●ホッキョクグマ
哺乳綱食肉目クマ科
・絶滅危惧 ワシントン付属書2類
主な生息地は、アメリカ北部、ユーラシア北部、北極圏に生息しています。
ついに、長期にわたる展示場の工事が完了し、<ホッキョクグマ>の展示場が完成しました!
テーマは<光さす氷洞窟>をイメージし、作っていきました。
ホッキョクグマの展示スペースは、役4000㎡、水域面積2000㎡と広大なスペースを取らなければならないので、
過去作史上、地形の微調整に大幅な時間を費やしました。
●万能な体毛
ホッキョクグマの体毛は、透明で空洞になっており、光が透過しやすいので、真っ白に見えますが、
実際の根毛は黒茶色だそうです。
光の透過性と密体毛のおかげで、極寒の環境下で体温を長い時間保持する機能を持っています。
展示場エントランスです。
<ホッキョクオオカミの村>を抜けた後に、巨大な氷の洞窟が、お客様を中へと迎え入れます。
●ヒグマと近縁?
分類上、ヒグマと近縁で交雑種をつくれるという研究結果があるそうです。
ハードシェルターとして、洞窟を設けました。
洞窟らしさを表現するために、岩の微調整にかなり時間をかけました。
氷の海を表現するため、雪の石をたくさん設けました。
洞窟内部です。
ホッキョクグマの泳いでいる姿も見られるようにし、展示場の全体を壁の隙間から、観察できるようにしました。
けものフレンズ3の動物図鑑も設けました。
洞窟を抜けた先に、森のレストランがあるのですが、これも大成功です。
たくさんのお客様が来店してくれています。
しかし、みんなこんな季節にアイスクリームを食べている人が多いですね!w
動物さんも展示場をとても気に入ってくれて、今回の展示場も大成功です!
ホッキョクグマは、地球温暖化の影響で生息域の氷海が溶け出していて、ゆくゆくは、主食であるアザラシを
狩ることができなくなります。
それにより、食料の安定を求め、子熊を襲ったり、ヒグマの生息域や人里への南下などが懸念されています。
国内繁殖が成功しているのもあり、日本の動物園では、八木山動物園<フジサキの森>、札幌市円山動物園、大阪市天王寺動物園など各動物園で見ることができます。
また、北極圏の動物での取引が年々厳しくなっている傾向があり、見れなくなる可能性も否定できません。
一度見に訪れてはいかがでしょうか?
(2) アラフェネさん(@hiroichgo123)さん / Twitter
●ホッキョクグマの様子