●ドールシープ
・クジラ偶蹄目ウシ科
アメリカ北西部アラスカ州、カナダ北部ブリティッシュコロンビア州の高山地帯に生息している動物です。
毛並みは白く、大きな巻き角が特徴的で、
メスへのアピールやオスとの喧嘩などに使われます。
展示場<山羊の岩場>の全体図です。
高い崖に囲まれた山を再現するため、地形を高く盛り上げ、大きな石を大量に埋め込みました。
ものすごい量なので、配置に時間をかけました。
●音の大きさは1キロメートル?
オスが持つ大きな角は、オスとの喧嘩で使うことが多く、そのぶつかり合う角の音の範囲は1KMも及ぶらしいです。
上図:展示場のエントランス部分
まるで岩場の高山にいるかのように、すぐ後ろのほうには、険しい岩山の存在を感じ取ることができます。
下図は、飼育員小屋になります。
●食べ分け
餌を求め、10マイルも移動をし、夏は草原の草、冬場は雪に埋もれているコケなどを食べます。
お客さんから見たドールシープ。
当園全体図です。
次回は、新たな草食動物の展示場を作っていくのですが、それに引き続き、肉食動物の展示場も
作っていきますのでよろしくお願いします。
絶滅危惧ではありませんが、ドールシープの大きな巻き角は、高価で取引されることもあるため、狩猟対象として
狙われる可能性があります。
そのため現在は保護区に指定して管理を図るなどの対策が講じられています。
現在は日本の動物園では見ることができませんが、海外の一部の動物園で見ることができます。
アラフェネさん(@hiroichgo123)さん / Twitter