童心に帰って怪獣消しゴムを並べて遊んだ。童心に帰るも何も、あの頃から中身はたいした変わりはないような気もするけど。
小学生の頃は日曜日に必ず、持っている怪獣消しゴムを全部並べる習慣があった。いつからやらなくなったのか。
中学から女の子とか、そっちの方に夢中になっちゃったからな……。それより先に、アラレちゃん消しゴムとかガンプラとか、そっちにも興味が向いてしまったのだった。
右のダンボール箱のミニチュアは、怪獣消しゴム入れ。デッドストックのとか新品に近いのを、弾ごとに入れて保管してある。
右上の猫トイレは、いまは亡き、猫のミーニンが最後に入った状態を保持してある。もちろん、尿は取ってある。足跡のへこみが残っていたのに、細かな振動で平らになりつつあって悲しい。
第1弾から第3弾のあたり。ポピー系消しゴムオンリー。
第4弾から第6弾あたり。丸越の「NO.5シリーズ」及び「ウルトラマン80シリーズ」は今回、入れてない。
第6弾の途中から第7弾あたり。第7弾はミニサイズがたくさんある。そこらへんはほとんど「新・怪獣カセット」から持ってきてるので、色が橙と緑ばかり。
第8弾から第9弾の途中。第8弾はあまり気にならない弾なせいか、数年前にチェックしてみると意外と美品が少なくて焦った弾。エレドータスとかガバドンとかは未だに綺麗なのが入手できてない。
第9弾の途中から第12弾。11弾も汚いのしか無いのがあるけど、この辺は高くてなかなか思うように揃わない。しかし当時はこの怪獣消しゴムたちが後の世で高値で売買されるようになるなんて思いもしなかった。古い友人である彼らが金儲けの道具にされるなんて、まったくいやな世の中だ。画像の12弾までの怪獣消しゴムは、11弾のムルロア、ピット星人、ロボネズを除いて、すべて当時子供の私が買って持っていたもの。ワンオーナー品。
12弾から後のポピー系バンダイ消しゴム。バンダイの「ifシリーズ」からアンドロメロス、スペコレ、ゴジラ1/1200、アンティッQ。
その中で私がリアルタイムでゲットしていたのはリメイク(後期)版ゴモラ、ゴモラ(小)、ジラース(小)、アンギラス、モスラ(親)、モスラ(子・A)、モスラ(子・B)、キングジョーグ、アンティッQの「其ノ壱」だけである。あっ、キングジョーグは当時、従兄弟に貰った。他は全部、後に買ったり交換して入手したもの。
後期ゴモラ等は「不明期」とされているが、リメイク(後期)ゴモラ、ゴモラ(小)、ジラース(小)の3つは1981年発売である。リメイク(後期)ゴモラは12弾発売時の百円カプセルに入っていて、残る2つ、ゴモラ(小)、ジラース(小)は初めて出たのが「バンダイ ifシリーズ『ウルトラマン』」のコマでだった。ifシリーズは『ウルトラマン』の後に『モスラ対ゴジラ』が出て、そこに入っていたのが、アンギラス、モスラ(成虫)、モスラ(幼虫A)、モスラ(幼虫B)である。キングコング、ミニラ、ガメラも刻印パターンから同シリーズと考えられる。
しかし、キングコング、ミニラ、ガメラ、この3つの消しゴムはまったく存在を知らなかったからビックリしたな。初めて知ったときは画像みて「なんじゃ、こりゃあ」って叫んじゃったし。ミニラはありそうだけど、キングコングとガメラは衝撃だった。造型が間違いなくいつもの怪獣消しゴムの廣田造型だし。ガメラは商標が東宝になってて、ゴジラシリーズの怪獣とみなされてる。こいつらは間違いなくあの「ifシリーズ」のラインだと直感した。選に漏れた、ゲームに採用されなかったコマだ、と。
「B」刻印のベロクロン、カメレキングも同じく知らなかったから驚いた。12弾で買うのやめて、「アンドロ超戦士」シリーズがあるのは知ってたけど「スペコレ」なんて、シリーズがあったことすら知らなかったもん。もっと続いてれば他にも第1弾の怪獣があんな風にカッコよく造り直されて「B」刻印で出ていたに違いない。
これでポピー系列のは全部、並べたであろうと思っていたが、列を数えてみたら個数が合わない。14個×35列+13で503個になるはずが、14個×35列+4しかなく、9個足りない。考えてみたら、「THE 30」のマン、セブン、「スペコレ(スペシャルコレクション)」の新マン(2種)、エース(2種)、バンダイのエース、タロウ、レオの9種が抜けていた。また並べ直さなくてはならない。来週の日曜日か次の祭日がヒマだったらやろうと思う。
今日は朝から晴れていたから、目が覚めたらすぐ起きた。
なんとなくうどんが食べたい気分だったので、うどんを打ち始めて、朝からうどんを食べ、風呂に入った。
10時前に買い物に出掛けて、帰りに散歩して、昼はボロネーゼというのを食べ、コーシーなど口にして本を読んだ。例の「私本・太平記」である。地獄の6巻は先日、ようやく読み終えて、7巻に入った。7巻はまあ、読みやすい。全8巻なのに、まだ楠木正成が生きている。これ、途中で終わるんじゃないのか? 「太平記」の長さを考えたら8巻程度でまとまるはずもないか。ああ、なんかホントガッカリなアレだ。
それから、怪獣消しゴムを並べ始めて、楽しんでいたら途中で知人がアイヌネギをくれるというから取りに行った。途中、信号待ちで並んだ隣のクルマの窓からシーズーが顔を出して私の顔をジッと凝視していてウケた。帰ってきて怪獣を並べ終わり、せっかくだからデジカメに撮ってブログネタにすることにした。片づけて寝転がっていたら、アイヌネギの茹でてる匂いがツンツンひどくて目から涙が出るので下へ行ってみた。するとなんだかんだで下処理を手伝うハメに。ハカマというのを取る作業で、袋いっぱい山盛りのアイヌネギのハカマを一本一本ヌルッと取る。一時間ほどかかってやっと終わって、晩にお浸しで食べた。炊き立てのごはんにアイヌネギのお浸しのうまいことといったら、ない。
ああ、今日は素晴らしい一日であった。