のケースで行われており、その鍵をお金に変えるシステムになっていた。
まぁ、アフィリエイトがよくわからない人は、パチンコ屋で勝つと文鎮くれて、それをお金に換金するんだけど、あれと同じ感じだった。
モノを誰かに紹介すると文鎮が手に入って、それをヒロインはお金に変えていた。
プライドの高そうなヒロインだったので、「接客とかのバイトとかは好きじゃないの？」なんて聞くと、これは別にそういう意味でやっているわけじゃないよなんて言われた。
そんな話をしながら俺はお金に変えられる真鍮製の鍵をこっそり流してしまった。
夜。
俺とヒロインともう一人の男と３人で居る。
みんな同じコミュニティに属しているが、別に男と俺は仲が良いわけではない。
そこにもう一人男が入ってきて、男同士は仲良しなのでアウェーな感じ。ヒロインと男同士は俺の知らない恋愛話をしている。
俺はとくに話すことも無いので帰るよというというと男のうちの一人は「じゃあな」と言ってくれたがこっちを見なかった。
あからさま過ぎる。
俺が帰ろうとした時、ヒロインがこっそり追っかけて来て周りを気にしながら「キスしたい」と言った。
なのでヒロインを少し死角に引っ張って行って男どもから見えない位置でキスをした。
夢から覚めた。
