冬の大人気モフモフのイヌ科動物<キツネ>の生態! | 氷クレーのゲームブログ

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お疲れ様です。

まるモフです。

 

今回は<キツネ>の記事になります。

 

アプリゲーム<けものフレンズ3>でキツネのフレンズが多く追加されましたので、

キツネとはどんな動物なのか、生態や他の犬との違いなどを、お話していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

  分類

イヌ科には、キツネ属を含め、オオミミキツネ属、クルペオキツネ属などが属していますが、こちらではキツネ属について解説していきます。

 

哺乳綱食肉目イヌ科キツネ属

 

 

キツネは分類上、鼻や口が尖っているので、オオカミなどの他にイヌ科動物と同じ科に属します。

そのなかでも、鼻や口(マズル)が他のイヌ科動物と比べ、長いことや耳が三角形であること、手足短足であることから

キツネ属に属しています。

オオミミギツネやシマハイイロキツネなどはまた別属になりますので注意です。

フェネック  フリー に対する画像結果ホッキョクギツネ に対する画像結果

 

図:上からキタキツネ、ギンギツネ、フェネック、ホッキョクギツネ

 

キツネ属は世界中に広く生息しているのですが、生息地によって、アカギツネの亜種個体が多く現生しており、生息地や種によって<クレード>とよばれて分類されることもあります。

上図のキツネは主に<アカギツネ型クレード>と呼ばれます。

 

有名な種でいうと、北海道の<キタキツネ>、<ホンドギツネ>がそれにあたりますね。

<ギンギツネ>ですが、アカギツネの黒変種個体と言われています。

 

他に属している種は、けもフレ3でも登場している、アフリカの<フェネック>、チベットの<チベットスナギツネ>

北中アメリカ大陸の<キットギツネ>、その近縁の北極圏を生息地とする<ホッキョクギツネ>が属しています。

 

 

 

<フクロギツネ>や<ワオキツネザル>といったように、キツネと名前がついている動物ですが、

前者は、双前歯目クスクス科、後者は霊長目キツネザル科なので、全く別の種になります。

 

 

 

 

  生息地

アフリカ大陸、ユーラシア大陸、ヨーロッパ、北極圏、東アジア(日本を含む)。

 

キツネの生息地は幅広く、主に北半球を中心に世界中に生息しています。

 

イヌ科全般そうなんですが、熱帯~寒帯など、生息している環境が幅が広く、様々な気温や気候などに適応できる種で

あることがわかります。

 

キツネも同じで、温帯~寒帯など、砂漠など暑くて乾燥した気候に適応した種もいれば、雪山などのように極寒の気候に適応した種もいます。

 

日本には固有亜種である、本州の<ホンドギツネ>、北海道の亜種の<キタキツネ>、が生息しています。

 

キツネ全体では、絶滅の心配はないのですが、コサックギツネなど危惧されている種も存在します。

 

 

 

 

  形態

〇犬とキツネ

基本的に、外見的には鼻や口が長い、耳がたち耳、一般的な犬やオオカミにとても近い見た目をしていますが、

全体的に、オオカミよりかは、手足が短く、体格はやや小さい傾向にあります。

 

ペット犬と比べると、犬より鼻や口が細長く、耳の形は三角形に近いような尖り方をしており、足は短足胴長であり、

瞳孔はに細くなっている部分が区別できると思います。

 

〇鳴き声はワンではない

鳴き声も<ワン>とかではなく、<コヤーン>や<キャン>など、独特な鳴き声でコミュニケーションをとります。

キツネの鳴き声の波長は何十パターンも存在し、長くなるので詳細は省略しますが、それぞれの場合にわけて、威嚇やコミュニケーションなど鳴き方を変えていると言われています。

 

〇生息地や環境によって見た目が大きく異なる

キツネは、生息地の環境によって大きさや見た目、体の構造が変わる動物です。

 

フェネックやオジロスナギツネなど、暑くて乾燥した生息地を持つ種は、体格は小柄で、熱を放出するために、耳が大きく、鼻が尖っており、地面の熱さを緩和するために、脚の裏の毛をが密集しています。

 

ホッキョクギツネなどの北極圏に生息する種は、鼻や耳が短く、毛が何重にも密集(オーバーコート)しており、血管系も<ワンダーネット>とよばれる熱を対外へ逃げにくい血管構造をしています。

 

 

 

 

  生態

 

キツネ親子 に対する画像結果

キツネはイヌ科では珍しく、群れを作らず、夜行性で単独で行動します。

 

猫のように完全なとまではいかず、幼年期から少年期までは親から餌をもらい、狩りの仕方などを教えるため、

一時的に群れを作ることがあります。

 

キツネの場合、基本的にある程度の年齢になっていくと、母親から攻撃され、無理やり群れから離れさせれる行動が

あります。<キツネの子別れ>との始まりですね。

 

種によってはシッターとして母親の代わりに子供を育てるなどを行うことがあります。

その部分ではイヌ科での社会性を感じる部分と言えますね。

 

捕食能力が高く、わずか1年で狩りをマスターできるといわれ、好奇心旺盛で人にも慣れやすい部分から、

人間が餌付けをするなど問題があります。

 

キツネは犬と同じく、肉食で雑食傾向が強い動物で、食べられる物であればなんでも食べることができます。

主にげっ歯類が大半ですが、鳥、魚、昆虫なども食べます。

そのため、ニワトリなどの獣畜類も襲うことがあるため、害獣として扱われることもあります。

 

平均寿命は10年ですが、野生下ではけがや事故、感染症で2~3年と呼ばれています。

 

 

 

 

 

  第6感の感覚

 

 

キツネは、動物界の中では珍しく、地球の磁場を感じる器官があることが言われています。

 

雪のなかに埋まっているげっ歯類などの目視で確認できないものは、キツネの第6感とよばれる、磁気の方角を読み取り、

それを頼りに雪の中へダイブし、捕食します。

これは、北海道のキタキツネなどでよくみられる行動ですね。

 

磁場を感じ取れる動物は、他に鳥類、サメ、カメ、アリなど一部の動物にでしかない感覚なのですが、哺乳綱のなかでは

非常に珍しいです。

 

 

 

  エキノコックス包虫症

 

絵金コックス に対する画像結果エキノコックス に対する画像結果

1枚目:感染環

2枚目:エキノコックス包虫

 

キツネですが、人畜共通感染症である<エキノコックス>と呼ばれる包虫を保菌しているので有名です。

 

主にネズミなどのげっ歯類などに寄生していることが多く、細長い形の寄生虫です。

虫卵を大量に持っていて、体内で何万と爆発的に繁殖し、そのネズミをキツネが食べることによって感染が成立します。

 

野生のキツネの大半はこの寄生虫を体内に持っていることが多く、特に症状は示しませんが(不顕性感染)、などから排出されて、我々人間に何らかの形で体に入ると発熱や下痢、嘔吐などの重篤な症状がでてきます。

 

最近では、本州とのトンネル開通などによってホンドギツネへの感染も確認されています。

したがって、野生のキツネに触れあいすることは、絶対にやめたほうがいいです。

 

 

  動物園

キツネは日本国内でも野生で生息していることが多いのですが、警戒心が強いので普段見かけることはできません。

動物園では展示している園も多く、アカギツネなどは、ほぼ全国の園で観察することができます。

 

〇ホッキョクギツネ

・旭山動物園、ノースサファリサッポロ、キタキツネ牧場(北海道)

・蔵王きつね村(宮城)

 

〇フェネック

・アクアマリンふくしま(福島)

・埼玉県こども動物自然公園(埼玉)

・井の頭自然文化園(東京)

・伊豆シャボテン動物公園

 

など。

 

 

 

特におすすめなのが、宮城県蔵王にある<蔵王きつね村>などはキツネを放し飼いにしているエリアがあり、

至近距離で観察することができます。

 

 

 

 

以上がキツネの記事でした。

このように、犬と似ている部分もあり、キツネ独特なものをもっている不思議な動物ですが、

我々日本人にもなじみの深い動物だと思います。

ぜひ、現地へ行って観察してみてください。

 

最後までご購読ありがとうございました。

 

 

 

  リンク


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