町の環境会議に数回参加した。
環境会議というから、もっと本当に環境のことを考えた会議だと思っていたけれど、中身は、どうやったら太陽光発電を普及させられるか?という会議だったと思う。
今の日本は、エネルギーを石油&原子力に依存している。それらのエネルギーをクリーンエネルギーに変えていくということは必要だと思うけれど、その前に、今の電気がある当たり前の現状それは、当り前ではないということに気づいてもらうことが、大切だと思う。
石油で戦争をしている国がいること。原子力は、廃棄物が出て、どうやって処理したらよいかわからないから、地方に埋めている現状などなど。
主婦の目線から見れば、身近なところで、できるところはたくさんあると思う。
?地産地消
石油燃料を使って、石油由来の防腐剤をかぶりはるばる日本までやってくる海外の農産物達。エコバックだけではない、それよりもっと輸送に石油を使っている!ここを言わなきゃダメでしょ。
?自然栽培
自然栽培(無農薬・無肥料)があるということ。それは、栄養価が慣行野菜に比べて抗酸化力や栄養価が高い。農薬や化学肥料を使わないと農作物はできないと思わされているけれど、生きた土にすれば、元気な野菜ができるということ。虫は、施された肥料によってくるというから、その肥毒を抜いてあげないといけないのだとか。農薬は、土壌にしみ込み川や海に流れ、環境破壊につながり、また私達に帰ってくる。科学肥料も、温暖化に一役買っている。”一酸化窒素”。窒素肥料の多くは、土壌から、ガス化して大気に流れ込みCO2を増大させる。
?動物性食品
家畜の食べ物。1頭育てるのに大量の飼料や水が必要。地球上に世界の人口の3倍もいる家畜から放出される大量のメタンガス。二酸化炭素の24倍も強力な温暖化ガス。今の家畜のほとんどは、工業製肉といっていいほど、家畜本来の姿で飼育されていない現状。現状を知りたい方は、いのちの食べ方というDVDが出ております。週数回”肉なしデー”を設けることは、健康にも良い。
?合成洗剤
メーカーは環境にやさしいというキャッチフレーズで、宣伝していますが、なんてことない!合成洗剤は、完全に分解されるまで、10年かかると言われています。
?ゴミの焼却問題
草木や紙くずなどでも低温で燃やすと、ダイオキシンが発生するということ。プラスチック類で塩素を含むものになれば、「環ホルモン」を排出するといいます。野焼きや家庭ゴミを燃やされていると、もっと規制をしてほしいと思います。
水・空気・大地どうやって直して良いかわからないものをこれ以上壊さないことが私達に求められていると思います。2月19日に、未来館で、”未来の食卓”のイベントをします。食育がメインテーマですが、農薬の恐ろしさも映像に映し出されています。映画上映後、無農薬野菜・無農薬のお米など、心ある生産者の方々に参加していただきます。無農薬って高いというイメージがありますが、野菜本来のおいしさや、食べ物で体がつくられるということ感じ取っていただければなぁ~と思います。