今日も掃除をしてダンボールからソフビを出した。
一昨年の年末に断捨離をして大量のソフビを捨ててしまったのだが『ウルトラマンタロウ』のだけは捨てなかった。それが残っている。
今日、出して手入れしたのは、「再生怪獣 ライブキング」と「液体大怪獣 コスモリキッド」と「大ダコ怪獣 タガール」、「異次元超人 巨大ヤプール(改造)」、「宇宙怪獣 ベムスター(改造)」、「月光怪獣 エレキング(再生)」。除電ブラシで埃を掃い、布切れで磨く。
2013年発売の3期にあたるカラーリング。30個生産。
成型色はエネルギッシュイエロー。
緑色の部分は、ずんだ餅の緑色で、いわゆる「豆色」の塗料で、半光沢。塗膜は薄くて弱い。
爪先や首周りにぶら下がる球体は薄い金色で「シャンパンゴールド」というやつ?
突き出た腹の前面には薄くツヤ消しで白っぽい塗料が微かに噴いてある。出べそのあたりに強く艶のあるピンクがスプレー。
このヘソのピンクが良くてこのカラーリングを買った。これは今は無き「マルカイ」で買ったもので、まだあの頃は『タロウ』怪獣は小馬鹿にされていて、新品未開封でも安く買えた。それにしても最近のソフビの高騰はいったい……。復刻でさえ1万以上していて、とても買えたもんじゃない。ひどい世の中になった。中国人とか外人が買っているのか? 金儲けのためによくわかりもせんのに買ってるやつがいるからな。冗談じゃない。
たまごっちの「なんとかっち」みたいな口。手から、カモノハシのイメージ。出腹がすごい。かかとにも前指と同じ形状の突起があり、得体の知れなさを感じさせる。
後ろから見ると、どこぞのオッサンみたいに見えなくもない。
首からの球体が背中に流れている。丸く突き出た腹に、丸い頭部、首や足も後ろから見ると潰れた球体の積み重ねに見える。
球体の集合体と考えると、再生能力に説得力が増してくるような。
ライブキングは実は「ヨグ=ソトース」に関係する怪獣なのでは? と夢想。
イボが似てると思いませんか。
何でも食べる、というのはちょっと怖い。
ふざけた外見ながら手ごわい。なぜか鳴き声がオッサンの笑い声で、タロウの腕をへし折り、笑いながらそこを執拗に狙ってくる嫌な気味悪さがあった。
足裏はこんなん。
名前の彫ってあるほうがシミみたいのが付いていて汚いが、ザラザラしていてこれは金型の汚れによるもの。
『タロウ』の怪獣のスタンダードサイズソフビは当時発売されなかった。金型は、アストロモンス、オイルドリンカー、コスモリキッド、ライブキング、キングトータス、ジレンマ、タガールまでは作られていたらしく、2002年になり、発見されて復刻に混じって販売された。
1期は紫に濃金の、ミニソフビに近いイメージのカラーリングで、2期は水色に黄色と金。
今年、新しいカラーリングのが出るはず。
ミニソフビと。
ライバルのミニと似た配色。これは偶然なのか、それとも参考にしていたのか? この2体のミニは復刻がなく、当時のオリジナル。
ライブキングのソフビはブルマァクのスタンダードと、ミドルサイズもミニサイズもよく似ている。キングザウルスのライブキングも、割と似てる気がする。
ライブキングのソフビはいいデス。正統派カッコイイ怪獣のコスモリキッドと並べると、互いに引き立て合って絶妙のハーモニーを……云々かんぬん。
劇中で戦った怪獣は対で扱いたいので、必ず隣り合わせて並べたり、手入れも一緒にすることになる。これはアボラスとバニラも同様でミニソフビを箱にしまう際、くっつけておくようにしている。
休みが終わってしまって残念。昼寝したので眠くないが、こんな夜更かしでは起きるのが辛いかもしれない。